「田んぼの学校」脱穀

 

●平成231113日(日)は、脱穀を行いました。

 稲穂から「籾(もみ)」をはがすことを脱穀といいます。お米はかたいカラに包まれていますので、人間の手だけで「もみ」を取るのは大変です。現在、使用されているコンバインハーベスターという農機具は稲の刈り入れから脱穀・選別までを一度にできる便利なものですが、太古では稲を棒で叩いたり、足で踏んだりして稲穂から籾を取っていたそうです。
 足踏み式の脱穀機は明治時代に発明されて大正時代に普及し、昭和30年代頃まで使用されていたようですが、田んぼの学校で使用する脱穀機は昭和初期に製造されたものです。
 また、「唐箕(とうみ)」の歴史は古く江戸時代の中頃に中国から伝わったとされ、こちらの方も昭和30年代頃まで使用されていたようです。
 田んぼの学校「脱穀」では、近代農業では使用されなくなった「足踏み式脱穀機」や「唐箕」などの農具を使い、先人の知恵を学びながら脱穀作業を行います。

施設ボランティアの谷村さんから脱穀の方法を教わります。 倉庫から1年振りに「足踏み式脱穀機」と「唐箕(とうみ)」を出して設置します。
足踏み式脱穀機です。針金を丸くしたような歯が付いていて、ペダルを踏むと回転します。
(姫路市内の農機具会社製ですが、現在は廃業しています。)
籾と籾クズを選別する「唐箕」です。
左の木製の唐箕は昭和30年代頃まで使用されていました。

 

まず稲木から稲を運びます。 大人から子供まで全員で作業をします。

 

力持ちでしょ! 脱穀機の周囲には籾が飛ばないようムシロを被せます。
江戸時代中期から使用されていた「千歯こき」という脱穀機です。まず施設ボランティアの池松さんが脱穀の仕方を教えます。 千歯こきは1台しかないので順番に並んでもらいました。
足踏み式の脱穀機は2台あります。 子供さんの手が巻き込まれないように大人が補助します。
脱穀機から出てきた籾をふるいにかけてゴミだけを落とします。 脱穀機にかけれらた籾は唐箕に入れます。唐箕のハンドルを回して羽を回転させ、籾に混じったクズを吹き飛ばし、実が入った重い籾は下へ落ちる仕組みになっています。
籾と籾クズを選別します。 脱穀が終わった稲ワラが山のように積み上げられています。
作業が終われば全員で後片付けします。 今年収穫できた籾です
                     収穫したモミ袋の前でハイ・ポーズ!
籾蒔きから脱穀までお疲れ様でした。田んぼの学校の皆さんが良く頑張ったお陰で、今年は昨年より5割増し程多いお米を収穫することができました。次回12月4日はいよいよ田んぼの学校最後の収穫祭です。皆さんが作ったお米やお餅を食べるのが楽しみですね!!


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