9月2日夕方、エゾヒグマの「フウ」(オス・29歳)が死亡しましたので、謹んでお知らせします。
「フウ」は1994年4月に入園して以来、迫力ある大きな顔と体により、人気者になりました。
2020年5月頃から体調を崩すことが多くなり、治療を続けてきましたが、8月下旬からは体を起こすことが難しい状態が続き、治療のかいなく、残念ながら回復することができませんでした。解剖の結果、死因は肝炎と診断されました。
一緒に入園し、共に26年間暮らした「マシュウ」(メス・29歳)は現在も姫路市立動物園で元気に暮らしています。
エゾヒグマは、全国13の動物園(JAZA加盟園)で24頭(オス7・メス17)飼育され、近畿地方では、姫路市立動物園の他、姫路セントラルパークと神戸市立王子動物園で観ることができます。非常に残念でありますが、フウには安らかに眠ってほしいです。