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姫路市立城北小学校

JOHOKU ELEMENTARY SCHOOL

〒670-0871 姫路市伊伝居600番地2 地図

電話番号:079-224-5457

校長の独り言

  • 公開日:2020年4月21日
  • 更新日:2024年3月5日
  • ID:2922

3月

いよいよ3月になりました。月日が経つのは早いと感じます。今年度最後の「校長の独り言」になります。このHPは、市内外にも公開されていますので、どちらかというとこれまで一般的な話を載せてきました。それでも、保護者の方からの「子供が校長先生の朝会のお話をとても楽しみにしています。」という声や、元同僚の先生の「校長の独り言を読んで、元気をもらっています。」という思いがけない話を聞くと、もう少し考え抜いた文章を載せるべきだったかなと猛省しています。

さて、今月の最後の朝会では、「ミラーニューロン」という「ものまね遺伝子」の話をしました。ものまねは決して悪いものではなく、生きていく上でとても大切であり、知的好奇心の表れでもあり、他人の心を慮る機能でもあることを話しました。文章を書くことも、運動をすることも、芸事も、好奇心をもとにする「まね」が基礎を培い、やがて「個性」が創造されていくのだと思います。私自身、まだまだ「まね」を求め続ける人でありたい。そう思った3月でした。

2月

2月になりました。

1月9日の3学期始業式では、能登半島地震の被災者の方々への思いを込めて、全校生で黙とうをしました。「悲しく、つらい新年の始まりだったからこそ、この1年が少しでも明るくなるように、一緒に頑張りましょう」と話しました。

1月17日には地震を想定した避難訓練を実施しました。実際の地震とは違うので、訓練してもあまり意味がないというご意見もあるようです。学校だよりでも書きましたが、訓練で経験した基本的な動き方や考え方があってこそ、命を守るという大原則を基にした臨機応変な行動が生まれると思っています。独創的な演技で著名なある歌舞伎役者が「独創性や個性は、しっかりと基本ができているところからしか生まれない」と話されていたことに通じる気がします。そして、1月2日に起きた航空機事故で18分間に乗客乗員計379名全員を避難させた、いわゆる「奇跡の脱出」の時のCAの判断や乗客の行動にも通じている気がします。

被災された方々への鎮魂の思いを胸に、今、学校で当たり前のように子供たちが過ごせている環境に感謝を忘れず、子供たちの笑顔が少しでも多く広がるよう、頑張りたいと思います。

1月

1月、新年を迎えました。

12月の朝会で「こたつとみかん」についての話をしました。冬休みに家族団らんの時間を過ごし、少しほっこりしてほしいなという願いも込めていました。テレビでは、地震災害、航空機事故、戦争・紛争等、先の見えない不安定な世の中を感じさせる報道が続いています。何が大切なのか、何が本当なのかをしっかりと考えないと、偏った方向に自分が引きずられていく感覚があります。家族が、そして教師が、子供たちに対してきちんと道筋を示し、心を落ち着かせることのできる存在であらねばと強く思います。

3学期は各学年のまとめの時期です。6年生にとっては、小学校卒業までの大切な期間となります。気持ちを引き締め、充実した日々になるよう頑張りたいと思います。

12月

11月3日に音楽会を実施しました。残念ながら学年閉鎖のため、5年生のみ延期という形で行いました。今年度は、二部制の参観者完全入替と、演奏学年の優先観覧座席を設けました。その結果、コロナ禍以前にあった席取りのための朝の行列や各演奏後の保護者席の混乱がなくなりました。落ち着いた雰囲気の中で、観覧いただけたことは、出演した子供たちにとっても大変良かったと思います。音楽会後のアンケート結果でも、多くの保護者の方々からの励ましの言葉をいただくことができました。24日に延期した5年生は「学年演奏会」として、平日開催でしたが多くの保護者の方々や6年生に見守られ、素晴らしい合唱・合奏を披露しました。音楽会当日と同じ準備をしてくれた6年生にも感謝です。

11月28日は城北小学校の開校記念日でした。今年度から休業日ではなく授業日となりました。子供たちには、開校記念日に合わせたクイズなどに答えてもらい、みんなで開校記念日のお祝いをしました。2学期も残りわずか。今年の仕上げを頑張ってほしいと思います。

11月

11月の朝会では「オノマトベ」の話をしました。オノマトベとは人の気持ちや物の様子を表す言葉です。擬音語とか擬態語とも呼ばれています。例えば、動物の鳴き声や物音がもとになった場合の、わんわん、パオーン、ちゅんちゅん。また、その様子からそのまま言葉になった場合の、例えば、ふにゃふにゃ、ふかふか、ぐにゃなどがあります。このオノマトペは、日本だけではなく世界中にあるのですが、日本語にはこのオノマトペが特にたくさんあることで有名です。3年国語上の教科書の一番初めに、谷川俊太郎さんの「どきん」という詩が掲載されていますが、オノマトペの好例です。例えば、先生が○○○○笑っている。雨が○○○○降っている。○に何が入るかによって様子が変わります。日本語の面白さでもあり、難しさでもあります。オノマトペを使うと作文がとても楽しくなります。ぜひ、使ってみましょう。校長先生の話を終わります。「閉店 ガラガラ」

11月3日の音楽会まで、あとわずかとなりました。みんな、耳と心を集中させて最後の仕上げを頑張ってほしいと思います。

10月

10月の朝会で「十五夜のうさぎ」の話をしました。中秋の名月は9月29日でした。天気も良く、多くの児童が月を見ていました。この月見の風習は中国から日本に伝わり、平安時代の貴族の雅の世界から、江戸時代には穀物の収穫を感謝するものへと変遷したと言われています。月見団子や芋を供えるといった風習は今も続いています。ところで、日本や韓国では月の模様を「兎が餅をついている」と表現していますが、月が見える表面は世界のどこから見てもほぼ同じ面です。にもかかわらず、中国では「兎が薬草を挽いている」や「大きなハサミを持ったカニ」、モンゴルでは「イヌ」、アメリカでは「女性の横顔」等と言われています。見ているものは同じ模様なのに、違っているところが面白いです。月を見ながら、「他の子はどんな感じ方をしているのかな。違うってなんだか面白いな」と考えてくれると、ものの見方や考え方が広がることにつながり、嬉しいなと思っています。

すがすがしい秋の天気のように、子供たちの心も透き通り、のびやかに日々を過ごせますように。

9月

8月19日(土曜日)には校内クリーン作戦がありました。教室にそして運動場に、子供たちの声が響いていました。短い時間ではありましたが、PTA役員の方々をはじめとする保護者の方々と一緒に子供たちも清掃作業を行い、この日までに仕上げた夏休みの課題を提出して下校しました。そして、夕方からは、PTAおやじ塾主催の「夏のお祭りイベント『クリーン作戦からの…城北夏祭り』」がありました。焼きそば、フランクフルト、たこせん、ヨーヨー釣り、射的、輪投げなど、たくさんの出店で賑わいました。

8月29日(火曜日)は2学期の始業式。「命」について、水難事故や戦争の話をしました。長い2学期です。命の大切さを忘れずに、地に足をつけ、一日一日を大切に、一歩ずつ丁寧に取組を重ねていきたいと思います。

7月

6月6日から7日の6年生修学旅行は初日雨。22日の学校水泳プール開きは雨で1日延期。そして、26日から30日の5年生自然学校も初日雨のためキャンプファイヤーは翌日に延期…。梅雨の時期の学校行事は、常に天気予報とにらめっこです。それでも雨模様の天気をうまくかいくぐり、それぞれ意義ある活動ができたと思います。特に5年生の自然学校では、自分から進んですることや友達の話や考えを聞くことの大切さ、みんなでまとまることの難しさを子供たち自身が感じ取ってくれたのではないかと思います。

7月は、1学期のまとめの時期になります。ラストスパートとともにしっかり振り返りをすることで次への一歩につなげてほしいと思います。

6月

5月27日に運動会を実施しました。今年は全校生での運動会とし、各学年ともに、競争演技、表現運動、○○メートル走の3種目に参加しました。今年度の運動会のスローガン「威風堂々、心を合わせ協力し挑戦しよう!」に向け、暑さに負けず、精いっぱい演技をしていました。選手による町別対抗リレー、PTA演技、組体操や騎馬戦、家族での昼食風景等、昔ながらの運動会を知る方からは、運動会も変わったなと感じられたかもしれません。年々厳しくなる暑さ、けがや事故防止の観点、授業時数等を考慮しながら、今の運動会があります。今年は、優先観覧エリアの設置という新しい試みも致しました。主役は子供たちであり、その子供たちが保護者の方々の応援を実感しながら、一生懸命演技をすることに意味があると考えています。最後まで、子供たちへ声援をくださった保護者、地域の方々に感謝いたします。

6月は修学旅行、学校水泳、自然学校もあります。それぞれが意義ある活動になるよう取り組んでいきたいと思います。

5月

4月29日に特別オープンスクール・引き渡し訓練・PTA総会を実施しました。昨年度までは人数制限や分散実施が基本でしたが、本年度からは特に規制せずの実施とさせていただきました。引き渡し訓練も全学年での実施となり、PTA総会を含め、保護者の方々には多数ご参加をいただきました。雨予報でしたが、天気も何とか持ちこたえてくれてよかったです。

5月の朝会では、新学期から一月経ったので、新しい友達ができたかな、友達のいいところを見付けられた人は、とっても素晴らしいよという話、ゴールデンウィーク明けなので、先生に「やる気スイッチ」を入れてもらって頑張ろうという話をしました。また、8日に新型コロナウイルス感染症が2類から5類に移行されたことによるマスクの着用について、基本的には外して構わないこと、体育の時間など運動する時や暑いと思った時は必ず外すことについて話しました。

運動会は5月27日(土曜日)の予定です。

4月

「楽しき 学びの わが集い」 

令和5年度がスタートしました。新1年生48名が入学し、新しい先生方も着任されました。新学期を迎え、前向きな姿勢でいる子供たちに負けないよう、教職員一同、力を合わせ、学校教育活動の充実に向け取り組んで参ります。

始業式では、子供たちに 【正しく、強く、しなやかな軸を持つ城北っ子に】 と話しました。そして、今年1年間、みんなに取り組んでほしいことを一つの言葉で表しました。それは ” つなぐ ” です。 「もの・こと・人」と自分をつなぐことは、いろいろな人の思いや出来事・事象を、しっかり自分事としてとらえ、深く考えることです。そして、時には、自分と自分をつなぎ、自分自身を振り返り、見つめ直すことです。そうすることによって、これからの未来、これからの社会、これからの自分につながるものと考えています。

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