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キャスティ21計画への提言について

キャスティ21計画への提言について原文をそのままご紹介しています。

1.はじめに

キャスティ21が、姫路駅周辺地区の鉄道高架事業により発生する、広大な貨物ヤード跡地等を活用したまちづくりとして、昭和63年に計画されてから、十数年が経過しました。この間に、わが国では、少子・高齢化や、高度情報化・国際化が大幅に進みました。当初頂点に近かった経済がバブルとして崩壊し、グローバリゼーションによる大競争・大交流時代が到来し、キャスティ21をとりまく社会・経済情勢は大きく変化しました。さらに、地球環境や人にやさしいまちづくり、車中心から歩行者優先への考え方の変化など、社会的要請も変化してきています。
平成5年に、姫路城が世界文化遺産へ登録され、地方分権の一環として、平成8年に、姫路市が中核市に移行するなど、姫路市の広域圏における中核都市としての条件は整いつつありますが、全国的な課題になっている都心の活力や求心力の低下は、姫路市も例外ではなく、中心市街地の商業機能を中心とする相対的地位の低下が懸念されるようになっています。
このような背景から、姫路市が名実とも、広域圏の中核都市としての役割を果たすための切り札とでもいうべきキャスティ21を、21世紀の社会・経済情勢や姫路市の位置づけを視野に置きつつ、必要な導入機能や基盤整備のあり方を中心に、約1年7カ月にわたり、キャスティ21計画懇話会において討議しました。 
ここにその討議の成果を提言としてまとめるものであります。

 

平成12年5月
キャスティ21計画懇話会
会長:木原 諄二
第一部会 部会長:黒田 勝彦
第二部会 部会長:福島 徹

 

キャスティ21計画イメージ図

2.キャスティ21の全体整備方針

姫路市は、県規模にも相当する広範囲な圏域の中核都市として、市民・圏民へのサービスや相互交流など、多様で高度な都市機能が求められていると同時に、世界文化遺産である姫路城を有する都市として、観光客に対するサービス機能や世界の諸都市との交流機能が求められています。
キャスティ21は、広域圏の中核都市姫路の未来性をあらわす新しいシンボルとして、市民や圏民の生活文化・交流の拠点として、さらに、国際観光都市・テクノ母都市の玄関としての役割を持ち、国際化・情報化に対応した基盤のまちづくりが期待されています。
全国的な課題である中心市街地の機能の相対的な低下が懸念されている中、キャスティ21は、南北方向が中心の都心構造に対し、都心部に新しい東西方向の動線を起こすことにより、市街地の回遊性を拡大し、中心市街地の活性化に寄与するとともに、都心機能の強化に資するものと期待されております。
そのためには、姫路城に匹敵するシンボル性や都心コミュニティを形成することで、人々が自然に集まり、高齢者や子供、障害をもつ人、外国人を含めて誰もが安心して、快適に回遊できるまちづくりをめざす必要があると考えます。 
このような観点から、以下の整備コンセプト、全体整備方針を提言します。

 

  • 整備コンセプト

広域圏の中核都市にふさわしい、にぎわいとうるおいにあふれた交流都心

  • 全体整備方針
    • 世界文化遺産である姫路城に匹敵する、新しいシンボルを形成する。
    • 広域圏の中核都市である姫路市の役割にふさわしい、先進的で魅力的な機能を導入する。
    • 高齢者や子供、障害をもつ人、また外国人を含めて、誰もが安心して、快適に過ごすことができる環境を整える。
    • 市民や来街者が自然に集まり、気軽に憩える、緑とうるおいにあふれた街にする。

3.キャスティ21への導入機能

キャスティ21が、21世紀の都心にふさわしい、にぎわいとうるおいにあふれた交流空間を創出するためには、高度情報通信技術等の活用による多様な世代の交流空間や、誰もが不自由を感じることなく楽しめるユニバーサルデザインによる各種基盤の整備、水・緑・光等のアメニティ空間を利用した都心でのコミュニティの推進が必要になります。
そこで、キャスティ21区域の形状から、メインエリア、サブエリア、一般エリアの3つのエリアに区分し、さらにメインエリアについては、エントランスゾーン、コアゾーン、イベントゾーンに区分し、以下の導入機能及び導入施設を提言します。

 

  • メインエリア:高次都心機能の導入

姫路市の将来を担い、広域圏の中核都市の都心にふさわしい、交流機能、文化・学習機能、情報サービス機能、観光機能、商業機能、業務機能、交通機能、都心居住機能など、高次都心機能を導入する。

  • <エントランスゾーン> 「出会いの街」

広域圏の中核都市である姫路市の玄関口であり、来街者が最初に訪れる地区として駅前広場の再整備とともに、自由通路、地下通路・地下広場などを導入する。

  • <コアゾーン> 「ふれあいの街」

都市の魅力を高める高度な商業・業務機能として、都市型商業、シアター・シネマコンプレックス、情報通信系産業等の商業・業務施設を導入する。
自己実現や地域社会参加ニーズに対応する機能、世界的観光拠点を支援する機能、文化・学習機能として、交流センター、サテライトキャンパス、シニア大学、都市型ホテルなどの施設を導入する。
さらには、都心における新たなコミュニティや居住様式を創出するため、環境等に配慮したモデル住宅などを導入する。
以上に例示している各施設を、連続的・立体的な施設配置をするとともに、空中回廊により、相互に機能を連携し、相乗効果を発揮させる。

  • <イベントゾーン> 「祝祭の街」

姫路城に匹敵する新しいシンボルゾーンとして、大規模イベントも可能な大規模ドーム系ホールや日常的な交流、にぎわいの場として緑・水辺等の空間を導入する。

  • サブエリア:生活関連機能の導入

若者から高齢者までの幅広い世帯に居住水準の高い住宅、高齢者の生きがい活動や子育てなどを支援する、21世紀の保健福祉ニーズにも対応した健康福祉施設など、都心周辺における良好な居住機能を支援する生活関連機能を導入する。

4.キャスティ21の基盤

鉄道、バスなどの交通利便性の高いキャスティ21及び周辺地区は、さらなる公共交通によるアクセスの充実を図り、より多くの来街者を迎え、にぎわいに満ちたまちづくりを行う必要があります。そのため、誰もが使いやすく、ゆとりとうるおいに満ちた、歩いて楽しい歩行者空間づくりを行うとともに、秩序ある自動車アクセスも考慮する必要があります。
さらに、広域圏の中核都市である姫路の新しい顔にふさわしい、緑とうるおいのある景観形成のためにゆとり空間の確保が必要です。
このような観点から、以下の方針を提言します。

 

  • 自動車交通
    • 公共交通の利便性や土地利用の特性が異なるため、地区の特性に応じた交通体系を構築する。
    • 高架化による環状道路網の整備に伴い、内々環状道路内への通過交通を抑制し、交通環境の改善を図る。
  • 歩行者交通
    • 姫路駅周辺の歩行者動線は、主として地表とする。
    • 地表の歩行者動線は、駅前広場内や大手前通り等で車道横断が生じるため、駅と地下街・主要施設・周辺地区を結ぶ安全で快適な動線を、地下にも設ける。
    • 姫路駅からコアゾーン・イベントゾーンへの歩行者動線は空中とし、車道横断がなく、誰もが安全で楽しく回遊できるようにする。
  • 駅前広場
    • 広域圏の中核都市である姫路の新しい顔にふさわしい、緑とうるおいにあふれた、ゆとり空間であるとともに、誰もが利用しやすい駅前広場とする。
  • 地下街・地下通路
    • 新たに広幅員の地下通路及び地下広場を整備し、駅・主要施設・その周辺をスムーズな動線で結ぶ。
    • 開口部を設けるなど、空間の快適性に配慮し、ゆとり・うるおい・にぎわい空間を創出する。
    • 既存地下街は、駅と周辺市街地とを結ぶ安全で快適な地下動線としても積極的に活用する。
  • 空中回廊
    • エントランスゾーン・コアゾーン・イベントゾーン及び周辺市街地を安全・快適に結ぶ。
    • 十分な幅員を確保し、人々のいこいや溜まりの空間としても活用する。
    • 動く歩道などの歩行補助手段を導入し、コアゾーン内を誰もが楽しく回遊できるようにするとともに、駅からイベントゾーンまでの歩行負担を軽減する。
  • 駐車場
    • コアゾーンは、街並み・景観や土地利用、ゆとり空間の確保等を考慮し、地下駐車場とする。
    • イベントゾーンは、導入施設の位置・形態に留意し、一定規模の駐車場を設置する。
    • コアゾーン・イベントゾーンに近接する高架下にも駐車場を確保する。
    • 駐車場設置者の協働により、キャスティ21周辺地区内における一体的な駐車場管理・運営システムを構築し、駐車場の有効利用を図る。
  • メインエリアにおけるゆとり空間
    • エントランスゾーンでは、広域圏の中核都市である姫路の新しい顔にふさわしい、緑とうるおいのある景観形成と、姫路城を意識した空間配置を行う。
    • 駅前広場は、地表及び駅ビル上層階からの視線を意識したシンプルで明快な配置とし、駅ビルと一体的に活用するなど、空間的にゆとりを持たせる。
    • 空中回廊に溜まりの場を設けるなど、歩いて楽しい快適な空間を創出する。
    • イベントゾーン一帯をにぎわい、うるおいのある空間とするため、大規模ドーム系ホール施設を中心に緑・水・光を積極的に取り入れる。
    • 播但線の橋脚は景観に配慮し、イベントゾーン内の緑地などは近接する公園との連続性を確保するとともに、外堀川の水辺空間の積極的な活用を図る。

5.キャスティ21実現に向けて

キャスティ21の実現に向けては、導入機能ごとに、「構想・計画」、「用地取得」、「施設整備」、「管理・運営」の主体について、「公共」、「民間」、「公・民協働」による、望ましい役割分担を設定して取り組んでいく必要があります。
また、本提言に基づき、キャスティ21を実現するためには、様々な課題の詳細な検討が必要になると考えられます。
このような観点から、以下の望ましい役割分担、及び今後の検討課題を提言します。

 

<望ましい役割分担>

  • メインエリア
    • エントランスゾーン
      • 駅前広場、地下広場は公共主体、駅ビルや高架下の商業・駅務機能については民間主体
    • コアゾーン
      • 都市型商業施設、都市型ホテルを導入する街区は、用地取得を含めて民間主体
      • サテライトキャンパスなどの公共公益的施設を導入する街区は、用地取得は公共主体、施設整備、管理・運営は公・民協働
      • モデル住宅などの施設を導入する街区は、用地取得は公共主体、施設整備、管理・運営は民間主体
    • イベントゾーン
      • 用地取得は公共主体、施設整備、管理・運営は公・民協働
  • サブエリア
    • 健康福祉・住宅ゾーン
      • 用地取得から施設整備、管理・運営まで公共主体
    • 生活利便施設ゾーン
      • 用地取得から施設整備、管理・運営まで民間主体

 

<今後の検討課題>

  • 導入機能について
    • 導入機能の担保方策の検討
      • 土地利用・施設・建築物の形態等を規制・誘導する方策
      • 整合のとれたまちづくりを支援・誘導する方策
      • まちづくり組織の設立など、総合的なまちづくりと一体的な管理・運営に資する方策
    • 導入機能の事業手法・事業主体の検討・決定
    • 導入機能内容の具体的検討や資金調達方法の検討
  • 基盤について
    • 環状道路網による、より円滑な交通体系を確立するため、国道2号・十二所前線の対面通行の実現
    • 地下動線の位置・幅員等の詳細検討と、前提となる地下利用ガイドプラン、地下交通ネットワーク計画の策定
    • 空中回廊の位置・幅員等の詳細検討と、空間担保方策、事業手法・事業主体の検討
    • バスの南北直通路線の検討、新規交通システムの定量的な検証を踏まえた検討など、公共交通体系拡充に関する検討
    • 高度情報化に対応した情報基盤や、地球環境にやさしい供給処理基盤の形成についての詳細な検討

6.おわりに

キャスティ21計画懇話会は、姫路市の将来を担うキャスティ21のコンセプト、導入機能、交通等の基盤のあり方等について、市民を中心とする各界の英知を結集し、議論・検討を重ね、本提言を行うことができました。 
懇話会や各部会では、様々な考え方が提示され、委員からの積極的な提案もいただきましたが、それらを議論の過程で集約し、最終的には懇話会として一致した方向を提言することができました。
言うまでもなく、本提言書に示した内容は、懇話会としての提言であり、キャスティ21整備の、いわばスタートラインを設定したに過ぎません。
キャスティ21を現実のものにするためには、この提言を受けて、関係する行政や民間団体、市民が適切に役割分担を行いつつ、協働して、計画を具体化し、都市基盤や建築物を整備し、そして市民や来街者が使いやすい管理運営体制を構築していくという、多くの作業を遂行する必要があります。
姫路駅周辺では、現在、鉄道高架・区画整理をはじめとする関連事業が目に見えて進捗しており、キャスティ21に対する市民の期待も高まりつつあります。本提言が実現し、キャスティ21に多くの市民や来街者が集う日が、一日も早く訪れることを祈ってやみません。

7.参考図表

以下の項目から参考図表をご覧いただけます。

お問い合わせ

 姫路駅周辺整備室 計画担当

 電話番号:079-221-2386 ファクス番号:079-221-2557

 

このページの作成・発信部署
電話番号: 079-221-2598   ファクス番号:079-221-2557

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