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工芸館で受贈記念「青野武市のガラス工芸」展を開催します

資料提供日

平成28年9月9日(金)

 

お問い合わせ

担当課 書写の里・美術工芸館

担当者 増田、亀田

電話番号 079-267-0301

 

姫路市書写の里・美術工芸館では、平成28年9月29日(木)~10月16日(日)まで、姫路市出身のグラヴィール作家・青野武市の寄贈作品を一堂に紹介する受贈記念「青野武市のガラス工芸」展を開催します。
 

展覧会概要

  青野武市(1921-2011)は、姫路市に生まれ、姫路工業高校工芸図案科を卒業後、各務(かがみ)クリスタルに入社し、以後生涯をグラヴィール一筋に取り組み、数多くの作品を残しました。優れたデッサン力と造形、そしてガラスの表面に円盤状のグラインダーをあてて微妙な装飾を施すグラヴィールの卓越した技術で、ガラス工芸界に名を馳せました。


 今回、青野家ご遺族より姫路市へ作品が寄贈されことを記念して、それらの作品を一堂に紹介します。西洋の技術に和のデザインを融合させた青野武市作品をお楽しみください。

 

青野武市(あおのたけいち)プロフィール

青野武市01

 

 1921年(大正10年)  姫路市船津に生まれる
 1939年(昭和14年)  兵庫県立姫路工業高校工芸図案科卒業  各務クリスタルに入社
 1949年(昭和24年)  第5回日展初入選 以後16回入選
 1957年(昭和37年)  日ソ国交回復記念工芸展入選  ソビエト文化賞作品買上
 1976年(昭和51年)  第23回日本伝統工芸展初入選
 1980年(昭和55年)

 現代ガラスの美―ヨーロッパと日本―展に招待出品

第27回日本伝統工芸展入選  日本工芸会正会員認定 

 1982年(昭和57年)  第22回伝統工芸新作展 奨励賞受賞
 1985年(昭和60年)  京都野村美術館にて自選展  第25回伝統工芸新作展 日本工芸会東京支部賞受賞
 1986年(昭和61年)  現代名匠工芸展(ヤマトヤシキ百貨店)出品  第27回伝統工芸新作展鑑審査委員  同展出品作を宮内庁買上
 1987年(昭和62年)  ヤマトヤシキ百貨店画廊にて個展
 1990年(平成2年)  ’90現代ガラスの造形展招待出品(箱根彫刻の森美術館)
 1991年(平成3年)  第9回現代名匠工芸展(ヤマトヤシキ百貨店)出品
 1993年(平成5年)  第40回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞受賞
 1994年(平成6年)  第41回日本伝統工芸展実行委員、鑑審査委員
 1997年(平成9年)  東京国立近代美術館作品収蔵
 1999年(平成11年)  京都野村美術館にて「青野武市 千点達成記念展」
 2002年(平成12年)  薬師寺宝物館作品収蔵
 2003年(平成15年)  ガラスの茶道具展(黄金崎ガラスミュージアム)に出品
 2004年(平成16年)  姫路市書写の里・美術工芸館にて「青野武市のガラス芸術」展
 2005年(平成17年)  第27回姫路市芸術文化賞 芸術年度賞
 2011年(平成23年)  6月逝去(90歳)

 

展示内容

◆出展作品の点数

 29点(うち28点は今回姫路市に寄贈いただいたもの)
会期中、青野武市生前の制作風景ビデオをエンドレスで放映します。

  放映時間約10分。

 

◆グラヴィールとは

回転する金属製の円盤などでガラス表面を削り、文様を浮かび上がらせるガラスの加飾技法の一つ。直線的な幾何学文様が中心のカット(切子)とは異なり、濃淡や陰影を利用した絵画的な表現が可能である。

青野武市は、グラヴィール作家の第一人者。

 

◆作品の種類

 水指、花器、鉢、蓋物、段重

 

◆制作年

 1984年~2009年

 

◆その他

 青野武市生前に当館で「洋と和の融合を求めて60年 青野武市のガラス芸術」(2004年7月1日~8月29日)を開催。展示総数98点。

主な出品作品

青野武市02

◆「グラヴィール文平水指」10.0×21.0センチメートル 昭和59年(1984年) 

20代後半から連続で日展入選を果たし、オブジェ系の作品を作っていた作者は、徐々に機能性のある作品に力を入れるようになります。

昭和55年に権威ある日本工芸会の正会員に認定され、グラヴィール第一人者としての名を確立した頃の作品です。
クリアなガラス面と艶消しの磨りガラス面のコントラストも見どころです。

 

青野武市03 

◆「金赤被牡丹文蓋物(きんあかきせぼたんもんふたもの)」

11.0×16.0センチメートル 平成7年(1995年) 

グラヴィールは、作者が入社した各務クリスタルの創設者、各務鑛三(かがみこうぞう/1896-1985)がドイツで学んで日本に持ち帰り、国内で定着した技法です。無色透明のクリスタルガラスの素地の上に、発色材に純金を用いた赤色ガラスを被せて研磨すると、研ぎ加減によってやわらかなグラデーションの模様となります。
西洋の技術を用いて日本人の風土と感性に根ざしたテーマを表現するために、作者は植物を丁寧にスケッチしていました。

 

青野武市04

◆「紫被木蓮文水指(むらさききせもくれんもんみずさし)」
18.7×14.5センチメートル 平成19年(2007年)

 こちらは86歳の作品。紫ガラスを被せてデザインを転写、研磨剤とグラインダーを

駆使して粗ずりから仕上げ、艶出しを経て完成に至ります。
平成16年には、自身初の里帰り個展「青野武市のガラス芸術」展を書写の里・美術工芸館で開催しています。90歳で亡くなりましたが業界の発展と後進育成にも力を尽くし、姫路が誇るガラス工芸作家として知られています。

 

展覧会情報

展覧会名/受贈記念「青野武市のガラス工芸」展
会期/平成28年(2016年)9月29日(木)~10月16日(日)
場所/書写の里・美術工芸館 (企画展示室)
主催/姫路市書写の里・美術工芸館

開館時間/午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
休館日/月曜日(10月10日は開館)、10月11日(火)
入館料/一般300円、大学・高校生200円、中学・小学生50円 

20人以上の団体は2割引

姫路市書写の里・美術工芸館
〒671-2201 姫路市書写1223番地
電話.079-267-0301 ファクス.079-267-0304
http://www.city.himeji.lg.jp/kougei/
メール(代表) kougei@city.himeji.hyogo.jp

添付資料

 

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