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春の花と宿坊体験 花で彩られた春たけなわの城下町。天守閣と華やかに共演する桜はもちろんのこと三の丸の千姫ぼたん園では大輪のボタンの花が見頃に。お隣の姫路城西御屋敷跡庭園 好古園ではシャクナゲ、ハナショウブなどが次々と開花します。仏舎利塔とツツジが調和する名古山へ足をのばしたり重要文化財に新緑が映える書写山でのんびりしたり…。春に行きたいお薦めの場所をご紹介します。 好古園のハナショウブ 名古山のツツジ 千姫ぼたん園のボタン 姫路城の桜 広報推進員 私が体験しました

 春は花の季節。桜にはじまりボタン、ツツジ、ショウブが次々と花開き、心が浮き立ちます。姫路城は花見客で大にぎわい。約1000本の桜とお城が描き出す絶景はこの時期ならでは。恒例の観桜会では百面琴や和太鼓の演奏が繰り広げられるほか、お茶席や地酒、お花見菓子、姫路おでんなどの販売ブースも設けられ、花見を盛り上げます。
 4月から5月にかけては、本多忠政の居館があった三の丸の高台でボタンが見頃に。忠政の嫡男 忠刻の妻・千姫にちなんで名付けられた千姫ぼたん園で、1万4000㎡の敷地に赤やピンク、紫の花が咲き誇ります。2017年は忠刻と千姫が姫路城に入城してから400年となる記念の年。波瀾万丈の人生を送った千姫に思いをはせながら、美しいボタンをご観賞ください。
 さて、姫路城を訪れた後は、シャクナゲ、ハナショウブなどが咲く日本庭園を鑑賞できる好古園、ツツジの名所として知られる名古山へ出かけてみませんか。
 墓地公園である名古山霊苑のランドマークは、インドの故ネール首相から贈られた仏舎利を納めた仏舎利塔。高さ約37m、インドの古い様式と日本の伝統的な建築の知恵が取り入れられた美しい建物で、一歩中に入ると、その荘厳さに圧倒されます。高い天井ドームには蓮(はす)の花と鳳凰(ほうおう)の舞姿が掲げられ、釈迦(しゃか)三尊像と十大弟子立像が壁の中程にぐるりと巡らされています。仏陀の一代記を記すモザイクの壁画も安置されており、仏教の世界を立体的に表した大曼荼羅(まんだら)の殿堂ともいうべき建物となっています。
 仏舎利塔西北に位置する石仏堂や姫路城十景の一つに数えられる展望広場からの眺めなど見どころもたくさん。ぜひ、お立ち寄りください。

花と新緑の美しい季節に見る インドと日本の建築美 天井には蓮の花と鳳凰のモチーフ 中に入ると荘厳な雰囲気 ツツジの花と仏舎利塔 エキゾチックな仏舎利塔の前で
夜桜と姫路城

姫路城

3月にリの一、リの二渡櫓の修理を終え、完全リニューアルを果たす姫路城。4月上旬には姫路城観桜会、姫路城夜桜会も開催。 開城時間/午前9時~午後4時(閉門は午後5時)※4月27日~8月31日は午後5時まで。閉門は午後6時入城料/大人1,000円、小学~高校生300円問い合わせ/姫路城管理事務所 電話/079-285-1146

好古園の桜

姫路城西御屋敷跡庭園 好古園

4月7日(金)~9日(日)に夜桜会を開催。夜間開園し、園内をライトアップします。 開園時間/午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)入園料/大人300円、小学~高校生150円問い合わせ/姫路城西御屋敷跡庭園 好古園 電話/079-289-4120

名古山霊苑 仏舎利塔の写真

名古山霊苑 仏舎利塔

開館時間/午前8時40分~午後4時30分料金/大人(13歳以上)200円、5歳~12歳100円問い合わせ/名古山霊苑管理事務所 電話/079-297-5030

静かな山の中で、自分を取り戻す時間を 常行堂で座禅体験 ロープウェイで山頂へ 宿泊する塔頭 妙光院 落ち着いた和の空間 精進料理をいただきます 食堂で写経体験を

 名古山で心穏やかな時間を過ごした後は、書写山へ。性空上人が平安時代に開き、西の比叡山とも称される書写山円教寺は、国の史跡にも指定された名所。標高370mの山頂に広がる広い境内には、清水寺と同じ舞台づくりの摩尼殿や弁慶の学問所と呼ばれる護法堂拝殿、三つの堂(大講堂・食堂(じきどう)・常行堂)など国や県の重要文化財に指定された建物が数多く残ります。今回泊まったのは塔頭 妙光院。円教寺会館の南側に位置し、摩尼殿や三つの堂までは少し離れた静かな場所にあります。原則は一組だけの宿泊となるぜいたくなシステムで、広々とした和室や縁側、塀に囲まれた庭を独り占め。トイレやお風呂も完備され、快適に一夜を過ごすことができます。
 お楽しみの一つは精進料理。今日の夕食は煮物、よもぎ麩(ふ)、ごま豆腐、ひろうす、野菜のてんぷらなど。山芋と海苔(のり)でつくる“うなぎもどき”はゴボウを骨に見立てるほどの凝りよう。一見、牛肉?と思わせるのは生麩のしぐれ煮と一つ一つに驚きが。美容に良さそうなのもうれしいですね。
 修行体験をしたいなら、朝は6時半から摩尼殿でおつとめを。また、事前にお願いしておけば、部屋で講話を受けることもできます。食堂での写経は随時体験が可能。山の風を感じながら写経をしていると、日常の忙しさから解き放たれていくような心地よさを感じます。また、予約をしておけば常行堂での座禅も体験できます。教えていただいた坐法(ざほう)で座り、自分の呼吸を数えながら40分ほど。この場所にいることにだけ集中すると、心が穏やかになります。
 書写山は基本的に車での入山ができないため、ロープウェイが止まると、人や車の往来がなくなります。静かで深い夜の訪れは、日中観光するだけでは分からない書写山の魅力を垣間見せてくれるでしょう。
 リフレッシュした次の日は、書写山のふもとにある姫路市書写の里・美術工芸館へ。城下町として栄えた姫路では、東山焼や明珍火箸などの工芸品や張り子、こまなどの玩具が数多く生まれました。これらの伝統的な工芸品の収集や研究、継承のために設立されたのが書写の里・美術工芸館です。銀色の屋根や朱色の柱が印象的な建物に入ると、まず東大寺の別当を務めた清水公照が制作した約300体の泥仏が目に入ります。日本各地の窯元を巡り、その土地の土で成形し、釉(ゆう)薬や焼成は窯元にお願いしたという作品群は、一つ一つの作品の魅力はもちろんのこと日本各地の焼き物の世界も楽しむことができる貴重なものです。
 そして、ここに来たら、ぜひ挑戦したいのが姫路はりこの絵付け。職人が作ったおかめ、ひょっとこ、うさぎ、きつねなど伝統的なはりこから好きなものを選び、色を混ぜ、模様を付けて、仕上げていきます。色を付けるのに30分、ドライヤーで乾かせばそのまま持ち帰れます。家族でチャレンジすれば、いい思い出ができそうです。週末には姫路はりこ、姫路こま、姫山人形の職人が制作実演をしているので、こちらもぜひご覧ください。

>書写山円教寺の写真

書写山円教寺

入山時間/午前8時30分~午後5時志納金/500円問い合わせ/書写山円教寺 電話/079-266-3327

姫路市書写の里・美術工芸館

4月15日(土)〜5月28日(日)は特別展「型染と型紙―播州三木の型紙とその周辺」を開催。染色技法の一つである型染め作品と型紙などを展示します。 開館時間/午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)休館日/月曜日(5月1日(月)は開館)料金/一般300円、高校・大学生200円、小学・中学生50円問い合わせ/書写の里・美術工芸館 電話/079-267-0301

三都模様「型染と型紙」より
はりこの絵付けに挑戦 姫路市書写の里・美術工芸館 清水公照が制作した約300体の泥仏 完成した姫路はりこのお面
広報推進員

推進員の
コメント

静かな山の中で、精進料理をいただき、座禅や写経などを体験することで、心が洗われるぜいたくな時間を過ごすことができました。姫路市が誇る伝統工芸姫路はりこの絵付け体験では、世界に一つだけの作品を作ることができますよ。春の季節に、森閑な時間が流れる書写山で自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

広報推進員 三浦 千佳
今季号の表紙
お城からの手紙 67号の表紙

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