本文へ  Multilingual English |中文 |한국어 |Francais |Espanol |Portugues |Deutsch |Việt Nam

このページの本文へスキップ


特集

生きがいと魅力ある 住みよい都市 姫路の実現に向けて

平成30年度予算と主要事業

「活力と誇りを創(つく)る 姫路(まち)」「人とくらしを育(はぐく)む 姫路(まち)」「未来と夢を展(ひら)く 姫路(まち)」の三つの戦略テーマの下、「発展を支える都市基盤の整備」「強みを活(い)かした観光・産業の振興」「確かな成長を支える子育て・教育環境の充実」「安全・安心で快適に暮らせる生活基盤の構築」「感動を産み出すスポーツ・文化の振興」「人口減少社会でも輝くまちづくりの推進」の六つの重点施策に積極的に予算を配分。その概要と姫路市が取り組む主要事業を紹介します。

財政課・電話079-221-2812、企画政策推進室・電話079-221-2383

市議会定例会に提案した平成30年度予算は、全会計の総額が3,797億円になりました。内訳は下表の通りです。

各会計の予算額

金額 前年比
予算総額 3,797億円 3.8%減
一般会計 2,131億円 0.3%減
特別会計 1,111億円 10.5%減
企業会計 555億円 2.5%減

一般会計

歳入のうち市税収入は、固定資産税が家屋の評価替えに伴い減収となるものの、給与所得の増加による個人市民税の増収、企業収益が前年度を上回ることによる法人市民税の増収などにより、5年連続で増加しています。国・県支出金は、年々増加する社会保障関係経費や投資的経費など行政需要の変化に的確に対応しつつ、最大確保を目指します。地方消費税交付金は、景気や為替の影響と配分方法の見直しを反映して増加。地方交付税は、「合併算定替(がえ)」の段階的縮減等により減少しています。
歳出では、財政規律を順守した持続可能な財政を基礎とし、姫路市総合計画・第4次実施計画と姫路市行財政改革プランを踏まえ、行政課題に的確に対応。都市基盤整備、観光交流・産業振興、子育て支援・教育、生活基盤充実、スポーツ・文化振興、地方創生・広域連携を六つの重点分野とし、予算の重点化を図りました。

特別会計

卸売市場事業は、市場施設の移転に向けた取り組みを推進。国民健康保険事業については、平成30年4月からの広域化に的確に対応するとともに、国民健康保険財政安定化基金を設置します。介護保険事業、後期高齢者医療事業では、制度改正への的確な対応や保険料の確保に努めます。

企業会計

水道事業は、水道施設の整備や老朽管路の更新・耐震化に取り組むとともに、経営健全性の確保に努めます。下水道事業においても、老朽施設等の長寿命化や雨水貯留施設の整備などの浸水対策事業、コミュニティ・プラントや集落排水施設の公共下水道への統合事業を計画的に進め、経営健全性の確保に努めます。

一般会計の歳入予算

一般会計の歳入予算の円グラフ

注 ( )内は構成比

市税 958億円 45.0%
国庫支出金 350億5,838万円 16.5%
市債 264億3,220万円 12.4%
県支出金 122億2,378万円 5.7%
地方交付税 110億円 5.2%
地方消費税交付金 95億4,000万円 4.5%
諸収入 68億4,569万円 3.2%
使用料及(およ)び手数料 56億5,929万円 2.7%
その他 105億4,066万円 4.8%

一般会計の歳出予算

一般会計の歳出予算の円グラフ

注 ( )内は構成比

民生費 828億780万円 38.9%
土木費 299億2,917万円 14.0%
教育費 205億3,000万円 9.6%
公債費 202億8,711万円 9.5%
総務費 156億5,688万円 7.3%
衛生費 150億9,291万円 7.1%
諸支出金 119億2,838万円 5.6%
消防費 73億5,414万円 3.5%
商工費 55億2,656万円 2.6%
その他 39億8,705万円 1.9%

平成30年度予算の使い道は?

市民1人当たりで換算すると・・・395,738円

社会福祉、子育てや生活扶助などに(民生費)


153,778円

道路、公園、住宅の建設・管理などに(土木費)


55,580円

学校、幼稚園、社会教育などに(教育費)


38,125円

市債やその利子などの支払いに(公債費)


37,674円

市役所の管理運営、広報などに(総務費)


29,076円

その他(衛生費、諸支出金、消防費、商工費など)


81,505円


市の貯金や借金はどうなっているの?

姫路市の基金と市債

基金は特定の目的のために積み立て、必要なときに取り崩すお金のこと。また、市債は市の長期的な借入金のことです。家計で例えると、それぞれ貯金と借金に当たります。平成30年度予算の全会計の基金残高と市債残高は下表の通りです。

基金と市債(全会計)

注 平成30年度末見込み

金額(対前年度比) 市民1人当たり
基金 617億円(0.8%減) 114,626円
市債 3,478億円 (1.0%増) 645,840円

注 1人当たりの数値は、平成30年1月1日現在の住民基本台帳人口538,488人を基礎としています

平成30年度所信表明(要旨)

市政運営方針を述べる市長の写真 市政運営方針を述べる石見市長(平成30年2月22日)

私が、ふるさと姫路の市政を担当させていただいてから、15年がたとうとしています。この間、私は、「市民一人ひとりが主役の市政」を基本に、生きがいと魅力ある姫路のまちづくりに取り組んできました。今後も、姫路市の誇る「市民の力」が最大限に発揮され、市民の皆さんが、姫路市民であることに誇りを持ち、住んで良かったと思えるまちを目指し、市政運営に努めてまいります。
姫路市財政については、普通交付税の合併算定替の段階的縮減により一般財源が減少する中、今後も社会保障関係経費をはじめとする義務的経費の増加、大規模投資事業、公共施設やインフラの長寿命化対策などに伴う支出に適切に対応する必要があり、持続可能な財政基盤を堅持していくためにはさらに厳しい財政運営が求められています。予算編成に当たっては、限られた財源を効果的、効率的に活用するため、「活力と誇りを創る 姫路」「人とくらしを育む 姫路」「未来と夢を展く 姫路」の三つの戦略テーマの下、六つの重点施策に積極的に予算を配分することで、「幸せ 感動 夢あるまち」の実現に向け一層前進していくための予算としました。
現在、我が国は、人口減少と少子・高齢化が進み、既存の社会経済システムが大きく変わりつつあります。今後も姫路市が持続的に発展していくためには、産官学金労言といった分野、業種の垣根を越えて力を合わせ、未来を予測し、強い情熱をもって「ひめじ創生」を進めていかなければなりません。姫路市には、こうした困難な状況を乗り越えていく「総合力」があると考えています。
今後とも、現在・過去・未来の市民に責任を持てる「共生のまちづくり」を基本理念に、市民の皆さんの声にしっかりと耳を傾けながら、市政を担う者としての強い責任感と使命感の下、姫路市の未来を支える「総合力」をさらに高め、市民の皆さんがこれまで以上に夢や希望を持てる市政運営に全力で取り組んでまいります。

注 全文は、ホームページ「市長のページ」に掲載しています

平成30年度に取り組む主要事業

1 活力と誇りを創(つく)る 姫路(まち)

都市基盤の整備によって都市の魅力や利便性を向上させるとともに、観光・産業の振興によって交流人口の拡大や地域経済の活性化を図るため、次の二つの重点施策に取り組みます。

発展を支える都市基盤の整備

姫路駅周辺の整備

(仮称)文化コンベンションセンター整備イメージ図 文化コンベンションセンター整備イメージ

来街者の利便性や回遊性を高めるために、案内サイン等の設置を進めます。また、交流の拠点施設として、(仮称)文化コンベンションセンターの整備に取り組むとともに、新県立病院等の一体的な整備に向けて事業を推進するほか、南駅前広場の再整備を進めます。

中心市街地の環境の整備

大手前通りが、歩いて楽しい、にぎわいのある質の高い都市空間となるよう、十二所前線以北の再整備を進めます。また、大手前通りとみゆき通りにWi−Fiが使える場所を設置するほか、都心部の建物の高さ等のあり方について検討します。

計画的な市街地の形成

内環状東線の整備や荒川線の棚田踏切の立体交差化など、姫路市内7地区の土地区画整理事業を進め、良好な市街地の形成と快適な住環境の創出を図ります。

公共交通等の利便性の向上

サイクル&バスライド駐輪場の写真 サイクル&バスライド駐輪場の整備を推進

交通空白・不便地域でのデマンド型乗り合いタクシー(自宅や指定の場所から地域内の目的地まで、利用者の予約に応じて運行する公共交通サービス)の実証運行や山陽電鉄大塩駅のバリアフリー化に着手するなど、公共交通の利便性を向上させるほか、誰もが安心して快適に通行できるよう自転車の利用環境を整備します。

広域交通網の整備

ものづくり産業の国際競争力や防災・減災機能の強化、広域交流の促進など多くの効果が期待される播磨臨海地域道路網の早期実現に向け取り組みます。

強みを活(い)かした観光・産業の振興

魅力的な観光の推進

平成29年11月に開催した姫路城ファンタジーイルミネーションの写真 平成29年11月に開催した「姫路城ファンタジーイルミネーション 千姫−SENHIME−」

姫路城の夜間公開や、食や体験などの観光資源を活用した「姫路城プラスワン」作戦などによる滞在型観光、播磨圏域の豊かな食資源等を活用した広域観光を進めます。また、名古山霊苑でイベントを開催するほか、姫路城などを活用したMICE(マイス)(多くの集客交流が見込まれるビジネスイベント等)の誘致を図ります。さらに、昨年日本遺産に認定された「銀の馬車道 鉱石の道」の魅力を発信するなど、観光資源を充実させるとともに、効果的なプロモーションを行います。

中央卸売市場の移転再整備

市場移転予定地の土壌汚染対策を進めるとともに、新市場の実施設計や都市計画決定手続等を行います。また、移転に伴う周辺地域の交通量増加などに対応するため、アクセス道路や浜手緑地の整備を進めます。さらに、新市場を活用した輸出の促進について検討します。

農林水産業の活性化

農林水産振興ビジョンを改訂するとともに、各種直売イベントを開催し、地元農水産物の消費拡大を促進するほか、農作業を実践し、必要な知識、経営手法を学ぶための農園を林田地区に整備し、新規就農者の確保・育成を図ります。また、農業新技術等の調査・研究を行い、導入を推進します。

産業の振興とものづくり力の強化

平成31年度入港予定のダイヤモンド・プリンセスの写真 平成31年度入港予定のダイヤモンド・プリンセス

企業の新製品の開発や事業継承を支援するほか、インターンシップ事業や姫路市内企業への就職活動の支援などを行います。また、西日本初となる「ニッポン全国鍋グランプリ2019」の開催を支援するなど魅力ある地元産品のブランド力の強化に取り組みます。このほか、クルーズ船の誘致や姫路港周辺のPR動画の作成を通して、姫路港の振興を図ります。

2 人とくらしを育(はぐく)む 姫路(まち)

質の高い子育て支援や魅力ある教育を推進するとともに、高度化、多様化する医療や福祉へのニーズに的確に対応するため、また、災害から姫路市民の暮らしを守るため、次の二つの重点施策に取り組みます。

確かな成長を支える子育て・教育環境の充実

子ども・子育て支援体制の充実

私立保育所などの整備を支援するとともに、放課後児童クラブは、専用施設の整備や民間事業者の活用を進めます。また、医療機関併設型病児保育施設の開設支援や、子どもと家庭を総合的に支援する窓口の設置、所得の少ない子育て世帯に対する家賃助成などを行い、子どもが明るく健やかに育つ環境づくりに取り組みます。

教育体制の充実

白鷺小学校・中学校を、9年間一貫して教育する義務教育学校に移行するほか、コミュニティ・スクールでは、教職員・保護者・地域住民の協働による地域に根差した特色ある学校づくりを進めます。また、教育相談体制の充実や食育の推進を図り、子どもが安心して学べる教育環境づくりを進めます。

魅力ある教育の推進

学校図書館を利用した調べ学習の様子の写真 学校図書館を利用した調べ学習

学校図書館を充実させるとともに、伊勢自然の里・環境学習センターの利用を促進するなど「調べる力育成プロジェクト」を推進するほか、外国語活動を充実させることで、社会を生き抜く力の育成を図ります。

安全・安心で快適に暮らせる生活基盤の構築

地域医療の充実

ぼうぜ医院の移転再整備のイメージ図 ぼうぜ医院の移転再整備イメージ

臨床研修病院と連携し、医学生向けの就職説明会に参加するなど、医師の確保と定着に努めるほか、安定した周産期医療体制を構築するため、総合周産期母子医療センターへの支援を行います。また、消防機関と医療機関との連携強化や離島における医療体制の充実に努め、地域医療体制の強化に取り組みます。

地域包括ケアの推進

地域の医療・保健の専門職を活用し、高齢者の日常生活の自立、社会参加を支援するなど、地域支援事業の充実を図ります。また、介護職のための総合相談窓口に人材ナビゲーターを設置するなど、介護人材の確保・育成等に取り組みます。

地域福祉の向上

地域福祉の中核的拠点として、(仮称)総合福祉会館を整備します。また、自殺を防ぐため、精神保健的な視点だけでなく、社会・経済的な視点を含む総合的な取り組みを推進する自殺対策計画を策定します。

災害に備えた取り組みの推進

河川・排水路の改修工事等を行い、水害に強いまちづくりを推進します。また、土砂災害特別警戒区域内の住宅の移転支援や、より安全性の高い消防団員の活動服の配備など、防災対策を充実させ、市民の生命や財産を守る取り組みを進めます。

3 未来と夢を展(ひら)く 姫路(まち)

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、スポーツや文化の振興を通じて、姫路市の今後の発展につながる新たな魅力の創出を図るとともに、人口減少社会に対応し、誰もが活躍できるまちづくりを推進するため、次の二つの重点施策に取り組みます。

感動を産み出すスポーツ・文化の振興

東京オリンピック・パラリンピック姫路プロジェクトの推進

フランス柔道選手団の事前合宿の受け入れ準備や交流事業の検討、聖火リレーの誘致やオリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグツアーの誘致など、2020年に向けて、スポーツ、文化、観光などの分野を連動させた施策を展開し、新たな魅力の創出を図ります。

「スポーツ都市・ひめじ」の推進

オリンピック出場選手などトップアスリートによる交流事業を実施するほか、地元ゆかりのトップチームの練習環境の整備や大規模大会の誘致などに取り組み、スポーツ意識の醸成を図ります。

文化の振興と発信

ロの渡櫓の内部の写真 姫路城特別公開(小天守をつなぐロの渡櫓(わたりやぐら))

「音楽のまち・ひめじ」を推進するため、ル・ポン国際音楽祭や交響詩ひめじ合唱コンクールなど、多彩な音楽イベントを実施するとともに、姫路城世界遺産登録25周年を記念し、世界遺産サミットや全国将棋サミットを開催。また、姫路城の小天守群を特別公開するなど、姫路市の文化力向上と魅力発信に取り組みます。

スポーツ・文化拠点の再整備

手柄山中央公園の再整備イメージ図 手柄山中央公園の再整備イメージ

手柄山中央公園について、回転展望台の安全対策やスケートボードなどができるスポーツパークの整備など、具体的な再整備の検討を進めます。また、JR姫路・英賀保間新駅の設置に向けて取り組みます。

人口減少社会でも輝くまちづくりの推進

ひめじ創生の推進

インドネシアの舞踊の写真 インドネシアの舞踊(インドネシア共和国観光省提供)

播磨圏域の連携中枢都市として、連携市町と播磨圏域全体の活性化を図ります。民間企業などの知見・ノウハウを活用し、インドネシアとの交流の推進や播磨の地酒ブランドの品質向上などを図り、ひめじ創生を実現します。

生涯現役社会の実現

生涯現役で活動するシニア世代への支援と、生涯学習関連施設の整備を行い、生涯にわたり、生き生きと活動できる社会の実現を目指します。

市民活動の推進

公園を交流・にぎわいの場として、より積極的に活用するためのパークマネジメント・プランを策定します。また、緑化表彰や河川美化活動などにより、市民との協働による住みよいまちづくりに取り組みます。

地域の活性化に向けた取り組み

グリーンステーション鹿ケ壺と三ケ谷の滝の間に整備した森林遊歩道 グリーンステーション鹿ケ壺と三ケ谷の滝の間に整備した森林遊歩道

林業の魅力を発信する体験フェアの開催支援や地域資源のPR動画の作成に取り組むほか、地域おこし協力隊の活用や移住体験事業、がんばる地域応援事業を実施することで、多様な地域資源を生かした地域の活性化を図ります。

持続可能な上下水道の経営

新たな水道ビジョンの策定を進めるとともに、災害に強い水道づくりや経営の健全化に取り組みます。また、下水道についても、包括的民間委託の導入に向けた準備など経営の合理化を図り、経営健全化を推進します。

マイナンバー制度の普及と活用

行政機関間での情報連携やマイナポータルの機能拡充に対応するためのシステム整備・改修を進めるとともに、制度の普及・活用により、市民の利便性の向上と行政事務の効率化を図ります。

効率的で効果的な行政運営

職員の働き方改革として、テレワーク(パソコンやインターネットなどのICT(情報通信技術)を活用した、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方)やペーパーレス化に取り組みます。また、業務改革につながる庁内ビッグデータの利用を推進するため、個人情報の取り扱いルールを明確化し、行政情報分析基盤の構築を進めます。さらに、姫路市ホームページ等に人工知能を活用した対話型問い合わせ機能を導入し、サービスの向上を図ります。

公共施設等の長寿命化

公共施設等の改修工事や建築保全業務などを効率的・効果的に実施し、施設の予防保全と長寿命化を推進することで、利用者の安全性の確保と利便性の向上を図ります。

信頼される市役所づくり

職員倫理研修や職場巡視などを実施し、職員の不祥事撲滅に取り組みます。また、工事成績を活用した入札制度の整備を進め、建設工事等の入札・契約における公正な競争の促進に努めます。


ページトップへ戻る