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姫路市立豊富小中学校

TOYOTOMI ELEMENTARY AND JUNIOR HIGH SCHOOL

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マツの花と種子【7年生・理科】

  • 公開日:2020年5月5日
  • 更新日:2020年5月5日
  • ID:4076

今日は、花のつくりの第4弾!「マツの花」について勉強していきましょう。


※復習はこちら

 ・アブラナの花のつくり

 ・ツツジの花のつくり

 ・タンポポの花のつくり

手柄山のマツ


一見、マツには花なんて咲いていないように見えますね。では、もっと近くに寄ってみましょう。

何か茶色のものが見えてきましたね。では、もーっと近づいてみましょう。

これがマツの花です。さらに細かく分けると、写真の根元の茶色の部分を「雄花(おばな)」、先端の赤色の部分を「雌花(めばな)」といいます。しかし、アブラナやツツジ、タンポポのように、「花弁」「がく」はどこにも見当たりませんね。


雄花(おばな)

マツの雄花

雄花は、うろこのような「りん片(りんぺん)」が多数集まったつくりをしています。雄花のりん片には「花粉のう」という袋があり、中には花粉が入っています。



雌花(めばな)

マツの雌花

うろこのような「りん片(りんぺん)」が多数集まったつくりをしています。りん片には「子房」がなく「胚珠」がむきだしでついています。



受粉

 美しい花弁がなく、昆虫たちが寄ってこないマツの花はどのように受粉を行っているのでしょう?


 「花粉のう」でつくられるマツの花粉には、「空気袋(くうきぶくろ)」がついており、風の力で遠くまで移動することができます。このような花を「風媒花(ふうばいか)」といいます。花粉が胚珠に直接つくことで受粉して、1年以上かかって雌花は「まつかさ」になり、「胚珠」「種子」になります。

受粉して成長した雌花(まつかさ)

 マツのように胚珠がむきだしになっている特徴は、スギやイチョウ、ソテツなどにも見られます。このような特徴をもつ植物のなかまを「裸子植物(らししょくぶつ)」といいます。

 裸子植物には子房がないので、受粉後に果実はできません。つまり、誰も種子を運んでくれません。しかし、マツの種子にはマツの花粉と同様に少しでも遠くに運ぶための工夫があります!この続きは授業で!!



種子でふえる植物

 アブラナやツツジ、タンポポなどの被子植物と、マツやスギなどの裸子植物には、胚珠が子房の中にあるかどうかというちがいがあります。しかし、種子でふえるという点では共通しています。このような植物のなかまを「種子植物(しゅししょくぶつ)」といいます。


もっと知りたい!と思ったら、この番組も見てみよう!別ウィンドウで開く別ウィンドウで開く(NHK for Schoolのページへ移動します)


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