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エボラ出血熱について

エボラ出血熱はフィロウイルス科エボラウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症で出血熱の一つです。
平成26年3月以降西アフリカで流行しています。

感染経路について

症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。 流行地では野生動物からも感染します。一般的に症状のない患者からは感染しません。空気感染もありません。

また、日本国内の医療体制や生活環境から考え合わせると、日本国内でエボラ出血熱が流行する可能性は、現時点ではほとんどないと言われています 。

 潜伏期間・症状・治療について

エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状が出ます。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。

治療は、エボラ出血熱に対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。 

感染するリスクが高い方は?

WHOによると、流行地域でエボラ出血熱に感染するリスクが高い方は以下のとおりとされています。

  • 医療従事者
  • 患者の家族、近親者
  • 埋葬時の儀式の一環として遺体に直接触れる参列者
  • 熱帯雨林で動物の死体に直接触れる狩猟者 

 

エボラ出血熱は、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に直接接触することにより感染する感染症であることから、通常の日本人旅行者が現地で感染するリスクは非常に低いと考えられます。

飛行機による旅行でエボラ感染を起こすリスクは低い(厚生労働省検疫所)

 

予防について

予防としては流行地域に渡航しないことが第一ですが、やむを得ず渡航する必要がある場合は、厚生労働省検疫所や外務省の海外安全情報のホームページなどで現地の流行状況等を確認し渡航の是非を検討するとともに、基本的な衛生対策(手を洗う、患者や動物との接触を避けるなど)を確実に行うことが大切です。

なお、外務省ではエボラ出血熱が流行している西アフリカ3か国(ギニア、リベリア及びシエラレオネ)への不要不急の渡航を延期するよう呼びかけています。 

海外安全ホームページ(外務省)

 

市民の皆様へ

1か月以内に流行地域への海外渡航歴やエボラ出血熱患者との接触があって、発熱、頭痛などの症状がある方については、医療機関を受診される前に保健所まで電話でご連絡ください。

関係資料

 

 

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