姫路市立動物園で飼育している動物を不定期でご紹介します。
今回ご紹介するのはみなさんごぞんじ、カバです。
当園には希望子(キボコ)が飼育されています。
よく動物園でみかけるのはおとなしそうでのんびりした姿です。
さきほどの写真ものんびりとあくびをしていますね。
しかしそんな外見とは裏腹に、実はカバはとても獰猛で危険な一面を持った動物なんです。
アフリカではカバが最も恐れられている動物なんだとか。
カバのオスはとても縄張り意識が強く、百獣の王ライオンだろうがワニであろうが、侵入してくるものに対して大きな口で攻撃するんです。
水陸両用を兼ね備えていることから、カバ最強説を唱える人も多いようです。
カバの皮膚は非常に厚く、人間のように汗を出して体温調整をする機能がないため、暑い日中は水の中で過ごしています。
また乾燥にも弱く、赤い色のネバネバした液体を分泌することで、乾燥や紫外線、最近から皮膚を守っています。
この液体が汗の様に見えることから、
「赤い汗をかく」
と思われているようです。
(次回に続きます)