新型コロナウイルスが危惧される中自然災害が発生した場合、避難所には不特定多数の方が避難して生活するため、飛沫感染や接触感染が非常に生じやすい環境となります。避難者や避難所運営者等に感染が拡大すると、避難所は命を守る場所ではなくなり、避難所の機能を果たせなくなります。
そういった状況になることを防ぐために、避難者や避難所の運営に関わる立場になった場合、どんなことに注意することで感染のリスクを下げることができるか考えてみましょう。
3密とは
出典:首相官邸ホームページ
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構人と未来防災センター
新型コロナウィルス感染拡大に伴う臨時レポートVol.(1)別ウィンドウで開く (研究員 髙岡 誠子)
新型コロナウィルス感染拡大に伴う臨時レポートVol.(2) 別ウィンドウで開く(研究員 木作 尚子)
新型コロナウィルス感染拡大に伴う臨時レポートVol.(3) 別ウィンドウで開く(研究員 松川 杏寧)
避難所での新型コロナウイルス感染症対策などについて、動画を掲載しています。ご覧ください。
災害から命を守るために、「身近にどのような危険があるのか」をよく知り、「いざというとき」にどのように行動するのか、できるだけ具体的に考え、あらかじめ決めておくことが大切です。
「命のパスポート」を活用し、警戒レベルに応じた行動をとることにより、あなたの命を守ります。
避難とは難を避ける行動をとることです。
自宅での安全確保が可能な人は、在宅避難を考えてください。
そうでない場合は安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。
避難先は小中学校・公民館だけではありません。
避難に関するアナウンス(新型コロナウイルス感染症と自然災害の複合災害に備えて)
災害時には、危険な場所にいる人は避難することが原則です。
下記各種ハザードマップを確認し、自宅等の災害リスクを把握してください。
災害リスクの確認後
自宅が上記1もしくは2に含まれる場合は、区域外に避難してください。
兵庫県 浸水想定区域図
各種ハザードマップ確認方法
各種ハザードマップの例示として英賀保駅周辺を示しています。
危険から回避するための避難場所・災害により被災した際の避難所について
被災時の生活拠点となる指定避難所 改修予定の避難所一覧等 詳しくはリンク先ページをご覧ください。
備蓄する際には、ローリングストック法別ウィンドウで開くを意識しましょう。 (内閣府 防災情報のページ)
在宅避難時は、健康管理に留意し、食料・水・生活必需品や常備薬についても1週間程度の備蓄を実施しておきましょう。
おうちで楽しく食品ストック (農林水産省Webサイト:家庭備蓄ポータル別ウィンドウで開く)
全国各地で大規模な災害が頻発し、地域の食料供給が途絶えるケースも発生している中で、食品の家庭備蓄の一層の普及を図るために、家庭備蓄に関するさまざまな情報を集約したポータルサイトです。
感染症対策グッズの追加のお願い(下記参照)
持参した体温計で、各自の体温管理へのご協力お願いいたします。
避難所用に、非接触型の体温計の準備をしていますが、不特定多数の方が検温のために手に持つことにリスクがありますので、各自で持参された体温計で、避難前・避難所生活中に検温をお願いいたします。
避難所内は十分な換気に努めるとともに、避難者が十分なスペースを確保できるように留意します。避難者の方々も換気の協力と、専用のスペースへの認識とご理解をよろしくお願いいたします。
発熱、咳等の症状が出た方は、専用のスペースを確保します。できる限り個室にするとともに、専用のトイレを確保するように努めます。なお、ゾーニングという一般避難者と感染疑い者のエリア分けを実施し生活同線を分けますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
参考資料
レイアウト参考例
箱型ダンボールをハサミ1本で簡単パーティション
JVOAD 特定非営利活動法人(認定NPO法人) 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク
姫路市役所政策局危機管理室
住所: 〒670-0940 姫路市三左衛門堀西の町3番地 防災センター5階
電話番号: 079-223-9594 ファクス番号: 079-223-9541
電話番号のかけ間違いにご注意ください!