カブちゃんは、「姫路科学館だより」に掲載されている4コマ漫画です。
第19話~冬のカブちゃんの巻~

バッタ博士のミニ知識【カブちゃんは冬どうしているの?】
カブトムシは、残念なことに、成虫では冬を越すことができないのです。
カブトムシは、7月から9月初めごろ産卵して、10月には幼虫になっています。そして、冬がくる前までに2回脱皮(だっぴ)して3齢幼虫で冬を越します。
気温が10℃以下になると、朽ち木やたい肥の深い所に移って、まわりの朽ち木やたい肥をいっぱい食べます。この間にたくさん栄養を採って、大きな幼虫になれるかどうかで、成虫の体の大きさが決まります。このようにして、あたたかい春がくるまで、成虫になる準備をするのですね。
ちなみに、クワガタムシの中には、オオクワガタやコクワガタなど、成虫で冬を越す種類もいます。