「救命の連鎖」が変わりました。平成24年1月1日からスタート!

「救命の連鎖」とは、急変した傷病者を救命し、社会復帰させるために必要となる一連の行いをいいます。

「救命の連鎖」を構成する4つの輪がすばやくつながると救命効果が高まります。

                   救命の連鎖イメージ

  • 1つめの輪 「心停止の予防」
  • 2つめの輪 「心肺停止の早期認識と通報」
  • 3つめの輪 「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」
  • 4つめの輪 「二次救命処置と心拍再開後の集中治療(救急救命士や医師による高度な救命医療)」

1つめの輪  「心停止の予防」

《子供の心停止の主な原因 》

ケガ、溺水、窒息などがありますが、いずれもチャイルドシートの着用、ヘルメット着用、保護者が目を離さない等の予防が可能なので、未然に心停止を防ぐことが出来ます。

《成人の心停止の主な原因》

急性心筋梗塞や脳卒中がありますが、これらの初期症状に気付いて救急車を要請することで、未然に心停止を防ぐことが出来ます。

急性心筋梗塞の初期症状は、“胸が痛い”の他にも“重苦しい” “絞めつけられる” “圧迫される” “焼け付くような感じ”などと表現されることがあります。
症状は胸以外に、肩・背中・胃・顎のあたりに不快感を感じることもあります。また、冷や汗・吐き気・嘔吐・息苦しさなどを伴う場合があります。

脳卒中の初期症状は、手足に力が入らない・しびれる・喋りにくい・物が見えにくい・めまい・頭痛・吐き気、意識消失・顔の歪みなどの症状があります。 

2つめの輪 「心肺停止の早期認識と通報」

反応のない人をみたら、心停止を疑いましょう。

心停止の可能性を認識したら、大声で応援を呼び、119通報を行って、AEDや救急隊が少しでも早く到着するように努めます。

119通報の際、電話を通して心肺蘇生などのアドバイスを受けることができますよ。

3つめの輪 「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」

一次救命処置とは、心臓や呼吸が止まってしまった人を助けるために心肺蘇生を行ったり、AEDを使ったりする緊急の処置のことを指します。

主な変更点がいくつかありますので、お伝えします。

変更点1:成人・小児・乳児の手順が統一され、分かりやすくなりました。 

変更点2:心肺蘇生の手順が簡単になりました。

変更点3:胸骨圧迫を交代する。これは、救助者が複数いる場合、1~2分ごとを目安に役割を交代し、疲労による胸骨圧迫の質の低下を最小限にするためです。

変更点4:AEDの適応年齢が拡大されました。

小児用AEDパッド(AEDの小児用モード)の使用による使用適応年齢が拡大し、乳児(生後28日以上)にも用いることが出来るようになりました。

小児用AEDパッド(AEDの小児用モード)の使用年齢の区切りが未就学児(おおよそ6歳)となりました。

※現在、小児用パッドの乳児への使用について、薬事法による使用承認を得ていない機種もありますので、AEDを設置されている施設は、それぞれのメーカーへ問い合わせて下さい。

《心肺蘇生法とAEDの手順》

心肺蘇生法とAEDの手順

4つめの輪 「二次救命処置と心拍再開後の集中治療(救急救命士や医師による高度な救命医療)」

救急救命士や医師は一次救命処置と並行して薬剤や気道確保器具などを利用した二次救命処置を行い、より多くの方の心臓が再び拍動することを目指します。

心臓が再び拍動したら、専門家による専門治療により社会復帰を目指します。

市民の方は「救命の連鎖」を支える重要な役割を担っています!!

市民の方が心肺蘇生やAEDによって除細動(電気ショック)を行った場会は、生存率や社会復帰が高いことが分かっており、「救命の連鎖」の最初の3つの輪は、現場に居合わせた市民の方によって行われることが期待されています。

詳しい蘇生法の内容やAEDの取扱方法は、講習会でお伝えしますので、是非!参加してください!お待ちしております。
 

問い合わせ先

防災センター(消防・救急課救急管理担当) 電話番号 079-223-9557 ファクス 079-223-9543 
姫路東消防署 電話番号 079-288-0119 ファクス 079-288-8599
姫路西消防署 電話番号 079-294-0119 ファクス 079-294-3279
飾磨消防署 電話番号 079-233-0119 ファクス 079-233-0129
網干消防署 電話番号 079-273-0119 ファクス 079-273-9992
中播消防署 電話番号 0790-23-0119 ファクス 0790-22-0119