テーマ
松江城天守−その特徴と姫路城大天守との類似性−
内容
松江城天守は、「近年、再発見された祈祷札から慶長16年の完成が明らかとなり、通し柱による構法や金物を多用した包板の技法などから、近世城郭最盛期を代表する遺構として極めて価値が高い。」として平成17年に国宝に指定されましたが、創建以来、幾多の修理が繰り返されて今に至っています。記録によると、元文頃に大がかりな修理が行われていて、修理前(創建時)の天守には千鳥破風があったとも考えられ、姫路城大天守を範とした可能性も推察できそうです。 そこで、はじめに松江城天守が国宝にしていされたこと、松江城の特徴、修理の経緯、創建当時には今とは異なる形態であった可能性もあること、昭和の修理に際しても千鳥破風を復原しようと試みられたことなどを話し、姫路城大天守との類似性(二本の太い柱の存在、但し松江城天守は地?1階と2階分の通し柱)などを紹介しようと思います。
講師
和田嘉宥 <わだよしひろ> (米子工業高等専門学校名誉教授)
【専門】
日本建築史
【経歴等】
1945年生まれ。1970年京都工芸繊維大学卒、1994年より米子工業高等専門学校教授、現在名誉教授。
著書に、『松江藩御作事所と御大工に関する研究』(2001、私家版)、『伝利休茶室とその周辺』(2011、ハーベスト出版)、『国宝松江城 美しき天守』(2016、山陰中央新報社)、『松平不昧の茶室』(2017、松江ふるさと文庫)、『松江市史 別編1 松江城』(2018、松江市)など。

日時
平成30(2018)年10月20日(土) 13:30〜15:00
会場
日本城郭研究センター2階大会議室
JR姫路駅より神姫バス 医療センター経由の系統で「野里門」下車すぐ。あるいは、姫路城ループバスで「博物館前」下車、北へ徒歩3分
参加費等
無料
事前の申込は不要。当日時間までにお越しください。定員は180人。
お問合せ先
〒670-0012 姫路市本町68-258 日本城郭研究センター内
姫路市立城郭研究室
TEL 079-289-4877