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姫路科学館・昆虫マンガ「カブちゃん」第81話

カブちゃんは、「姫路科学館だより」に掲載されている4コマ漫画です。

第81話~雨の日はつまらない!?の巻~

雨の日はつまらない!?の巻

バッタ博士のミニ知識【雨の日の動植物】

 雨は「水の惑星」地球の水が循環する現象の一つです。水蒸気になって大気中に蒸発した水は、露点温度以下になると水滴になり、雨粒になって落ちてきます。そうした水の循環の中に生き、自らの大半も水で成り立っている生物は、雨の日にはどのような過ごし方をしているのでしょうか?
 植物の中には、その花をしぼませたり、その葉や実を閉じたりするものがあります。動物の中には、雨宿りしてじっとしている者、巣にこもる者もあれば、雨の中で活動的になる者もあり、その過ごし方ば様々です。
 生命を維持するのに欠かせない水は、その一方で生命を奪うこともあります。地球に生きる全ての生命は、この水との付き合い方を心得ています。もちろん自然の力は大きく、そうした生命の水対策を超えてしまうときもありますが、様々な自然災害を乗り越えて命のリレーが続けられてきました。
 雨の日には、そうした様々な生き物の、雨対策を観察してみてはいかがでしょうか?