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1 活力と誇りを創(つく)る 姫路(まち)

 

 戦略テーマの第1は、「活力と誇りを(つく)る 姫路(まち)」であります。

 

 都市基盤の整備によって都市の魅力や利便性を向上させるとともに、観光・産業の振興によって交流人口の拡大や地域経済の活性化を図るため、次の2つの重点施策に取り組みます。

 

 1つ目の重点施策は、「発展を支える都市基盤の整備」であります。

 

 姫路駅周辺の整備については、JR姫路駅の東側に位置するコアゾーンにおいて、都市型ホテルと専門学校が本年春に開業、開校するほか、秋頃にはコアゾーン内の全ての施設が開業する予定です。これに合わせ、来街者の利便性や回遊性を高めるため、案内サイン等の設置を進めます。また、イベントゾーンのうち、文化・コンベンションエリアでは、文化・芸術の拠点機能とコンベンション・展示機能を併せ持つ文化コンベンションセンターの建設工事に着手します。さらに、医療系高等教育・研究機関の誘致を進めている高等教育・研究エリアでは、本市の地域医療の強化を図ることはもとより、高等教育・研究機能を充実させるため、中・西播磨圏域で最大規模の高度専門・急性期医療を担う新県立病院と獨協学園が計画する獨協医科大学大学院サテライト等との一体的な整備に向けて、県や獨協学園と連携しながら事業を進めてまいります。また、姫路駅南駅前広場においては、公共交通と一般車両の完全分離による交通混雑の解消によって交通結節機能の強化を図るとともに、安全でゆとりある歩行者空間を創出するため、引き続き31年春の完成を目指して再整備工事を進めてまいります。

 

 中心市街地の環境の整備については、姫路城と姫路駅を結ぶシンボルロードにふさわしい、より質の高い都市空間となるよう、昨年3月から大手前通りの再整備工事を進めています。秋に完成する十二所前線から国道2号までの区間に続いて、国道2号以北の工事に着手します。また、観光客等の利便性と回遊性の向上に向け、大手前通り等にWi-Fiスポットを整備します。

 また、姫路城を基準としたまちづくりを進めるため、大手前通りをはじめとする都心部における建築物の高さ等のあり方を整理し、高度地区制度をはじめ各種制度の活用を図るなど、都心環境の整備に取り組みます。

 

 計画的な市街地の形成については、荒川線の南北交通の円滑化を図るため棚田踏切の立体交差化事業に引き続き取り組むなど、市内7地区における土地区画整理事業を進め、良好な市街地の形成と快適な住環境の創出を図ります。

 

 公共交通等の利便性の向上については、市内の鉄道とバスの1日当たり乗車人員が、近年最も落ち込んだ21年度の後は増加に転じ、28年度には1万2千人増のおよそ16万3千人に達しました。年間では444万人の利用者増となり、この実績とこれまでの取り組みが総合的に評価され、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の「第9回EST交通環境大賞 優秀賞」を受賞したところです。30年度は、コミュニティサイクル「姫ちゃり」の活用、パーク・アンド・ライドやサイクル・アンド・バスライドの推進などに引き続き取り組み、公共交通の利用を促進するほか、交通空白・不便地域である前之庄地区、高木地区においてデマンド型乗合タクシーによる地域の足の確保に向けた実証的な取り組みを進めます。また、鉄道駅周辺整備プログラムに基づき、山陽電鉄大塩駅の駅舎等バリアフリー化の実施設計を行うなど、交通結節点の整備に計画的に取り組んでまいります。このほか、自転車利用環境整備計画を策定し、歩行者、自転車、自動車が共に安全で安心して快適に通行できるよう自転車の利用環境の整備を進めます。

 

 広域交通網の整備については、昨年から国において播磨臨海地域道路の計画段階評価が始まり、概略ルートや構造の検討が行われているところであります。今後も、日本有数のものづくり拠点である播磨の経済振興や活性化、ひいては日本の経済成長に大きく貢献する本道路の早期実現に向け、県や関係市町、地元経済界はもちろんのこと市民の皆様とも一丸となって国に対して要望してまいります。

 

 2つ目の重点施策は、「強みを活かした観光・産業の振興」であります。

 

 まず、魅力的な観光の推進については、姫路城の夜間公開など夜の姫路を楽しんでいただくナイト観光や、姫路城をきっかけとした周辺の観光地への回遊を食や体験などの観光資源を幅広く活用しながら促進する「姫路城プラスワン」作戦などの取り組みを推進するとともに、本市を含む播磨地域の多彩な魅力を発信するプロモーション活動を通して滞在型観光を進めてまいります。また、名古山霊苑においては、仏舎利塔でのコンサートをはじめ、気軽に立ち寄れる墓地公園としての環境を活かした各種イベント等を開催するなど、観光施設としての魅力も発信してまいります。さらに、MICEの推進については、文化コンベンションセンターの開設に合わせて多彩な事業を展開できるよう着実に準備を進めるほか、国内外からのコンベンションの誘致を推進するため、特別感や地域特性を演出できる会場、いわゆるユニークベニューとして、姫路城などの歴史的建造物や文化施設を活用してまいります。このほか、広域観光を推進するため、播磨の地元食材を活かしたフードツーリズムの推進、播磨圏域連携中枢都市圏内の各市町のバス停留所等と観光地を自転車でつなぐ「はりまクラスター型サイクルスタイル」の構築、日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」のストーリーを活かした地域の魅力発信など、播磨圏域全体の交流人口の増加を促進する取り組みを展開してまいります。

 

 中央卸売市場の移転再整備については、現在、専門家会議の意見を踏まえ、移転予定地の土壌汚染対策を着実に進めているところであります。30年度は、新市場の実施設計や都市計画決定手続を行うとともに、引き続き、アクセス道路の整備や浜手緑地の再整備に取り組みます。また、3月に策定する基本構想に基づいて輸出推進計画を策定するなど、場内事業者等の主体的な取り組みを促進するための必要な支援を行いながら、新市場が品質管理の高度化に対応し効率的な物流機能を備えた国内外への流通拠点となるとともに、妻鹿漁港フィッシュモール等との連携を通して、移転先周辺が市民や観光客に親しまれる播磨地域の食文化の拠点となるよう取り組んでまいります。

 

 農林水産業の活性化については、農林水産振興ビジョンを改訂し、現状と課題に即した農林水産振興施策を総合的に推進してまいります。ひめじ地産地消フェア等の直売イベントを開催するなど姫路産の農水産物の消費拡大に向けたPRを行うほか、新規就農者を確保、育成するため、実践を通して農業に必要な知識、技術を習得し、経営手法を学ぶための農園を林田地区に整備します。さらに、本市での栽培に適した野菜や果樹の品目や技術の調査研究、農業データベースを活用した栽培技術指導などに取り組み、農業の経営基盤の強化を図ります。

 

 産業の振興とものづくり力の強化については、中小企業のIT化推進への支援に引き続き取り組むほか、成長分野へのチャレンジを促す成長産業参入支援事業などの新製品、新技術の開発に対する支援や、事業承継円滑化に向けた支援を行います。また、中小企業がインターンシップの重要性を認識し、実践につなげるための講座の開催や、市内での就職を希望する県外在住者の就職・転職活動の支援など、地元企業の人材の確保と若者の就業機会の創出を図ります。

  さらに、播磨地域ブランド「豊穣の国・はりま」のブランド戦略の再構築と登録事業者のブランド開発への支援に取り組むほか、市役所本庁舎での地場産品の展示によるPRや、31年1月に予定されている西日本初となる「ニッポン全国鍋グランプリ2019」の開催の支援などによって、魅力ある地元産品のブランド力の強化に取り組みます。

  また、県と連携して姫路港旅客ターミナルエリア整備計画を策定し、姫路港が魅力ある海の玄関口となるよう再整備に向け取り組みます。併せて、官民連携によるクルーズ船誘致活動や市民のクルーズへの関心を高めるクルーズセミナーの開催に引き続き取り組むほか、開港60周年を来年に控えたプレイベントの実施や港周辺のPR動画の作成、姫路港と神戸港を結ぶコンテナ航路の開設に向けたトライアル輸送の実施などのポートセールス活動を推進してまいります。

 

 


 

はじめに 

 

「幸せ 感動 夢あるまち」の実現に向けた3つの戦略テーマ

1 活力と誇りを創(つく)る 姫路(まち)
(1) 発展を支える都市基盤の整備
(2) 強みを活かした観光・産業の振興
2 人とくらしを育(はぐく)む 姫路(まち)
(1) 健やかな成長を支える子育て・教育環境の充実
(2) 安全・安心で快適に暮らせる生活基盤の構築
3 未来と夢を展(ひら)く 姫路(まち)
(1) 感動を産み出すスポーツ・文化の振興
(2) 人口減少社会でも輝くまちづくりの推進

 

おわりに

 

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