学び・くらしの風景　～ 今日は「啓蟄」　　「感謝を伝える会」　2021年3月5日（金曜日）～

　春の雨が降る「啓蟄（けいちつ）」となりました。「啓」は「開く」「開放する」、「蟄」は「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」という意味を表す漢字で、冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てきて活動を開始する時節を指します。学校近くのあぜ道では早くもツクシが顔をのぞかせていました。これからは、ひと雨ごとに季節が進み、野山の草木が次々と目を覚まし始めます。

　4月から後期課程に進級する6年生に下級生がメッセージを届ける「感謝を伝える会」が行われました。例年は体育館に集まって行っていますが、昨年は2月末からの休校により実施することができませんでした。今年は新型コロナウィルスの感染対策を施し、あらかじめ収録していたメッセージを各教室で見る新しい形で行われました。学年の発達段階に応じて1年生から5年生が6年生のためにそれぞれがしっかりと準備をして、心のこもったメッセージを届けていました。6年生の中には感極まる子どももいて、進級に向けて一つの区切りとなる行事だと感じました。

この「学び・くらしの風景」では、CSコーディネータが学校の「ちょっとした風景」をご紹介していきます。