カブちゃんは、「姫路科学館だより」に掲載されている4コマ漫画です。
第41話~カブちゃん春みつけ~

バッタ博士のミニ知識【タケとササは何が違う?】
春が旬の竹の子はタケの若芽です。竹の子はぐんぐん伸びてあっという間にタケに変わってしまいます。一方、葉や茎など部分部分の様子が似た植物にササ
があります。タケとササの関係は生えている様子や大きさだけなのでしょうか?
実は、タケとササは大きさだけでは区別できません。例えばササの名がつく小さなオカメザサはタケの仲間と言います。また、真っすぐ伸びて弓矢の矢に使われたという
ヤダケはササの仲間です。この違いを簡単に見分けるには、節に皮がついているかどうかを見ることになります。竹の子からタケになるとき、タケは皮を落とします。しかし、
ササはいつまでも皮がついたままなのです。野山でクマザサやモウソウチクなど見かけたときは、この皮の有り無しに注目してみて下さい。