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姫路市の進める小中一貫教育

姫路市の定義する小中一貫教育 

本市の定義する小中一貫教育は、次の三要素を満たした教育活動です。 

  1. 小中共通の教育目標(各校の定める学校教育目標ではない)の設定
  2. 9年間を見通した一貫した指導
  3. 小中教職員による協働実践 

 

取組の構想

姫路市教育振興基本計画(具体的政策1「魅力ある姫路の教育創造プログラム」に基づいた取組) 

小中一貫教育の基本構想は、子供たちを取り巻く生活環境の変化や、身体の発達の加速傾向などから生じる不要な段差による諸問題の解消を導入のきっかけとしました。

小中一貫教育は、目的ではなく教育の質の向上を図る手段の一つです。子供たちの「学力の向上」と「人間関係力の育成」を目指しています。

1. 小中共通の教育目標の設定

  キャリア教育の視点

   本市の小中一貫教育が目指しているものは、「学力の向上」と「人間関係力の育成」です。

  では、なぜ本市では「学力の向上」と「人間関係力の育成」を小中一貫教育の目標の中心に据えているのでしょうか。

 それは、一人一人の子供に、将来における社会的・職業的自立に向けた必要な能力や態度を身に付けさせたいからです。小中一貫教育が担う義務教育期間は、子供たちの人格形成に大きく影響を与える時期であり、その出口は、社会への入口でもあります。人は、他者や社会とのかかわりの中で様々な役割を担いながら生きています。

 そこで、子供たちが生涯を見据えて学ぶ意義や目的を見出し、夢や目標を持ち、具体の計画を立て、それに向かって進んでいく力を養うなどして、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していくための「学力」や「人間関係力」を培う必要があります。そのために、キャリア教育の視点を生かした教育活動が土台として必要になります。この考え方は、特別支援教育にも通じるものです。

2. 9年間を見通した一貫した指導 

  1. 地域資源の活用
      本市の進める小中一貫教育は、原則として中学校ブロックを単位としています。いわゆる地域を核とした取組です。山間部から島しょ部まで、また、市街地、工業地域、商業地域、山村地域等と、様々な地域でそれぞれの特色を生かした取組を進めています。
      地域には、保護者を含めた人材(ひと)、世界文化遺産姫路城をはじめとする史跡や地域特有の環境(もの)、そして、祭りなどの伝統行事や伝統文化(こと)が豊富にあり、これらが本市の強みとも言えます。ひと・もの・ことを子供たちの社会的・職業的自立に向けた教育活動に結びつける取組は、小中一貫教育で目指す「学力の向上」と「人間関係力の育成」の土台となるべき教育活動です。
  2. 小中一貫教育標準カリキュラムを活用した取組
     本市においては、6・3制の教育課程を編成しつつ、義務教育9年間を、前期4年、中期3年、後期2年に区分し、子供の発達段階を重視した上で、学習の系統性や連続性を保証する構造を構想しました。
    「姫路市小中一貫教育標準カリキュラム」は、ポイントとなる事項を整理してまとめ、小中学校の教職員の協働によって、適時性を踏まえた一貫性・連続性のある学習が構築されることを目的として作成しました。

  

3.  小中教職員による協働実践

  小中教職員の協働

 小中教職員の協働なくして、小中一貫教育は始まりません。小中一貫教育の推進にあたり、最初にぶつかる壁は、小学校と中学校の教職員の意識の差です。この壁は、それぞれの学校に通う児童生徒の発達段階の違いと、長い年月を経て培われてきた学校文化の違いなどによるものです。

  この溝を埋める方策として、各中学校ブロックでは、小中一貫教育推進委員会や下部組織の部会を設置するなどしています。そこで、目的を持った計画的、組織的、継続的な取組について協議し、実施しています。

  

目標と成果(指標)について

教育の効果は、すぐに現れるものではありません。また、様々な要因が複雑に作用しているために、数値だけでは測りにくいものでもあります。

しかし、小中一貫教育を実りあるものにするために、指標を定めて今後の検証材料の一つとします。

  

Q&A

姫路市の小中一貫教育についてのQ&Aです。下記の資料をご覧ください。

 

資料

姫路市が進める小中一貫教育(リーフレット) 

  

保護者・地域の方へ

【保護者の方へのお願い】

 家庭には、子供の教育について責任があります。家庭での生活は、学校、地域、そして社会へと繋がっていきます。子供たちの各成長段階における健全な心身の育成、集団や社会に適応する規範意識の醸成、進路選択の支援など、「適時性・連続性」を大切にした一貫した指導の継続が大切です。小中学校と連携し、子供たちの学びと育ちがつながっていくように、そして、さらに地域へと広がっていくように子供たちへの指導や見守りをお願いします。

 

【学校応援団の地域の方へのお願い】

 地域には、保護者を含めた人材(ひと)、世界文化遺産姫路城をはじめとする史跡や地域特有の環境(もの)、そして、祭りなどの伝統行事や伝統文化(こと)が豊富です。義務教育期間を中心とした成長の著しい時期に、子供たちが地域の中で多様な学びと交流による豊かな成長がかなえられるよう、中学校ブロック(中学校区)の応援団として参画をお願いします。

 子供たちは、将来における地域の担い手です。

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