カブちゃんは、「姫路科学館だより」に掲載されている4コマ漫画です。
第39話~カブちゃん化石発掘?~

バッタ博士のミニ知識【化石って?】
兵庫県では、2006年に中生代白亜紀の恐竜の化石(丹波竜)が発見されて以来、化石の存在が身近に感じられるようになりました。
「恐竜の化石」というと地中に埋まった骨をイメージするかもしれませんが、実際に発掘されるのは骨そのものではなく、骨の成分が土中の成分と一部入れ替わって石化したものです。つまり化石の言葉通り石に化けた生き物の一部や生活の跡ということができます。
化石として発掘される生き物の多くは、絶滅していて、化石から得られる断片的な情報から、その生活の様子を想像するにとどまります。これは、状況証拠から犯人を推測する推理小説に似た楽しみがあります。
姫路科学館2階には恐竜をはじめ多くの化石資料が常時展示されています。大昔の生き物の様子を想像したり、教科書や図鑑でしか見たことのなかった化石の姿に触れてみて下さい。