全日本エコ川柳大賞

姫路市では、豊かな環境の保全と創造の大切さを広く訴えるとともに、市の環境に取り組む姿勢と熱意を全国にアピールするため,平成14年に「全日本エコ川柳大賞」を創設しました。
エコ川柳は日常生活の中で感じた環境にやさしい暮らしを自由な感性で表現するものです。
「エコ川柳」の創作をとおして、環境問題をより身近なこととしてとらえ、環境の大切さを再認識していただく機会となれば幸いです。

平成28年度 第十五回「全日本エコ川柳大賞」の受賞作品を発表します。

 大賞

 エコのわざ また編み出して 妻元気

 竹澤 聡

 神奈川県 横浜市

 【評】

 エコを「節約」などと堅苦しく考えず、あれこれアイデアを楽しみながら次々と実践してゆく妻。そんな陽気な妻のおかげで笑いが絶えることはない様子、家中を巻き込む明るさが見えてくるような愉快な一句。

 優秀作品賞

 住む人の エコのこころよ 水のいろ

 菊地 正男

 千葉県 いすみ市

 【評】

 そこに暮らしている人たちのエコに対する認識度によって、水の澄み具合も変わってくるそうな。先祖代々、守り抜かれてきた水と共に生活している豊かな村落が今も多くあると知る時、大いに共感出来る一句だ

 優秀作品賞

 まず節電 次は心の 充電だ

 関根 明彦

 東京都 練馬区

 【評】

 節電と充電、二つの言葉をリズム良く使用した巧みな一句。〈節電〉という日常に密着した行為と、〈心の充電〉なる目には見えにくい私的なもの、エコの心が精神性を高めてゆくのだろうか

 優秀作品賞

 「持てない」を 「持たない」に替え エコライフ

 玉野 ますみ

 兵庫県 高砂市

 【評】

 考え方の軸を他者に委ねるか、それとも自分が握るかによって、生き方すら変わってくるのも自然の流れ。「持たない」と替えることで取り戻されたのは選択肢の自由だろう。エコへの道も思いのまま、頼もしい一句

 

受賞作品一覧(PDF形式; 195KB)

応募状況 (PDF形式; 85KB)

 

選者

 プロフィール

 大西泰世(おおにしやすよ)氏

  • 姫路市出身の現代日本を代表する川柳作家の一人
  • 兵庫県立大学 非常勤講師
  • 姫路市人権啓発センター「人権啓発川柳」NHKラジオ「ぼやき川柳」、多可郡多可町「日本酒の川柳」、姫路菓子博2008「お菓子な川柳」、なんなんタウン商店街振興組合「大阪弁川柳」の選者を務める。
  • 句集 「椿事」、「世紀末の小町」、「こいびとになってくださいますか」、「大西泰世句集」

 

 

過去の受賞作品の紹介

 平成27年度 第十四回「全日本エコ川柳大賞」の受賞作品

 

大賞 「 花を買う エコの暮らしの 句読点 」  山元 洋子さん 奈良県奈良市  

【評】節約するばかりがエコじゃない、たまには花を買ったりして生活を潤いと癒やしで満たす。そんなメリハリを付けるからこそエコに対して新たな意欲も湧いてくる。〈句読点〉という言葉がよく効いている佳句。

 

優秀作品賞  「うちわ風 人にやさしく なれそうな 」  高橋 まりえさん 北海道函館市 

 【評】 省エネが叫ばれてから俄然クローズアップされてきた〈うちわ〉、人力で送り出すその風はやさしい。そんな優雅な風を受けていると、何だか人に対してもやさしく接することが出来そう。〈なれそうな〉の余韻がいい。 

 

優秀作品賞   「 深呼吸 一緒にしよう マイバッグ 」  さごじょうさん  愛知県清須市   

【評】買い物に持っていくマイバッグ、最近では随分と浸透してきたようだ。この一句はすっかり自分の生活に馴染んでいるマイバッグと共に、日々の充実した暮らしぶりが伺える。軽やかな素晴らしい作品。

 

優秀作品賞   「 分別を している小さな 手は未来 」  ももみかんさん  長野県諏訪市   

 【評】お母さんに教えられながら一緒にやっているのだろうか。まだ幼い子に分別されている物たち。リサイクルされるそれらは、巡り巡って将来に役立ってくれるだろう。〈小さな手〉はまさに未来の担い手だろう。

    

 

平成26年度 第十三回「全日本エコ川柳大賞」の受賞作品  

大賞 「徒歩でゆく 買い物今日は 持てる分」  成田 さなえさん 青森県南津軽郡

【評】マイカーなら重さなど気にせずあれこれ買ってしまいそうだが、徒歩で行けば自分の手で持って帰れるかどうかが大事。だとすれば買う量は自然と制限され、必要な物以外は買わずにすむ。これも立派なエコと言える。

 

優秀作品賞 「充分と 思えば足りる ことばかり」 花野 由佳さん 東京都日野市

【評】この一句は、エコを詠んでいるのはもちろんだが、生きていく上で何が本当に大切かということも考えさせてくれる巨きな意味を含んでいると思う。衣も食も住も、これ以上を望まなくても〈充分〉ではないだろうか。 

 

優秀作品賞 「朝顔の 色あざやかな エコの夏」 下垣 進さん 兵庫県三田市

【評】ベランダや窓辺に緑のカーテンとして植えられるゴーヤも朝顔もエコの代表選手。朝顔は、その鮮やかな色彩で夏の朝を楽しませてくれるのだ。爽やかな夏の、一日の始まりが見えてくるような一句。

 

優秀作品賞 「所有より シェアする気持ち まず一歩」 小笠原 健さん 愛知県みよし市

【評】最近では車など、個人がそれぞれ所有せずに必要な時にだけ借りる、そんな気運が高まってきているようだ。お互いにシェアすることで無駄な出費、無駄なエネルギー使用が抑えられる。合理的なのもエコだという一句。 

 

  

平成25年度 第十二回「全日本エコ川柳大賞」の受賞作品  

大賞 「水を打つ 今は小さな エコだけど」  門脇 かずおさん 鳥取県米子市

【評】暑い盛りに打ち水をすれば、ほんの少しヒンヤリとした風に包まれる。先人の知恵で目新しさは無くてもこれもささやかなエコ。こんな小さなことしか今はまだ出来ないけれど、あれこれと工夫して自分なりのエコライフを築いていきたい、そんな思いがあふれてくる一句。 

 

優秀作品賞 「もったいない 知って大人の 顔になり」 佐々木 民世さん 茨城県つくば市

【評】まだ小さなお子さんだろう、特に教えられたわけではなく、おばあちゃんやお母さんの暮らしぶり、話の端々から知った<もったいない>の意味。それが何なのかを理解したとたん<大人の顔>になったとは言いえて妙。その巧さに脱帽。 

 

優秀作品賞 「エコの声 谺させよう この地球」 樋上 孝さん 福岡県朝倉郡

【評】この一句はまた何と壮大なことだろう。なるほど、エコという声を全世界に響き渡らせることが出来れば、最たる浪費である戦争なんて起きないのではないか。そう考えれば、一人ひとりの意識の大切さが改めて認識される。 

優秀作品賞 「マイバッグ行き交う街の風が好き」 吉村 金一さん 佐賀県鹿島市

【評】あのひとも、このひとも、マイバッグを持って買い物に出掛ける。生活の中にエコがごく自然に溶け合っている街は、想像するだけで爽やかな気分になってくる。街を抜けて行く風も、四季それぞれのやさしさがありそうで、うきうきする一句だ。 

 

 

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