星の子館では昼間にできる天文関係の工作として、ペーパークラフトの「惑星儀」シリーズを続けてきました。ちょっと手間がかかるのですが「惑星をお持ち帰り」できる楽しいイベントです。
型紙がダウンロードできるものは、印刷して10cmの球(発泡スチロール製が手に入りやすいです)に貼り付けて、お家に太陽系を作ってみてください。
いよいよ3月がラストチャンス!!
水星儀以外は、イベントに参加+ホームページからダウンロードでコンプリート!!
もし来年3月に「全部作ったよ!」という方がいたら、何か「シークレットアイテム」を出さないとかなぁ…
大人の方でしたら、小学校の図工の時間などに「地球儀」の工作をされた経験があるでしょうか?
星の子館の惑星儀シリーズは、それぞれの惑星の地図から作った笹の葉のような形の20枚の紙を、芯になる球にていねいに張り付けると完成します。
純粋に紙だけで作る「ペーパークラフト」とはちょっと違うかもしれませんが、ちゃんと丸くなるのでご容赦を。
用意する物
星の子館のイベントでは、直径10cmの発泡スチロール製の物を使っています。入手先としては
などに行くと1個150円くらいで買えます。大量に入手する場合は、学校向けの教材屋さんにお願いする手もあります。また、100円ショップの地球儀やおもちゃのボールに直径10cmの物があればそれでもOKです。
また、発泡スチロール球の大きさにはバラつきがあります(直径で1mm程度ですが、円周だと3mmほどになります)。大きめの物だと型紙がつながらない場合があるので、貼る前に確かめてみてください。
ここに掲載したペーパークラフトは、たくさんの方に楽しんでいただきたいのですが、いくつかお願いがあります。
型紙:(この工作は、ぜひ星の子館のイベントで作ってください!!)
原画:水星探査機メッセンジャーが撮影した水星表面(NASAほか)
初代のものは、1970年代のマリナー10号のデーターを使ったので半分しか地図がありませんでしたが、2010年に水星探査機「メッセンジャー」が撮影した画像をもとに、新しく第2版を作りました。
まだ観測されていない場所もあるのですが、一応水星全体の様子がわかります。
型紙ダウンロード(3.3MB) A4用紙2枚に印刷
原画:金星探査機「マゼラン」と「パイオニアヴィーナス」のレーダー画像に、着陸船「ベネラ」が撮影した金星表面の色を着色(NASA/JPL)
金星はいつも厚い雲におおわれているので、表面の様子はレーダーを使って高さとデコボコの度合いを調べることしかできません。旧ソ連の探査機が金星表面に着陸してカラー画像を送ってきましたが、表面の温度が500度もあるので、わずかな情報しかありません。
型紙:(この工作は、ぜひ星の子館のイベントで作ってください!!)
原画:1983年10月に撮影された気象衛星の画像を合成した地図"Cloud Motion Earth Map(October 1983)" NASA/GSFC
NASAのサイトを探しに探して、宇宙から見た地球に近い様に雲が写ったものを作りました。
型紙ダウンロード(低解像度版・830KB) A4用紙2枚に印刷
原画:1976年に火星に到着したバイキング探査機が撮影した火星の地図を着色(NASA/JPL)
星の子館で一番最初に作られた惑星儀で、初代は手書きの地図でした。
火星は、これまで一番探査機が訪れた惑星で、地球と同じくらいの精度で地図が作られています。
星の子館の火星儀では細かさはあまり追求しないで、古い画像ですが全体の模様がよくわかるバイキングのものを使っています。
型紙ダウンロード(400KB) A4用紙2枚に印刷
原画:土星探査機「カッシーニ」と惑星探査機「ボイジャー」の画像を合成して制作
カッシーニの地図を元にボイジャーの地図で極付近を補ったオリジナル木星です。
木星の模様は雲の模様なので細かい部分は撮影した時期によってちがいますが、全体の雰囲気は同じなので写りがよさそうなものを合成しました。
2010年には、限定で「縞一本版木星儀」も作って頂きました。
型紙ダウンロード(7.6MB) A4用紙6枚に印刷+爪楊枝4本
(+あれば、A3相当の厚紙)
原画:土星探査機カッシーニの画像を元に制作
2005年に土星探査機カッシーニが撮影した画像を参考に、オリジナルで作った2代目のものです。模様がすっと細かくなりました。
初代は、当時土星全体の地図がなかったので、ハッブル宇宙望遠鏡の撮影した画像を参考にオリジナルで作りました。
型紙ダウンロード(7MB) A4用紙2枚に印刷
原画:ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像を元に作成(NASA/ESA/SETI)
2010年に原図から作り直した第2版です。
2005年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した天王星の写真を元に合成しました。
初版は1986年にボイジャー2号が撮影した画像を使っていたのですが、あまりに模様らしい模様がないので、ちょっとでも模様がある画像で作り直しました。でもやっぱり、出来上がりは青緑色の球ですが…
天王星はほかの惑星と違って、自転の軸がほぼ横倒しなので、飾る時も写真のように横向き?においてください(笑)
型紙ダウンロード(7MB) A4用紙2枚に印刷
原画:惑星探査機「ボイジャー」が撮影した画像(NASA/JPL)
2010年に原図から作り直した第2版です。
1986年に撮影された、ボイジャー2号の画像を使っています。あまり模様らしい模様がないのでほとんど青色の球ですが、わずかに黒い目玉のような模様(大黒斑)が見えます。
天王星も同じですが、組み立てる時に目印になる模様が少ないので注意してください。
型紙:(この工作は、ぜひ星の子館のイベントで作ってください!!)
原画:ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された冥王星表面の明るさの分布"Map of Pluto's Surface" STScl
2006年から「惑星」ではなくなってしまいましたが、最初のイベントのときはまだ惑星だったので、一応「惑星儀」の仲間です。
冥王星には、2015年到着予定で「ニューホライゾンズ」という探査機が向かっているので、それまでは明るさの違いの地図だけです。
型紙:(この工作は、ぜひ星の子館のイベントで作ってください!!)
原画:クレメンタインが撮影した画像(NASA)
2004年から2005年にかけて、星の子館の惑星儀を全部作るイベントに参加して、9つすべてを集めた人向けに作った番外編です。現在は時々イベントで作ることができます。
いつか日本の探査機「かぐや」の画像で作り直したいと思っています。
他にも試作で、木星や火星の衛星なども作ったのですが、また何かの機会に…