学び・くらしの風景　～ウマノスズクサ自生地 2020年8月3日～

姫路市は市政100年を迎えた平成元年に市の蝶として「ジャコウアゲハ」を制定しました。「ジャコウアゲハ」の幼虫は多年生つる植物である「ウマノスズクサ」しか食べず、農作物に害を及ぼすことがないため、市内のさまざまな地域で「ウマノスズクサ」の自生地を殖やし、「ジャコウアゲハ」を増やす取り組みが進められています。「ウマノスズクサ」の名前の由来は、「花の球形の部分が馬の首に掛けるような鈴に似ている」「花の形が馬の首にかける鈴のようだ」などの説があるようですが、この自生地が最近、豊富町でも発見され、田井東豊富公民館長を中心にたくさんの地域の方々が大切に育ててくださっています。いつか黒い「ジャコウアゲハ」が飛び交う豊富の町になるようみんなで見守っていけたらと思います。

この「学び・くらしの風景」では、CSコーディネータが学校の「ちょっとした風景」をご紹介していきます。

CSコーディネータ・・・CSとは、コミュニティ・スクールの略です。CSコーディネータは、地域とともにある学校づくりに向けて豊富地域の魅力発見や学習の支援・調整などを行うことが専門の先生です。