チームラボは、自分と世界とのあらゆる境界が取り払われた「ボーダレス」な世界に目を向け、アートによって人類の世界認識を変えようとしています。自分が立つ現実世界と、目の前に展開する作品世界の時空がつながるアート空間 ー超主観空間ー に“没入”する経験を通じて、鑑賞者はこの世界が連続性の上に成り立っていることを身体的に認識することができます。近年、チームラボの探求はさらに深化を遂げ、「生命とは何か」というテーマのもと、「私という存在は、心と体とそれらと連続する環境によって創られている」という考えを表す作品を次々発表しています。生物と無生物との境界をも超える認識へと鑑賞者を導くチームラボのアートの現在地を、前期・後期の展示替えを通して長大なスケールで展開します。
※姫路市立美術館からのお願い
チームラボの展覧会は、壁や床に映る映像を楽しんでいただくものです。映像を十分に楽しんでいただくために、大変申し訳ございませんが「光る靴」でのご来館はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
(前期展示)
チームラボ
《反転無分別 - Light in Dark》
《Dissipative Figures – Human, Light in Dark》
(C)チームラボ (参考画像)
(前期展示)
チームラボ《増殖する無量の生命》(C)チームラボ
(後期展示)
チームラボ《憑依する炎》(C)チームラボ
(後期展示)
チームラボ《連続する生と死》(C)チームラボ
本展は4年ぶりの姫路でのチームラボの展覧会となり、前期・後期でそれぞれ新作を含む5点ずつ計10点の作品が展示され、前期・後期で全く異なる作品世界が展開されます。ぜひ、どちらの会期にも足を運んで、自己と他者・外界とのあらゆる境界が取り払われたチームラボの「ボーダレス」な世界に触れてみてください。
鑑賞者が立つ現実世界と、目の前に広がる作品世界が境目なく繋がるアート空間「超主観空間」はチームラボの作品において重要な要素です。本展では、この「超主観空間」を強く体感できる作品が複数展示されます。チームラボの作品でしか味わえない、鑑賞者と作品が相互に作用し合うことで生まれる没入感、そして鑑賞者と作品が連続性を持ち一体となる感覚を存分に味わってください。
チームラボの探求は日々深化を遂げており、近年は「超主観空間」だけでなく、「生命とは何か」という主題のもと「私という存在は、心と体とそれらと連続する環境によって創られている」という考えを表す作品を次々と発表しています。本展は、そうしたチームラボの作品の根底にある理念や探求について本格的に紐解く展覧会です。美術館というアートに向き合うために存在する空間だからこそ実現できる、チームラボの現在地を象徴する作品世界をぜひその眼で確かめてください。
国際的に活動を展開しているアートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団で、アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、さまざまな分野のスペシャリストから構成されている。チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。
前期:2023 年 7 月 22 日 (土曜日)から 10 月 9 日(月曜日・祝日)
後期:10 月 21 日(土曜日)から2024 年 1 月 21 日(日曜日)
開館時間 午前10時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分)
月曜日(ただし、9月18日、10月9日、1月8日は開館)、9月19日(火曜日)、12月28日(木曜日)から1月3日(水曜日)、1月9日(火曜日)
一般 1,500(1,300)円 / 高大 1,100(900)円 / 小中 700(500)円
*括弧内は団体料金(20名以上)
姫路市立美術館
神戸新聞社
朝日新聞姫路支局、産経新聞社神戸総局、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21 、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西( 50 音順)
混雑緩和のため、土曜日、日曜日、祝日は日時指定予約にご協力お願いいたします。
・チームラボ 無限の連続の中の存在(チームラボ公式ページ)別ウィンドウで開く
・「チームラボ 姫路市立美術館きっぷ」発売!山陽電車往復きっぷと一般入場券引換券がセット!(山陽電車公式ページ)別ウィンドウで開く
・姫路市立美術館チームラボ展(「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」、「チームラボ 無限の連続の中の存在」) Twitter公式アカウント別ウィンドウで開く
いずれもご参加には「チームラボ 無限の連続の中の存在」当日観覧券の提示が必要です(半券可)。
参加可能人数、申込方法等の詳細については当館イベントページをご覧ください。
登壇者:建畠 晢 氏(埼玉県立近代美術館館長)、猪子 寿之 氏(チームラボ代表)
日時:7月22日(土曜日) 午後3時から午後4時30分(午後2時30分より受付開始)
場所:姫路市立美術館 2階講堂
定員:50名(参加申込多数の場合は抽選)
参加費:無料 (但し、「チームラボ 無限の連続の中の存在」当日観覧券の提示が必要(半券可))
参加申し込みは1名様につき1口とさせていただきます。
日時:8月5日(土曜日)午後2時から午後3時(午後1時30分より受付開始)
場所:姫路市立美術館 2階講堂、企画展示室
定員:20組(参加申込多数の場合は抽選)
対象:小中学生(保護者同伴可)
参加費:無料 (但し、「チームラボ 無限の連続の中の存在」の当日観覧券の提示が必要(半券可))
参加申し込みは1組につき1口とさせていただきます。
姫路市役所観光経済局観光文化部姫路市立美術館
住所: 〒670-0012 姫路市本町68番地25 姫路城東側
電話番号: 079-222-2288 ファクス番号: 079-222-2290
電話番号のかけ間違いにご注意ください!