姫路科学館>科学の話題>昆虫マンガ「カブちゃん」>第26話

姫路科学館・昆虫マンガ「カブちゃん」第26話

カブちゃんは、「姫路科学館だより」に掲載されている4コマ漫画です。

第26話~カブちゃん 台風がやってきた!の巻~

カブちゃん 台風がやってきた!

バッタ博士のミニ知識【どうしてカブちゃん家は急に静かになったのか?】

 台風とは、太平洋の北西部で発生する熱帯低気圧で、最大風速(10分間平均)が秒速17.2メートル以上のものをいいます。
 台風の風は、台風の中心に向かって時計と反対回りに渦(うず)を巻きながら吹き込んでいます。だから、台風の進路に対して右側の方が風が強いのですよ。
 また、台風の中心で雨風が止むのは、風が渦を巻くように激しく回っているので、遠心力(円の中から遠ざかろうとする力)が働き、風が台風の中心に近づけなくなるからです。
 風は中心のまわりで渦のまま上昇して雲の壁を作るので、中心には雲がない「目」ができるのです。