夜に鳴く虫を観察しよう! ●平成23年8月20日(土)は、「夜に鳴く虫を観察しよう!」を実施しました。
日本では唱歌に歌われているように、古くから季節(秋)の風物詩として虫の音を楽しむ文化があります。しかし、秋に鳴くと思われがちな「鳴く虫」ですが、実は春頃から鳴き始め、夏から秋にかけて「鳴く虫」の最盛期になります。この「鳴く虫」を聞き分けることができると、虫の姿が見えない夜でも楽しくなりますね。
「夜に鳴く虫を観察しよう!」のイベントでは、今年も「タニチャン」こと、施設ボランティアの谷村さんを講師に迎え、代表的な夜に鳴く虫の生態と鳴き声を解説していただきました。
解説の後はセンター内を散策しながら実際に虫の鳴き声を聞き分けてもらいました。その後、センター脇の林道まで行きました。林道沿いの藪の中にいる「クツワムシ」が大合唱し、他の虫の鳴き声をかき消してしまっているみたいです。それでも講義を良く聞いていただいた参加者の中から、「鳴く虫」の種類を聞き分けのできる子供さんもいました。帰り際の林道では大合唱している「クツワムシ」の側から小さな光が「キラキラ」・・・この光の正体はいったい何でしょう?参加者の子供さんたちは虫の音を聞き分けるのも忘れて光の正体をあばくのに必死になりました。実はこの光の正体は、幼虫のうちにしか発光しない「クロマドボタル(幼虫)」でした。このように、昼間は鳥などの外敵から身を隠している虫たちも夜になると活発に活動し、「鳴く虫」たちは主に同じ種類のメスに求愛するために鳴いているのです。
今年の夏は節電対策で窓を開けて過される方が多いと思いますが、窓の外から聞こえてくる「鳴く虫」たちの音色を聞き分けられれば、しばし暑さも忘れますよ!
今年もタニチャンこと、施設ボランティアの谷村さんに講師をしていただきました。 プロジェクターを使用して子供さんにも分かりやすく解説していたきました。 センター内のあずま屋に腰を下ろし、虫の音を聞いてみます。 皆さん、目を閉じて聞いてみてください。 施設脇の林道で立ち止まり、虫の音を聞いてみます。 薮が深い場所には「クツワムシ」が大合唱しています。 あっ!何か光ってる!
(クロマドボタルの幼虫でした。)講義室に戻り、捕獲した「クツワムシ」と「クロマドボタル」を観察しました。 タニチャンにまとめをしていただきました。参加者の皆さんたちには最後まで熱心に講義を聞いていただきました。
●鳴き声を確認できた虫●
「エンマコオロギ」、「ハラオカメコオロギ」、「ツズレサセコオロギ」、「クツワムシ」、「ハヤシノウマオイ」
代表的な夜に鳴く虫
「エンマコオロギ(コロ、コロ、リリー)」、「ハラオカメコオロギ(リリリリ)」、「ツヅレサセコオロギ(リィ、リィ、)」、「スズムシ(リーン、リーン)」、「マツムシ(チンチロリン)」、「クツワムシ(ガシャ、ガシャ、ガシャ、)」、「ツユムシ(ジッジ、ジジジ)」、「カンタン(ルルルル)」、「ハタケノウマオイ(シッチョ、シッチョ)」、「カネタタキ(チン、チン、チン)」、「マダラスズ(ジーン、ジーン、)」
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