ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

PC版

Multilingual

あしあと

 

    9月・10月の園芸作業帳

    • 公開日:2008年9月4日
    • 更新日:2019年5月30日
    • ID:6630

    緑の相談所相談員からの、季節の園芸ワンポイントアドバイスです。
    もっと知りたい方は緑の相談所に電話してください。

    観葉植物

    そろそろ室内に入れる準備を!

    9月中は戸外でもかまいませんが、10月も後半になりますと、夜の気温が下がってきます。高い生育温度が必要な植物から順番に室内に入れてあげましょう(葉の紅葉も目安です)。観葉植物を室内に入れるときは置き場所の温度を確かめ、その環境に合ったところに置きましょう。また、汚れた葉をふいたり、病害虫をよく駆除してから室内に入れるようにしてください。水やりも冬に向けて、徐々に回数を減らしていきます。夕方までには乾くように与え、過湿にならないように注意しましょう。

    フィットニア(シロアミメグサ)の写真

    フィットニア(シロアミメグサ)

    家庭菜園

    秋まき野菜の種まきは少しずらして!

    夏野菜(トマトやキュウリなど)もそろそろ終わりの時期です。収穫し終わった株から引き抜いて処分(生ごみとしてかコンポストへ)しましょう。特に病気にかかった株は、土と一緒にすき込まないようにしてください。また、最近ではダイコンやハクサイなど、タネを早くまく傾向がありますが、そうすると害虫による被害にあう機会が増える(農薬散布の回数も増える)ので、ちょっと小ぶりでの収穫になりますが、タネまきは9月中旬頃がよいでしょう。

    オクラの花

    まだまだ収穫できます。

    家庭果樹

    収穫の季節がやってきました。

    イチジク、ブドウ、モモ、ナシ、リンゴなどほとんどの果樹が収穫期を向えます。特に例年より多く実がなった樹では果実の生産で弱っています。葉を若返らせて光合成を盛んにし、冬に向けての貯蔵養分の蓄積をはかるためにも礼肥(おれいごえ)を与えてやります。速効性の化成肥料を成木1本あたり300~800g程度与えますが、樹の大きさや樹勢によって加減してください。量が多すぎるとかえって樹の充実を遅らせ、耐寒性を弱めてしまうので注意してください。果実があまりならなかった樹は与えなくてもかまいません。
    夏季剪定で木の内部にも光を当てましょう。

    アケビの実

    アケビ

    花壇・鉢植え

    まだまだいける夏花壇!

    ぺチュニアやマリーゴールドなど夏花壇を飾った花たちは、霜が下りる頃までまだまだ元気に咲きつづけます。肥料も切れかけている頃ですから、液肥などを与えてあげましょう。夏場元気のなかったテルスターや日々草(ビンカ)なども再び咲き始めます。近年、10月頃からパンジーやビオラの苗が出回っていますが値段も高いので、夏の花を長持ちさせ、少し安価になってからの花苗購入がよいのでは(早く植えると株の老化や間延びが早い)。

    マリーゴールドの様子

    まだまだいけるマリーゴールド

    サギソウ

    葉を育てよう!

    サギソウの栽培でたいへん重要な時期です。花の観賞が終わったら、花がらの部分をまめに切り取り、タネ(さや)ができないようにしましょう。タネを作るのに養分がとられてしまい、新しい球根の肥大が抑制されてしまいます。サギソウはタネをまいても発芽しにくいので、普通は球根で増やします。大きな球根を確保し、次の年にも花を咲かせられるよう、花がらはきちんと摘み取っておきましょう。10月上旬までは薄めの液肥を2週間に1回程度与え、水やりも怠らないようにします。花が終わったからといって、けっして放ったらかしにしないでくださいね。

    開花後のサギソウの様子

    種子のあるサヤ(花下の部分)が肥大します(自生地にて)

    お問い合わせ

    姫路市役所観光経済局緑の相談所

    住所: 姫路市西延末440

    住所の地図

    電話番号: 079-298-5571 ファクス番号: 079-298-5565

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム