休館続きで、まだみなさんにお会いできていない新人飼育員の『かの』です。
4月20日更新のブログに引き続き、マナマコの様子をお見せします。
今回は見えづらいところで全く動かなくなったマナマコたちに、見えやすいところまで動いてもらおうとするお話です。
マナマコはとても省エネな暮らしをしている生き物なので、
水温が高くなってくると一日のあいだほとんど動きません。
ときにはこんな状態になっていることも・・・
「うーん、これはこれで面白いけど・・・」
飼育員としてはマナマコには下のほうに行ってもらって、姿をよく見てもらいたいんです。
「よし、こうなったら!」
照明の位置を調節して、マナマコたちが集まりやすい上のほうに
強い光がくるようにしてみました。
・・・というのも、マナマコたちはまぶしいのが嫌いなのか、上のほうが明るいと下のほうにおりてきます。
ちなみにまぶしいと表現すると『目』があるように思わせてしまいますが、ナマコに『目』はありません。
ただ光を感じるところはあるので、こういったことが起こるんだと思います。
これで、少しは下に行ってくれるようになるといいんですが・・・。
そんな期待をしながら、今後もマナマコの観察を続けていきます!それではまた(^^)/
(かの)