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働く人のメンタルヘルス

ストレスの蓄積により、こころの不調を訴える人が増えています。そこで、職場での「こころの健康」が重要視されるようになってきました。
こころの健康を守るためには、軽い不調の段階で気付き、自分で対処したり、仕事仲間が一緒に改善に取り組んだりする「職場のメンタルヘルス」が重要だと考えられています。

メンタルヘルス不調者が現れる原因グラフ

 

メンタルヘルス対策の取り組みに関する調査結果について

働く人のメンタルヘルス対策として、姫路市保健所は企業の実態を把握するためにアンケート調査を実施しました。この結果を踏まえ、保健所ではメンタルヘルス情報の提供やメンタルヘルス研修会や相談等を行ない働く人のメンタルヘルス対策の支援を行っていきます。

 

調査方法

調査対象姫路経営者協会加入企業690社

調査方法メールまたはファクスによるアンケート調査

調査期間平成24年12月から25年1月

回答数 158社(回収率22.9%)

 

概要

1.メンタルヘルス不調者が、約4割の事業所でいます。

  1. 企業規模が大きくなるほどメンタルヘルス不調者のいる割合が高くなります。
  2. メンタルヘルス不調者が現れる原因は、職場の人間関係の不適応が最も多いです。

 

2.メンタルヘルス対策の取り組みをしている事業所は5割強です。

  1. 取り組み内容は、管理監督者向けの研修や相談窓口の設置、復職への配慮です。
  2. 取り組んでいない理由は、必要性を感じないが5割です。
  3. 産業保健スタッフの配置は、ほとんどが非常勤の産業医です。

 

3.相談窓口の紹介

 

調査結果

1.メンタルヘルス不調者が、約4割の事業所でいます。

(1)企業規模別のメンタルヘルス不調者の有無

  企業規模別のメンタルヘルス不調者の有無グラフ

企業規模別のメンタルヘルス不調者の有無は、全体で「不調者がいる」39.2%「不調者がいない」45.6%「わからない」15.2%です。企業規模が大きくなるほど「不調者がいる」割合が高くなります。メンタルヘルス不調者がいる事業所では6割が通院しながら勤務し、5割が休職期間中の不調者がいます。

 

(2)メンタルヘルス不調者が現れる原因(複数回答、延数)

  メンタルヘルス不調者が現れる原因グラフ

メンタルヘルス不調者が現れる原因は、事業所の63.3%が「職場の人間関係の不適応」、57.6%が「本人のストレス耐性の弱さ」です。また、「家庭の問題」が36.7%あり、仕事の原因以外も不調を起こす要因になっています。企業規模別では、規模にかかわらず「職場の人間関係の不適応」が一番多く、規模が大きくなると「仕事量の増加・長時間労働」が原因になる割合が高いです。

 

2.メンタルヘルス対策の取り組みをしている事業所は5割強です。

(1)企業規模別のメンタルヘルス対策の取り組みの有無

  企業規模別のメンタルヘルス対策の取り組みの有無

事業所の5割でメンタルヘルス担当部署を決めています。小規模事業所では産業保健スタッフの配置は1割弱ですが、50人以上の事業所は7割以上で産業保健スタッフが配置されています。産業保健スタッフの内訳は、全ての事業所で産業医が配置されており、9割が非常勤の産業医です。メンタルヘルス対策の取り組みの有無は54.4%の事業所で取り組んでおり、企業規模別では100人以上の事業所は75%以上で取り組んでいます。産業保健スタッフの配置の有無とメンタルヘルス対策の取り組みの有無は関連性があります。

 

(2)メンタルヘルス不調者の有無とメンタルヘルス対策の取り組み方

  メンタルヘルス不調者の有無とメンタルヘルス対策の取り組み方グラフ

メンタルヘルス不調者がいる事業所は、88.7%

でメンタルヘルス対策を取り組んでおり、11.3%  で取り組んでいません。また、不調者がいない事業所は「取り組んでいない」68.1%と過半数です。

 

(3)企業規模別メンタルヘルス対策を取り組んでいない理由

  企業規模別メンタルヘルス対策を取り組んでいない理由グラフ

メンタルヘルス対策を取り組んでいない理由は、全体では「必要性を感じない」50%、「取り組み方がわからない」34.7%、「経費がかかる」6.9%です。その他の意見は「専門スタッフがいない」「時間がない」「トップの考え方」等です。

 

(4)メンタルヘルス不調者の有無とメンタルヘルス対策を取り組んでいない理由

メンタルヘルス不調者

取り組んでいない事業所

取り組み方がわからない

必要性を感じ無い

経費がかかる

いる

62人

7カ所

71.4%

28.6%

0%

いない

72人

49カ所

28.6%

57.1%

8.2%

わからない

24人

16カ所

37.5%

37.5%

6.3%

 

 

 

 

 

 

 

メンタルヘルス不調者がいるがメンタルヘルス対策を取り組んでいない理由は、71.4%が「取り組み方がわからない」です。不調者がいない場合で、対策を取り組んでいない理由は、57.1%が「必要性を感じない」です。

 

(5)メンタルヘルス対策の具体的な取り組み内容(複数回答、延数)

  メンタルヘルス対策の具体的な取り組み内容グラフ

具体的な対策は「管理監督者向け研修」が一番多く、次いで「従業員の相談窓口の設置」と「休職者の復職の配慮」です。相談窓口の設置は、社内が9割、社外が1割です。復職の配慮は、産業医との面談や復職プログラムの作成、配置先や勤務時間の調整等です。

 いきいきと働くために~働く人のメンタルヘルス~

 チラシ(PDF形式; 304KB)

相談窓口について(こころの悩みをひとりで抱え込まないで!ご相談ください)

働く人の「こころの耳メール相談」(厚生労働省)

心の健康に関する情報をインターネットで提供しています。

 http://kokoro.mhlw.go.jp/mail-soudan/ 

 

姫路地域産業保健センター 

対象は労働者数が50人未満の事業所の事業者とそこで働く労働者です。

電話番号:079-295-3346 

 

姫路市保健所健康課 精神保健福祉担当 

市民の心の健康に関する電話や面接相談、市政出前講座(メンタルヘルス研修等)を行っています。

電話番号:079-289-1645 (平日8時35分~17時20分)

 

はりまいのちの電話 

自殺予防 こころの痛み、苦しみを話せる電話です。

電話番号:079-222-4343 (毎日14時00分~翌1時00分)

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