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    姫路文学館特別展「樋口一葉 その文学と生涯」を開催します

    • 公開日:2020年9月28日
    • 更新日:2020年9月30日
    • ID:14062

    資料提供日

    令和2年9月28日(月曜日)

    問い合わせ先

    担当課 姫路文学館 学芸課
    担当者 甲斐
    電話番号 079-293-8228

    特別展「樋口一葉 その文学と生涯 ―貧しく、切なく、いじらしく―」を開催します。

    開催趣旨

    女性として日本で初めて職業作家を志し、貧困のなかで「たけくらべ」「にごりえ」「大つごもり」などの名作をのこして24歳で夭折した小説家樋口一葉(明治5年から明治29年 1872-1896)。

    一葉は、社会の底辺を生きる遊女から上級官吏の妻まで、過酷な運命と向き合う明治の女性たちの姿を独自の文体と冷徹なまなざしで鮮やかに描き、日本近代文学の黎明期に異彩を放ちました。

    本展では、今なお人々の心を惹きつけてやまない一葉文学の魅力と創作の背景、女性としての葛藤や苦悩を、日本近代文学館が所蔵する原稿、日記、書簡、愛蔵品などから探ります。

    また、同じく明治という社会の転換期を生き、日本の保育事業に新たな道を切り開いた姫路出身の野口幽香(慶応2年から昭和25 1866-1950)のコーナーを設け、もう一人の明治の女性を通して当時の時代と社会を考えます。

    樋口一葉

    樋口一葉(日本近代文学館提供)

    展覧会概要

    会期

    令和2年(2020年)10月3日(土曜日)から11月23日(月曜日・祝日)まで

    休館日:毎週月曜日(ただし11月23日は開館)、11月4日(水曜日)

    会場

    姫路文学館 北館

    観覧料

    一般700円、大学・高校生400円、中学・小学生200円

    • 20名以上の団体は2割引
    • 常設展示も観覧可

    主催

    姫路文学館

    企画協力

    公益財団法人日本近代文学館

    展示編集

    中村稔(詩人・日本近代文学館名誉館長)

    後援

    • 朝日新聞姫路支局
    • NHK神戸放送局
    • 神戸新聞社
    • 産経新聞社
    • サンテレビジョン
    • 播磨時報社
    • 播磨リビング新聞社
    • 姫路ケーブルテレビ
    • 姫路シティFM21
    • 毎日新聞姫路支局
    • 読売新聞姫路支局
    • ラジオ関西

    展示構成

    資料数 約120点

    • 資料保護のため、会期中一部展示替えを行います。

    一葉文学の世界

    歌塾「萩の舎」で学んだ古典の知識と自身の生活を活かし、「文学界」同人の影響から生まれた作品を紹介。

    • 「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」などの原稿

    貧困の深淵から小説家へ

    十六歳から死に至るまでの日記を中心に、その短い生涯と心の動きをたどる。

    • 「鳥之部」「森のした艸」「流水園雑記」など各種の日記

    一葉をめぐる人々

    歌塾「萩の舎」、「文学界」、その他当時の文壇における交流を紹介。

    • 歌の師、中島歌子が添削した小説「棚なし小舟」(習作)の草稿
    • 小説の師、半井桃水(なからい とうすい)へ小説の構想を相談する手紙
    • 馬場孤蝶、平田禿木、戸川秋骨、泉鏡花らの一葉宛書簡

    生前出版された唯一の著書『通俗書簡文』

    • 最晩年の原稿『通俗書簡文』
    • 死後に刊行された全集などに寄せた島崎藤村、幸田露伴らの序文原稿

    愛用の品々

    着物、文机、文具類

    朗読音声スポット

    劇団プロデュース・Fの小林みね子さんによる樋口一葉の日記の朗読音声スポットを展覧会場内に設置。

    パネル展「もう一人の明治の女性 姫路生まれの保育の先駆者 野口幽香(ゆか)」

    今からちょうど120年前の明治33年(1900)、日本で初めて貧困層の子どものための保育施設“二葉幼稚園”(現在の社会福祉法人二葉保育園の前身)を創設し、近代日本の保育事業に大きな役割を果たした野口幽香(慶応2~昭和25 1866~1950)は、姫路藩士の子として現・姫路市本町の清水橋付近に生まれました。19歳で念願の東京師範学校女子部に入学し、そこでフレーベルの幼児教育思想やキリスト教に出会ったことがその後の生き方を決定づけます。

    もう一人の明治の女性、野口幽香の人生のものがたりを紹介します。

    記念イベント

    展示解説会

    日時:10月11日(日曜日)

    1. 午前11時から12時まで
    2. 午後2時から3時まで

    (開場は各回30分前)

    講師:当館学芸員

    会場:姫路文学館講堂(北館3階)

    定員:各回80人(当日先着順)、申込不要

    記念講演会

    日時:10月17日(日曜日)午後1時30分から3時00分まで(開場 午後1時00分から)

    講師:山本欣司氏(武庫川女子大学教授)

    演題:「樋口一葉を読み直す―「たけくらべ」「にごりえ」を中心に」

    会場:姫路文学館講堂(北館3階)

    定員:80人(要申込・9月30日(水曜日)必着)

    申込方法:往復ハガキもしくは姫路文学館ホームページ(受講申込フォーム)のいずれかで、イベント名、希望の時間帯、郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入して、姫路文学館(〒670-0021姫路市山野井町84番地)まで。

    朗読会「樋口一葉「にごりえ」」

    日時:10月31日(土曜日)午後1時30分から3時00分まで(開場 午後1時00分から)

    出演:音訳ボランティアグループ サークルさえずり

    定員:50人、要申込・10月15日(木曜日)必着

    申込方法:往復ハガキもしくは姫路文学館ホームページ(受講申込フォーム)のいずれかで、イベント名、郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入して、姫路文学館(〒670-0021姫路市山野井町84番地)まで。

    展覧会図録

    姫路文学館編『樋口一葉 その文学と生涯 ―貧しく、切なく、いじらしく―』

    令和2年10月3日発行(A4判 40ページ)

    販売価格 1,000円

    寄稿(掲載順)

    川上未映子(小説家)「体験としての樋口一葉」

    中川正美(梅花女子大学名誉教授)「一葉の歌―源氏物語から―」

    滝沢志郎(小説家) 「「今」と地続きの明治」

    「樋口一葉展」コラボメニュ―

    「樋口一葉展」開催期間中、姫路文学館南館のカフェ・水屋珈琲では限定メニュー「雪の日のおしるこ」(700円)をお出しします。

    一葉が生涯思いを寄せ続けた小説の師、半井桃水(なからい とうすい)に手づくりの汁粉をごちそうになったある雪の日のエピソードにちなんだものです。

    ご来館の際の注意

    • 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用等にご協力ください。
    • 展示室内の混雑を緩和するため、入場制限を行う場合があります。
    • 駐車場の台数には限りがあります。公共交通機関をご利用ください。