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子育てQ&A

保護者の方からの電話や面談などの子育てに関する質問の多かったものについて、アドバイスを紹介しています。

食事に関する心配ごと

排せつに関する心配ごと

睡眠に関する心配ごと

こんな時は?

Q1-1

2か月児です。あまりミルクを飲みません。どのくらいの頻度で、何分ぐらい授乳すればいいですか。

A.

育児書では月齢別で紹介されているので、我が子が当てはまらなければ心配になるのではないでしょうか。

出産時の状態も発達状況も皆違うので、個人差があり一概に数字で表すことはできませんが、実際には1~2か月までは1日中授乳しているような状態です。

母乳の場合は、赤ちゃんが望む限り、お母さん自身がつらくなければ何回でも何分でも授乳してください。徐々に2~3時間間隔に安定してきます。毎日体重の増加を気にする必要はありません。少しでも増えていればいいと思ってください。

ミルクの場合も同じです。標準量は目安ですから参考にしてみるのもいいでしょう。

パーセンタイル曲線で把握してみましょう。また、地域の保健福祉サービスセンターで行われている「赤ちゃん健康相談」では身体計測や栄養指導を行っていますので利用されてはいかがでしょうか。

Q1-2

8か月児です。離乳中期に入っていますが、母乳に頼って離乳食をあまり食べません。どのように進めたらいいのでしょうか。

A.

離乳食を開始すれば、内容と摂取量が気になり、「全然食べない」「偏食になるのは」「栄養不足では」と多くの母親が心配されます。

母親が頑張って作った離乳食を食べなかったら、落胆と焦りから母親自身が楽しく食べさせることができなくなり、逆効果になっているのではないでしょうか。

離乳食は食べることの練習だと捉えることです。無理に食べさせようとすると食事そのものが苦痛になります。少量を口に運び「おいしいね」と笑顔で見守ってあげると心の栄養が満たされ、少しずつ食べるようになりますから焦らないことです。

子育て支援施設などに出かけ、機嫌よく遊んだ後などの空腹時にタイミングよく食べさせることも効果的です。遊びに出かける時に簡単なお弁当を持っていくのもいいですね。

特別に作った離乳食もいいですが、両親の食事(煮物やみそ汁等)を作る段階で取り分けて離乳食に活用し、家族と一緒に食事をするのもいいですね。食べる楽しさが心と体の栄養になるのではないでしょうか。

体重の増加状況などが気になるようなら、居住地域の保健福祉サービスセンターに相談してみましょう。

Q1-3

1歳になりますが、食事中に落としたりこぼしたりなど食べ物で遊びます。「ダメよ」と止めますがやめません。片付けてしまうほうがいいのでしょうか。

A.

好奇心が活発になると「遊び食べ」が始まります。わがままやイタズラではありません。まずは、子どもの成長と捉えましょう。

遊びながらでもスプーンで口に運んでもらうと食べるのか、満腹になり食事に飽きているのかを見極めることも必要です。

食べる楽しみを教えることも離乳食を進める大事な役割になります。押しつけや緊張感を与えては逆効果になります。

椅子に座ることを嫌がるようなら母親の膝に座らせて食べさせてみましょう。

子どもに小さなスプーンを持たせて「遊び食べ専用」のお皿に食べ物を入れ、母親のスプーンでタイミングよく口に運ぶなど、食べる意欲に変えるように関わってみましょう。

食べさせようと思う母親の意識を変えて、つまみ食いトレーに小さな食べ物を乗せておいたり母親がおいしそうに食べてみせたりなど、食べたくなるような状況をつくってみてはどうでしょう。

食事に飽きているようなら「ごちそうさましようね」と片付け、摂取量にこだわりすぎないようにしましょう。

 

Q1-4

1歳6か月児です。どうしても野菜を食べません。偏食すれば発育に影響しないかと心配です。

A.

大人でも多少の好き嫌いがありますから、子どもにも嫌いなものがあって当然ではないでしょうか。しかし、偏食が多すぎると大人になっても食事がつまらないものになってしまいます。

好みが変わった時に食べられるようになることもありますから、この時期に嫌いなものと決めつけないことです。

いくつかの工夫例を紹介しましょう。

  • ゆで野菜を手づかみで食べられるようにする(野菜スティック・蒸し物など)
  • すりつぶしてほかの食品に混ぜ込む(スープ・シチューなど)
  • レタスなどに包んで手に持って食べさせる(オムライス・ギョーザなど)
  • 細かく刻んで混ぜ込む。(ハンバーグ・チャーハンなど)

栄養価や食材にこだわらなくても、代替食品を取ることで知らない間に摂取していることもあります。お母さんが「絶対に食べさせなければ」と願ってプレッシャーを掛けたり無理強いしたりすると、食べさせることがより困難になりますから焦らないことです。

Q1-5

1歳9か月になります。食べ物や、食べる量にムラがあります。
このまま偏食にならないか、また成長に影響しないか心配です。

A.

しっかり食べる日と全然食べない日があり、『体調が悪いのかな?』『嫌いなのかな?』と気をもみますね。また『せっかく作ったのに』など、あまり食べなかったら『体調を崩すのでは?』と心配で追いかけて食べさせようとしてしまいがちですね。

2歳頃は感情が揺れ動く時期で、大人以上に体調や気分にムラがあり、まだ食べる量は一定しないものです。量を気にするより、楽しく食べる事を大切にしましょう。

食べる、食べない事を母親があまり気にし過ぎると、食事が楽しくなくなります。食べる量を1回の食事で考えず、1週間ぐらいの期間で考えるのがいいですね。

まず生活のリズムをつけて、3回の食事の時間を一定にし、食事時間は30分程度までで切り上げ、外遊びをしっかりしてお腹の空くリズムを整えましょう。

●食事の量が少ないのが気になる時・・・・

  • おやつに糖分の多い物や、お腹の張る物を食べていませんか?野菜入りのおやつなどを工夫してみましょう。
  •  食べる意欲をそそる工夫をしてみましょう。おかずを少なめに盛りつけたり、子どもの興味のある飾り切りなどをする、家族でお話ししながら楽しく食べるなど。 

運動量や生活リズムなどが一定になる頃には、また食べる量も変わってきます。成長過程で見られる事とおおらかに見守りましょう。

Q1-6

3歳1か月になります。食べるのが早くて、いくらでも欲しがります。好きなだけあげてもいいでしょうか?

A.

子どもがよく食べると、食事を作る側もうれしい反面、肥満が気になりますね。

食べる量には個人差があります。食べる量が気になるようであれば、母子健康手帳の「乳幼児身体発育曲線」で、発育状態を確認してみましょう。標準内であれば、それが子どもさんの食べる量かもしれないですね。姫路市の保健福祉サービスセンターで身長体重を測る事ができるので、行ってみましょう。

食べるのが早い子どもは、よくかまずに飲み込んでいる事が多いようです。よくかんで食べているか観察してみましょう。

●かまずに飲み込んでいる場合・・・

  • 食材を少し大きめに切ったり、加熱時間を調節して少し固めにし、かむように工夫してみましょう。
  • 「かんだらどんな味がした?」「お口の中で溶けてなくなった?」とか「いい音がするね」など口の中に興味を持たせ、ゆっくり会話を楽しみながら食べるようにしてみるのもいいですね。
  • 「おいしかったね」「お腹がいっぱいになったね」と優しく声を掛けて終わりましょう。
  • 食べ過ぎが気になる場合、量よりも食事の内容を見直してみましょう。食事メニューに偏りがないか、好きなものばかり食べていないかなどチェックして、栄養のバランスを見てみましょう。
  • 脂肪の多いもの、糖分の多いものを食べ過ぎないようにし、野菜や低カロリーの食材を増やすことで、満足させてあげましょう。
  • おかずを全部一緒に盛り付けず、それぞれ別々に小皿に盛りつけることで、たくさんあるように見えたり、一皿ずつ取って自分で食べるのに時間がかかるので満足する場合もあります。
  • ご飯を食べる前に、スープやゆで野菜を食べるように誘ってあげるのもいいですね。

Q1-7

母乳以外の水分を受けつけません。湯ざましも果汁も飲みません。水分補給ができているか心配です。(4か月)

A.

母乳がしっかり飲めていれば基本的にはあまり気にしなくても大丈夫です。

散歩や湯上がり後にベビー用の麦茶などを試してみましょう。

湯冷ましを哺乳瓶であげていると思いますが、哺乳瓶の乳首の匂いや、感触が嫌な場合もあります。スプーンであげてみるのもいいかもしれません。

喉が乾いたら飲むようになるので、嫌いだとか、どうせ飲まないなど決め付けず、いろいろ工夫しながら見守りましょう。

Q1-8

離乳食をよく食べるので、食後にミルクを飲んでいません。飲まなくても大丈夫でしょうか(8か月)

A.

離乳食をしっかり食べて満足そうで、食後にミルクを欲しがらないならば、食後のミルクは飲まなくても様子を見ましょう。

この時期はまだ離乳食だけではうまく栄養が取れないため、1日トータル600~800mlのミルクは必要です。

食後にミルクを飲まなくても、お昼寝や寝る時などに飲むようにしてみましょう。

離乳食をよく食べるようであれば、いろいろな味や舌触りを楽しめるように、食品の種類を少しずつ増やしましょう。

成長が心配ならば保健所や近くの保健福祉サービスセンターなどで、身長、体重などを定期的に測ってみましょう。

Q1-9

5か月になりました。そろそろ離乳食を始めようと思います。どんなことに気をつけたらいいですか?

A.

離乳開始時期は生後5か月になった頃がめやすなので、そろそろ始めようとされているようですね。

離乳食は赤ちゃんが初めて体験する乳汁以外の食物です。乳児の発達には個人差が大きいため、ただ単に月齢、体重だけで決めるのではなく、個々の発育、口の動きや表情をよく見て、あせらずゆっくり進めましょう。

○まず赤ちゃんの様子を観察してみましょう。

  • 発育が順調で、首がしっかり座っている。
  • 腹ばいにすると首と肩を持ち上げる。
  • 離乳の準備行動ともいわれている、指しゃぶり、タオルなめ、玩具なめ等が、頻繁に見られる。
  • 大人が食べているのを見ると、口を動かしたり、食べたい素振りをする。
  • 夜にまとまった睡眠がとれるようになり、ミルクの時間などの生活リズムがだいたい決まってきている。

 ○食材は出来るだけ新鮮で、消化の良い物、季節の物、安全な物を選びましょう。

 ○1日1回1さじずつから始めましょう。

Q2-1

2歳0か月児です。そろそろオムツを外したいと思いトイレットトレーニングを始めましたが、オマルに誘うと嫌がります。どのように進めればいいのでしょうか。

A.

周りにオムツの取れたお友達がいると、お母さんが焦ってトイレットトレーニングを頑張ってしまうことがあります。いくら焦っても時期が来ないと効果はありません。排尿をコントロールするための神経の発達や、ぼうこうなど身体の機能が整うと、少しのトレーニングですぐに排せつの自立ができます。

個人差が大きいので、何歳までにと設定できませんが、パンツなどの着脱がしやすく、排尿間隔が長くなる春から夏にかけての暖かい時期にトイレットトレーニングを始めてはいかがでしょう。

オマルの使用は、強制せずに座らせてみましょう。朝起きた時・お出かけの前・食事の前・お昼寝起き・寝る前など活動前に促して習慣づけるのもいいでしょう。目覚めた時にオムツがぬれていなければタイミングよく出るので、オマルの使用は効果的です。

しつこく座らせないで「出ない」と伝えればすぐに終了です。すぐに失敗しても、とがめたり叱ったりしてはいけません。自立に向けてのおけいこですから失敗の経験も必要です。お友達のしている様子を見たことがきっかけになり、突然成功することもありますから、焦らずにオマルに誘い続けましょう。

Q2-2

3歳6か月になります。4月から幼稚園に行く予定ですが、おしっこは言えるのに、ウンチはトイレですることができません。ウンチの出る様子が分かるのでトイレに誘うのですが嫌がって行きません。

A.

集団生活に入る前になると、いろいろな意味で排せつが自分でできるようにと母親は焦りますね。親が焦ると、子どもは敏感になって、かえってうまくいかないことが多く、あまりに神経質になると便秘になってしまうケースもあるようです。幼稚園の入園に間に合わなくても、幼稚園では子どもに合わせて対応してくれるので、先生に子どもの状態を説明しておけばいいですね。ウンチが出るのが分かっていても行きたがらないのには、いろいろの理由があるようです。

遊ぶことに夢中で、トイレに行きたがらない時もあります。「一緒に行ってあげるから、早くして続きを遊ぼうね」と、気持ちの切り替えや見通しをつける関わりをしてみましょう。声を掛けるのもトレーニングです。でも行きたがらない時はしつこくしないようにしましょう。

ウンチをしているのが分かったら「もう終わった?」「頑張ったね」と声を掛けることから始めましょう。またウンチが出たら、叱らずに「ウンチのおうちに返してあげようね」とトイレに一緒に行って「バイバイ」と流すところを見せてあげるのもいいものです。

ウンチをする時に、洋式便器ではうまく力を入れることができずトイレを嫌がる時もあります。両足を着けて踏ん張れるよう安定した環境(子どもの足の長さに合わせた台など)を整えたり、好きな絵を貼ったりしてみましょう。トイレでできたときはシールを貼るなど楽しみを持たせるのもいいでしょう。

排せつはデリケートで、いろいろな感情に左右されやすいです。必ず自分でトイレに行けるようになるので、この時期には特に自尊心や自信を失わないように、ユーモアやゆとりで接してあげましょう。

Q3-1

1歳2か月児です。父親の帰りが遅く、帰宅すると喜んで遊んでしまい、就寝時間が遅くなります。睡眠時間は脳の発達に影響すると聞きますが、大丈夫でしょうか。

A.

睡眠に関しては個人差があり、ぐっすり眠る・すぐに目覚める・短時間熟睡など様々なタイプがあります。子どもの欲求が満たされる状態で眠ることが大切です。

就寝時間は子どもの成長に合わせて変化しますから、生活リズムは変動するものだと捉える方がいいでしょう。

就寝時間が遅くても、父親と過ごせる有意義な時間であれば子どもにとっては必要な時間ではないかと思います。心の成長には効果があるかもしれません。

生活リズムは活動量・天気・睡眠時間などさまざまな要因で日によっても変化しますので、就寝時間にこだわる必要はありません。無理に寝かせようとしてもストレスになり逆効果となることもあります。心配しなくても幼児期・学童期になれば、生活環境から本格的な睡眠パターンができます。

早く寝かせるためには、公園に行ったり、身体を動かす遊びに誘ったりなど、昼間の活動をたっぷりさせることも効果的です。

Q3-2

8か月児です。激しく夜泣きをします。なぜ泣くのか分からずに困っています。
どのように関わればいいのでしょうか。

A.

夜泣きの原因としては、お腹が空いている・オムツがぬれている・鼻づまり・暑い・寒い・熱がある・湿疹ができている・昼間強い刺激に興奮している・戸外遊びが足りていないなどが考えられますが、原因が思い当たらないこともあります。

母親にとっては寝不足になり、とてもつらいことと思いますが、時期的なものですから「泣いてもいい」と思ってください。いつかは治まるものなので、イライラせずに接してあげてください。

抱き癖にはなりませんから「泣いてもいいよ」という気持ちで子守り歌や抱っこをしてあげましょう。

抱いたりあやしたりしても泣きやまない場合は、部屋を明るくして「今日は眠れないのね」と目覚めさせてもいいです。夜中に起きていても睡眠不足になる心配はありません。母親が遊んであげようとしなくても、気分転換になればいいのです。

日中に起きている時間を長くするなど、生活リズムの工夫もしてみましょう。必ずその時期は過ぎますから、焦らないようにさまざまな方法で乗り越えてください。

Q3-3

4か月になります。今までミルクを飲んでよく寝て、一人で遊んでいたのに、昼間はグズグズ言って機嫌が悪く、抱くことが多くなり、何もできなくてイライラします。

A.

お母さんのお腹の中で、お母さんの心音を聞いていた赤ちゃんは、抱っこされると気持ちが良いのですね。この時期になると、首が座ってきて周囲の眺めや音などに興味を持ち始めます。お腹がいっぱいでおしっこも出ていなくて、眠くない赤ちゃんの気持ちを分かってあげましょう。

 
泣くことは赤ちゃんにとっては仕事のようなものです。おむつやミルクの時間でなければ、少しそばで家事をしながら声を掛けて、できる範囲の家事にとどめて、思い切り赤ちゃんと遊んで見てはどうでしょう。

泣いている時だけ関わるのではなく、赤ちゃんと遊ぶ時間を作ってみましょう。

  • 赤ちゃんに話し掛けながらほっぺや手を触る。
  • 赤ちゃんの「あーあー」などと同じようにまねをする。
  • 音の出るおもちゃや目で追うおもちゃなどであやす。
  • 首が座ってくると少しの時間、腹ばいにして(必ずそばについておく)運動する。
  • 歌を歌うなど。

よく泣く赤ちゃんの場合は、室内の空気の入れ替えをしたり、散歩するなど、少し環境を変えて気分転換を図りましょう。自分で遊べるようになると落ち着いてくるので、お母さんもリフレッシュするなどして、いらいらせずに気長く付き合ってあげましょう。

子育て支援施設や児童センターなどに出かけて、ほかのお母さん達の関わりを見たり、話をしてみましょう。いろいろなヒントをもらうことができます。

Q4-1

1歳4か月児です。伝い歩きはするのに、まだ歩かないのですが、同月齢の子どもと比べて遅れているようで不安です。

A.

子どもが成長してくると、ついつい周りの子どもと比べ、できる・できないで子育てに不安を感じますね。

運動能力は個人差が大きく、独り歩きの場合8か月で歩く子ども、1歳5か月ぐらいで歩く子どももあるようです。あまりはわずに歩き始めたり、つかまり立ちや伝い歩きはできるがなかなか独りでは歩かなかったりと、子どものタイプや生活環境などの違いによって歩行完了の時期はさまざまです。

母親の「早く歩いて欲しい」と思う気持ちが強すぎると、子どもは負担になることもあります。両手を持って楽しく伝い歩きを促すことで、安心感から歩くタイミングが生まれるかもしれません。

子育て支援施設や保育所の園庭開放などを利用してみてはいかがでしょう。子どもにとっては刺激になります。またほかの母親と出会ったり、いろいろな子どもの姿を見ることで、不安が解消されるかも知れません。

どうしても心配な場合は、保健所の1歳6か月健診で相談してみましょう。

Q4-2

1歳3か月児です。何をするにも、イヤと言って聞いてくれません。イライラします。

A.

余裕のないときに、わがままを言ったり、ひっくり返って泣かれると「どうして分かってくれないのよ」とイライラして情けなくなりますね。

この時期は自分の意思を試そうとして反抗したり、自分でしたい・決めたいなどの自己主張をしたり、自立する練習をしています。「~したいのね」と子どもの気持ちを受け止め、時間の余裕を持って見守り応援してあげましょう。子どもが育つ大切な時期です。

「イヤイヤ」と言っている時はしばらく見守り、落ちついたら穏やかに語り掛け、どうしたいか具体的に尋ねたり「〇〇する?それとも××する?」と選ばせてあげてはどうでしょう。

少し距離をおいて知らないふりをし、しばらく様子を見ましょう。興味や関心を違う方に向けて、気持ちを切り替える関わりなど(ふれあい遊びなど)子どもの気分転換を図るのもいいですね。

母親を困らせようとしているのではありません。どの子どもも通る道で、この時期はやがて成長とともに治まります。焦らず落ち着いて関わるようにしましょう。

母親がイライラしないように子どもが触って困る物をよけておくなど、ダメと言わなくて済む環境を整えましょう。

Q4-3

3歳0か月児です。自分でできない時や、気に入らない事があるとかんしゃくを起こします。どうすればいいいでしょうか。

A.

かんしゃくは子どもが成長し、自己主張ができるようになったのですが、思い通りにならず、気持ちのコントロールができなくなっている状態と見てあげましょう。例えば自分でしたいのに、できなくてイライラしたり、できないことが悔しくてかんしゃくを起こすことはよくあります。

かんしゃくを起こした時、子どもを叱ったり、感情的に言い聞かせたりするとかえってエスカレートします。本当は何を訴えたいのかを考えて「嫌だったね」「悲しいよね」など気持ちを分かって抱きしめてあげましょう。またしばらく様子を見て治まるのを待って、気分を変える言葉を掛けてあげるのもいいですね。

かんしゃくの理由が分かれば、自分で満足できるようにさりげなく大人が手を貸してあげるのも効果的です。

自分の意志を通そうと物を投げる、頭を地面に打ちつけるなどの行為をして、これ以上子ども自身がかんしゃくに耐えられないと思ったら、その場から離れて、してはいけないこと伝え、気持ちが落ち着いてから元の場所に戻るのもいいですね。

かんしゃくが治まった時は、必ず我慢できたことをしっかり褒めましょう。

次第に気持ちをコントロールする力や、自分の欲求を周囲の現実と合わせて我慢することができるようになるので、根気よく関わりましょう。

Q4-4

2歳1か月児です。乳幼児クラブなどに行っても親子のリズム遊びや集団遊びに入れず、母親のそばを離れません。

A.

人見知りや母親から離れない、反抗、後追い、メソメソ泣くなど、イヤイヤ期などにさまざまな行動が見られます。観察力や感性を豊かにため込んでいる時期と捉えましょう。

積極的に活動してほしいと願う母親の気持ちに反抗している場合もあります。子どもと一緒に「楽しそうね」など言葉を掛けてあげましょう。母親に抱かれていても目や耳で楽しんでいることもあります。

乳幼児クラブなど、子どもが機嫌よく遊んでいる環境などに誘うことは子どもにとって、プラスになっています。母親が参加し、無理にさせようとせず、子どもが自分から動き出すのを待ちましょう。

子どもは就園などのきっかけで、母親と離れたときに力を発揮することもあります。

Q4-5

3歳0か月児です。友達と遊んでいる時に、相手をたたいたり、かんだり、突き飛ばしたり、乱暴なことをします。相手を傷つけないか心配です。

A.

このような行動が見られるようになると、ほかの子どもが遊んでいる所に連れて行くのが面倒になりますね。

子どもの姿は誰かと関わりたいという社会性の表れで、方法を学んでいる時期と見てあげましょう。

仲良くなりたいけど友達との関わり方が分からず、相手が怖い・受け入れてもらえるか心配などで、つい手が出てしまうことがあります。

相手に手を出すことが予測される時は、未然に防ぐようにそばについてあげましょう。もし未然に防げなかった時は母親が相手の子どもに「ごめんね」と謝る姿を見せたり、一緒に謝りましょう。

友達が使っている物を欲しがる時は「あとで、替わってもらおうね」と我慢させることも必要ですが、子どもが遊んでいる所に友達が来た時は「今使っているから待ってね」「あとで替わるわね」など子どもの気持ちを代弁して、今の子どもの遊びを確保することも必要ですね。

友達をたたくなどの行為には、きっと理由があるので「一人でしたいのね」「貸してほしかったのよね」など気持ちを言葉にして掛けてあげましょう。また自分で言える場合は聞いてあげましょう。その上でルールがあることやされて嫌なことは友達にもしないように根気よく教えましょう。子どもは少しずつ友達との付き合い方を学んでいきます。

Q4-6

3歳2か月になります。遊んだ後、自分でおもちゃを片付けません。言っても聞こえないふりをします。どのようにしつけたら良いでしょう。

A.

次から次へとおもちゃを出して、夢中で思いを巡らせて遊ぶ素敵な子どもさんの姿です。でも、何度も言って片付けないと、イライラして大きな声で叱ったり、諦めて母親が片付けてしまったりしてしまいますね。

片付けは大人にとっては簡単でも、いっぱい遊んだ子どもにとっては、重労働と感じられるかもしれません。片付けも遊びの延長として、楽しくできるように工夫してみましょう。

  • 大人が思うように、きちんと片付けられなくても自分なりに片付けているようなら、認めてあげましょう。
  • おもちゃを大きく分類して、子どもと一緒に絵や写真を貼ったり、場所を決めて「おうちへ返そうね」と声を掛けるなどゲーム感覚で、一緒に片付けてみましょう。
  • 「このおもちゃは、どこだったかな?」と子どもに聞くと、案外子どもは得意になって一緒に片付けるようになりますね。「すごい!よく知っているね」としっかり褒めてあげるのを忘れずに。

片付いた後は、必ず「気持ちが良くなったね」と声を掛けてあげましょう。

お母さんと一緒に片付けることから、だんだん自分で片付けるように、楽しく根気よく関わっていきましょう。

Q4-7

1歳3か月になります。子育て支援施設などに行くと、そばに来た子どもの頭をたたいたり押したりします。仲良く遊んでほしいのですが・・。

A.

この時期の子どもは「自分の遊びを邪魔されるのではないか」と不安で髪の毛を引っ張る、たたく、押すなど手が出てしまうことがあり、繊細な心を持っている子どもによく見られます。

1歳児の頃は友達との付き合い方がまだまだ良くわかりません。子どもが手を出してしまったら母親が「痛い、痛い」と止めて、相手の子どもに母親が謝る姿を見せることで「悪いことをしてしまった」という気持ちが育ってきます。また子どもには「大丈夫、一緒に遊びたいと思っているよ」と声を掛けたり、たたくのは良くないと話をしてあげましょう。

子どもが手を出すのを未然に防ぐには、お母さんが体でガードをして子どもの遊びを保障してあげるのもいいですね。

友達と仲良く遊んでほしいと思うお母さんの気持ちが強く出てしまうと、子どもの「まだ独りで遊びたいのに!」と思う気持ちと合わず、イライラして手が出ることもあるようです。焦らずに、遊びを満足させてあげることも必要です。

ほかの子どもに手を出すからと、家で過ごすだけでなく、子育て支援施設に行って少しずつ体験することも必要です。成長してくると必ず落ち着いてくるので、根気よく付き合っていきましょう。

Q4-8

最近、急にどもる(吃音)ようになってきました。
「もう一度言ってごらん」と言うのですが、すんなり言えないことが多いです。どのように関わったらいいでしょうか?(2歳4か月)

A.

聞いているとつい「もっとはっきり言ってごらん」「早く」など注意をしてしまいがちですね。

2~5歳頃まで、気持ちがうまく話せないため、言葉がつかえたり、同じ言葉を繰り返したり、聞き取りにくい言葉で話す場合があります。

一過性の事が多く、心が不安定な時や、年齢的に難しい発音がありスムーズに話せない時などに吃音になる場合がありますが、何かを訴えたいという子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。

叱ったり、急かせたりすると、余計に言葉が出なくなります。ゆったりと子どもの伝えたいという気持ちを受け止め、楽しい雰囲気で話せるように関わってみましょう。

できるだけ「うん、うん」「そう」など、大きくうなずいて聴いたり「~だったんだね」と子どもが言った言葉を繰り返して言うなどしてみるのもいいですね。

会話は急がなくてもいいものだと分かり、周りの「そのままでいいよ」という優しい気持ちが伝わると、落ち着くこともあります。また子どもはしっかりお話を聞いてくれていると思うと安心して話をするようになります。

もし、子どもの心が不安定になっているようなら、いつもよりスキンシップを多くし、身体を使ったふれあい遊びをしたり、のんびりゴロゴロと過ごす時間を取ってしばらく見守ることも心の安定につながる事があります。

Q4-9

保育所に行くようになって、保育所でのことをよく話してくれるのですが、時々うそを言っている時があります。やめさせたいのですがどう言えばいいでしょう?
(3歳4か月)

A.

子どもさんは保育所で友達と遊んだことや、経験したことをいっぱいお母さんに聞いてもらうのが楽しいようです。お母さんもいろいろお話してくれるとうれしいですね。

子どもはこの時期、想像力がたくましくなってきます。自分の周りと空想の区別がつかず時間の経過と共に忘れたり、一生懸命話をしているうちに、つじつまが合わなくなることがあります。また、テレビで見たことや友達が話をしていたことを自分のことのようにしてしまうこともあります。

子どもの周りの変化(弟や妹が出来た時、友達とうまく遊べなかった時など)や、ちょっと寂しい時などにも見られることがあります。

うそと決めつけず、「そう」と軽く受け流したり、子どもの気持を考えて「~したかったのね」など言葉を掛けて聞いてあげましょう。

また急激な環境の変化などによるようであれば、いつもより意識してスキンシップや一緒に過ごす時間を多くしてみましょう。

○5歳ぐらいになって明らかにうそと分かる場合

  • 心理的な問題がある場合(もっとこっちを向いて)など心のサインと受け取れることもあります。
  • 何か理由(願望なのか、妄想なのかなど)があるかも知れないので、どうすることがよいのか子どもと向きあって話してあげましょう。
  • 人に迷惑を掛けることや人を傷つけるうそなどの場合はいけないことだと、しっかり話をしましょう。

Q4-10

ほかの同じ年齢の子どもたちはお話ができるのに、うちの子どもは「マンマ」ぐらいしか言えません。言葉が出るのが遅いように思い心配です。
話し掛けている内容はよく分かっているようですが。(1歳8か月)

A.

同じ年頃の子どもさんがよく話をしていると、気になりますね。でも言葉の発達は個人差が大きいです。家族の言葉掛けや、周りの関わりに反応があれば、もう少し様子を見てみましょう。

たどたどしい表現でもその気持をしっかり聞いてあげることで「聞いてもらった喜び」を経験し、話したい意欲につながります。

〈心掛けましょう〉

  • 子どもの発声や発語にしっかり対応し、コミュニケーションの楽しさを知らせましょう。
  • テレビに子守りをさせる時間は少なめにし、絵本を読んであげたり、お子さんの名前を呼んで話し掛けたり、家族との楽しい関わりを増やしましょう。
  • 子どもは好奇心いっぱいです。散歩などで見た物や気になる物の名前などを言って話してあげましょう。
  • 子どもに分かりやすい具体的な言葉で話し掛けましょう。
  • 先回りして本人の代わりに話をしたり、要求を察して先にしてしまわないように気をつけましょう。
  • 子育て支援施設などに行き、他の子どもたちが遊んでいる様子を見るなど社会性の発達を促すような機会をつくりましょう。

○ 難聴や発達障害がある為に、言葉の発達の遅いお子さんもありますので、対人関係や、行動の発達になどに気になる問題が見られるようであれば、保健所や専門機関(ぱっそkids)に相談してみましょう。

Q4-11

2歳2か月と4ヶ月の2人の子どもを育てています。イライラすることが多く、子どもを叱ってばかりいるようで、子どもが寝たら落ち込んでしまいます。時々子どもをたたきそうになる時もありつらいです。

A.

24時間子どもと向きあい、子どもの生活に合わせて一生懸命関わって子育てをされているのがよく分かります。でもこの時期は本当に大変ですね。

イライラして怒ってばかりでは、お母さんも疲れてしまいますね。
子どもも、母親の心の動きをよく感じるので、母親が忙しくしている時に限って、いろいろ言ってくることが多く、余計にイライラするようになります。

まずそれぞれの年齢での大まかな発達の特徴を知り、母親を困らせようとしているのではないことを理解しましょう。

子どもはどの子も、自己中心的です。こんなものだと思うと、母親自身がクールダウンし、しばらく見守ることが出来るかもしれません。

お母さん自身がイライラしてきたら、クールダウンするために飲み物を飲んだり、
おやつを食べたり、窓を開けて外の空気を吸うなどして気持の切り替えをするの
もいいですね。

いろいろな人に協力してもらって、お母さんがホッとする時間をつくりましょう。

○一人で全部しなければと思わずに、リフレッシュする方法もいろいろ考えてみましょう。

  • 祖父母や父親に協力してもらって子どもと離れて過ごす時間を持つ。(関わり方に注文を出さない)
  • ファミリーサポートセンターや一時保育を利用する。
  • 親子で参加できる学習センターや育児サークルなどに参加し、悩みを話し合ったり、解決方法を一緒に考えてみる。
  • 子育て支援施設や親子で参加できる事業に出掛けたり、一時保育のある子育て講演会などに参加し、気持ちの切り替えや整理をする。
  • イライラした時などは子育て相談等に電話をして、子育ての状況等を聞いてもらい気持ちの整理をする。

Q4-12

人見知りが激しくて困っています。(7か月)

A.

人見知りには個人差やいろいろなタイプがありますが、あまり激しいと、なかには、お父さんや祖父母の方が近づいても、泣くことがあります。

また、あんまり泣くので、見えないようにと方向を変えても、わざわざふり向いて相手を見ながら泣く子どもさんもありますね。

人見知りが激しい時、お母さんは相手をしてくださる方やまわりの人の目がつい気になり、母親から離れてくれないとイライラしてしまいますが、今はこんな時期だと相手の方に伝えましょう。

人見知りはお母さんを特別な人と認識できるようになり、愛着関係ができたしるしなので、心の発達と喜んであげましょう。

○子どもさんが泣くからと家の外に出ないようなことはせず、子育て支援施設などに出かけ、お母さんのそばで安心して遊びながら、いろいろな人を見る機会を増やしていくことで、徐々に変わっていきます。

○必ずこの時期は抜けるので、慣れさせようと焦って、無理に抱いてもらうようにしないほうが良いですね。

○できるだけ、子どもさんのそばを離れず、「大丈夫よ」など声をかけるなど安心感をしっかりもたせるようにします。

○お母さんに守ってもらっているという安心感や、母子関係の絆がしっかりできる時期と思い暖かく見守ってあげましょう。