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企画展「没後10年 川柳作家 時実新子展」を開催します。

資料提供日

平成29年8月29日(火曜日)

 

問い合わせ先

担当課 姫路文学館 学芸課
担当者 竹廣
電話番号 079-293-8228
 

姫路ゆかりの川柳作家時実新子の没後10年を記念して、特別展を開催します。 
 

開催概要

  1. 展覧会名  企画展「没後10年 川柳作家 時実新子展」
  2. 会期 平成29年(2017年)9月9日(土曜日)から10月15日(日曜日)まで
          休館日:毎週月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火曜日)、10月10日(火曜日)
  3. 会場 姫路文学館 企画展示室(北館中2階)
  4. 観覧料一般300円、大学・高校生200円、中学・小学生100円 (常設展観覧料)
           20名以上の団体は2割引
  5. 主催 姫路文学館
  6. 協力 時實隆史 吉備路文学館

 

開催趣旨

川柳作家・時実新子が世を去って10年。

戦後、わずか17歳で見合い結婚により岡山から姫路に嫁いだ新子は、商家の嫁として暮らすなかで、姫路の地で25歳の時、初めて川柳という文芸に出合いました。戦争に青春を奪われた挙句、十代で妻となり母となった彼女は、恋に恋し、人を愛し、人に愛されたいという抑えがたい思いを十七音字で表現し、瞬く間にその頭角を現しました。

その愛憎のあまりの激しさによって、時に「不貞川柳」と揶揄されるなど、彼女の川柳人生はその始まりから、毀誉褒貶とともにありました。しかし、それに臆することなく、34歳で第一句集『新子』を出版、さらに46歳で個人誌「川柳展望」を立ち上げるなど、果敢な挑戦を続け、58歳で出版された『有夫恋』の大ヒットにより川柳界を超えて多くのファンを獲得するに至りました。

本展では、約40年にわたって暮らした姫路での新子の孤独な闘いの日々にスポットを当てます。そして、そんな新子の人生に突然現れ、やがて共に歩む道を選んだ二人目の夫・編集者大野進とのドラマ、さらには良き母、やさしい祖母としての側面も映し出しながら、78年の命を燃やし尽くした人間新子の実像に迫ります。

 

展示構成

  1. 吉井川―巨(おお)きな力さま
     新子の故郷での原体験、記憶をたどる。
  2. 17歳の花嫁―異郷・姫路へ
     戦後の混乱のなか、見合い結婚で嫁いだ姫路。見知らぬ町、嫁家での抑圧された暮らし。
  3. 川柳の火―机の前のお母さん
     25歳で川柳と出合った新子。最初は、模範的な妻、母親の句を詠んでいたものの、次第に抑圧されていた思いを17音字に込めはじめる。誰よりも真摯に川柳に取り組んだ日々。
  4. 師・川上三太郎 新子の川柳
     川柳の大家・川上三太郎(1891-1968)は、新子の本質を見抜き、「新子の川柳」を作れと励まし、師弟関係がはじまる。
  5. 川柳の子ども 句集「新子」誕生
     出版を思い立ってわずか2か月で自費出版した第一句集『新子』は、話題となり、全国から多くの反響が寄せられた。またたく間に売り切れ、「幻の本」となった。
  6. 毀誉褒貶―伝統と革新のはざまで
     「不貞川柳」などと揶揄されるなか、伝統派と革新派の両方に身をおきながら、川柳の可能性を模索した日々。
  7. 「展望」の船出
     46歳にして、個人誌として「川柳展望」を創刊。全国から100人近い仲間が集まった。
  8. 運命の出会い―編集者・大野進
       句集『新子』を読み、新子に会いに来た編集者・大野進。大野の出版社から、多くの新子の著作が世に送り出され、それが『有夫恋』出版へとつながった。
  9. 「有夫恋」の反響
      58歳で出版した『有夫恋』は注目を集め、大ブームを巻き起こし、川柳のすそ野を大きく広げ、新子は一躍注目を集めた。
  10. 「川柳大学」創刊
     67歳にして再び川柳誌を創刊。

◆《鍵町40番地》 
  かつて姫路市鍵町にあった「まるとや」という文具店が新子の住まいだった。当時の鍵町の様子を絵画や写真、地図で紹介。さらに、51歳の新子が姫路の地で開いた初めての「川柳教室」の様子も紹介。
◆《母の顔》
 川柳に生きる一方で、母親として子供たちに注いだ愛情を残された手紙や写真で紹介。
◆《二人の時間》
 58歳で再婚した大野進との二人の日々。

 

展示の見どころ

川柳関係の資料

  • 26歳の時の神戸新聞川柳壇初投稿句の紹介(昭和30年4月20日付)
  • 「川柳ふあうすと姫路」に在籍していたころの新子について論じられた多数の記事
  • 句集『新子』初版本(昭和38年当時500冊しか作られなかった稀少本)
  • 昭和50年、個人誌「川柳展望」創刊にあたっての思いや不安を友人に宛てて綴った書簡(初公開)
  • 昭和55年、姫路で初めて持った川柳教室の句会記録や教室の写真(初公開)
  • 昭和56年、三條東洋樹賞を受賞した際の講演原稿
  • 自筆の色紙や短冊 

 

 新子が暮らした鍵町40番地(文具店「まるとや」)についての資料

  • 姫路市鍵町に立ち並ぶ商店などが描かれた乾太(いぬいたい)氏の版画《野里小学校周辺》
  • 「まるとや」店先や店内が映った写真
  • 昭和49年当時の鍵町界隈の地図
  • 新子が自宅の書斎の様子を描いたイラスト(初公開)

 

家族関係の資料

  • 娘と娘夫妻に宛てた書簡やお祝いのカード
  • 家族(夫、子ども、孫)との写真(初公開を含む)

 

大野進氏関係の資料

  • 大野進のために作った手製豆本句集『恋ごよみ』(昭和58年12月)
  • 夫の詩「妻をあいするうた」に感激して、秋田にいた夫に川柳7句を書き送ったファクシミリ(初公開)

 

その他華やかな愛用品など

   

 

展覧会冊子

内容 24ページ A4判 オールカラー

寄稿 天根夢草氏インタビュー(芳賀博子氏聞き書き) 出久根達郎氏、坪内稔典氏 

価格 600円(予定)

 

関連イベント   

展示解説会 

担当学芸員による解説会
日時 9月30日(土)午後1時30分~3時
会場 姫路文学館講堂(北館3階)

玉岡かおる講演会

交流の深かった作家玉岡かおるさんによる講演会

講師 玉岡かおる(作家)
演題 「モノ書く女・時実新子との時間」
日時 10月8日(日)午後1時30分~3時
会場 姫路文学館講堂(北館3階)

いずれも定員150人 当日先着順

 

時実新子略歴 

 昭和4年~平成19年/1929~2007
現・岡山市東区九蟠に生まれる。本名・恵美子(旧姓・森)。県立西大寺高等女学校卒業後、17歳で姫路市鍵町の文具店「まるとや」に嫁ぐ。25歳の時、神戸新聞川柳壇に投句を開始し、26歳で「川柳ふあうすとひめじ」に参加、雅号を「新子」とする。34歳で初の句集『新子』を自費出版し注目される。昭和50年、季刊誌「川柳展望」を創刊主宰となる。夫と死別後、58歳で編集者大野進(筆名:曽我六郎)と再婚、同年出版した『有夫恋』がベストセラーとなり、多くのファンを獲得する。平成8年、「時実新子の月刊川柳大学」を創刊、多くの若手作家を育成した。

〈代表句〉

  花火の群れの幾人が死を考える
  死顔の美しさなど何としょう
  箸重ねて洗う縁(えにし)をふと思う
  長い塀だな長い女の一生だな
  なわとびに入っておいで出てお行き
  君は日の子われは月の子顔上げよ
  妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ
  どうぞあなたも孤独であってほしい雨

  あとすこしなれば許されずに歩く

  うららかな死よその節はありがとう

 

添付資料 

PR:姫路市イメージキャラクター しろまるひめ

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