秋季特別展示

藍染に見る絵と文様

期間  平成21年10月31日(土)〜12月23日(水・祝)
会場  展示室B・C・企画展示室・一般展示室



筒描(つつがき)とは、筒に入れた糊を用いて布に絵や文様を描き、染め分けて仕上げていくものです。筒糊で描かれた部分は、染まらずに白く残り、筒描特有のデザインが浮かび上がります。江戸時代後期から明治期ごろを中心に全国へ広がりを見せた庶民の染物で、布団地や夜着、風呂敷、幕などに用いられました。
布地の多くは木綿で、藍染を主体とした紺地に染められることがほとんどでした。これは、木綿と藍が江戸後期以降、広く庶民層まで普及したことによります。布地に描かれる図柄は、松竹梅や鶴亀、鳳凰などの吉祥文様を中心に、藍染の紺地を生かした大胆かつ優れた構図で、親しみやすく、当時の人々の願いが色濃く映し出されたものとなっています。
この展覧会では、個人コレクションから約60点の筒描作品を紹介し、筒描によって染め上げられた絵や文様の魅力に迫ります。


展覧会チラシ(A4)のダウンロード(PDF形式 7076KB)

藍染_作品1

【布団地】一富士二鷹三茄子


藍染_作品2

【夜着】熨斗輪に片喰紋 竹に鶴


藍染_作品3

【布団地】南天に獏と熨斗


藍染_作品4

【布団地】流水に竹虎



【会期中のイベント】



(1)講演会「藍染の絵にこめられた愛と祈り―愛は藍より出でて世界をつつむ」
11月8日(日)  午後1時30分より


講師:遠谷茂氏(「絵画としての筒描」の著者)
会場:当館会議室
定員:40名
10/30(金)までに往復はがき又は応募専用サイトで申し込み、応募多数の時は抽選。
講演会は無料ですが、聴講には入館券が必要です。



(2)体験教室「筒描に挑戦!エコバッグを染めてみよう」
11月29日(日) 10:30〜15:00


綿製のエコバッグに筒糊で文様を描き、天然インド藍で染めて仕上げます。
講師:澤田善弘氏(「棉屋店主」)
会場:当館会議室、竹林工房
定員:20名
参加費:1000円
11/20(金)までに往復はがき又は応募専用サイトで申し込み、応募多数の時は抽選。



(3)作品解説会
12月13日(日)  午後1時30分より


講師:当館学芸員
会場:書写の里・美術工芸館展示室
事前申し込み不要、要入館券





姫路市書写の里・美術工芸館
〒671-2201 姫路市書写1223番地  [ 地図 ]
電話 079-267-0301 ファックス 079-267-0304

入館料
 一般 300円 大学・高校生 200円 中学・小学生 50円、20人以上の団体は2割引です。
休館日
 月曜日(休日を除く)、休日の翌日(土曜・日曜、休日を除く)
開館時間
 午前10時〜午後5時(入館は午後4時半まで)
交通
 姫路駅より神姫バス「書写ロープウェイ」行きで終点下車、徒歩3分


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