東京都新宿区にある平和祈念展示資料館(総務省委託)では、さきの大戦における、兵士、戦後強制抑留者(シベリア抑留者)、海外からの引揚者の方々の労苦をより多くの人たちに伝えるための事業のひとつとして、全国各地で展示会を開催しています。今回、姫路市平和資料館と平和祈念展示資料館が連携して、「平和祈念展in姫路」並びに「凍土の記憶 抑留者が描いたシベリア」を開催します。
兵役に関する公文書や装備品、シベリア抑留者の収容所での過酷な体験を物語る衣服や書簡、引揚げ時の混乱を示す書類や引揚者の持ち物など、平和祈念展示資料館が所蔵する代表的な資料を展示します。また、釜山日本人世話会のメンバーとして引揚者の帰還に尽力した三宅一美氏が、帰国を待つ引揚者たちを撮影した貴重な写真も展示します。
加えて、姫路市平和資料館、姫路文学館が所蔵する、姫路空襲とその復興に関係する資料を特別展示として紹介します。
令和4年1月7日(金曜日)から1月12日(水曜日)
午前9時30分から午後5時まで
イーグレひめじ 地下1階 姫路市民ギャラリー 第3・4展示室
無料
平和祈念展示資料館(総務省委託)
姫路市
姫路市教育委員会、兵庫県、兵庫県教育委員会
資料点数(合計185点)
兵庫県立歴史博物館(高橋秀吉コレクション)
姫路文学館
平和祈念展示資料館(東京都新宿区)が所蔵する、シベリア抑留体験者が描いた絵画作品を紹介します。抑留生活を写実的に描いた佐藤清のペン画、抑留者の鎮魂や戦友への悼みを象徴的に描いた宮崎静夫の油彩画、二人の画家の作品を通してシベリア抑留の記憶を辿ります。
令和4年1月8日(土曜日)から2月23日(水曜日・祝日)
午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
姫路市平和資料館 2階多目的展示室
月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土曜日、日曜日、祝日を除く)
姫路市平和資料館、平和祈念展示資料館(総務省委託)
平和祈念展示資料館(総務省委託)ホームページhttps://www.heiwakinen.go.jp/別ウィンドウで開く
姫路市役所観光スポーツ局平和資料館
住所: 〒670-0971 姫路市西延末475番地 手柄山中央公園内
電話番号: 079-291-2525 ファクス番号: 079-291-2526
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