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姫路市立琴丘高等学校

KOTOGAOKA HIGH SCHOOL

〒670-0052 姫路市今宿668番地 地図

電話番号:079-292-4925

校長講話~令和4年度 2学期終業式~

  • 公開日:2022年12月24日
  • 更新日:2022年12月24日
  • ID:17156

おはようございます。

いつも廊下ですれ違う際、挨拶ありがとう。サッカー・ワールドカップでの日本代表、長友選手の「ブラボー」は話題となりましたが、本当に仲間に勇気を与える一言だと思います。相手を気遣うからこその挨拶や声かけは、本校でも大切にしてください。

さて、いよいよ2学期も最後の日を迎えました。
そして、令和4年もあと残り僅か。新しい年を迎えるにあたり、多くの抱負を描いていますか。

先程も話したサッカー・ワールドカップは、先月20日から約一ヶ月にわたり、中東の国カタールで開催されました。大会を通じて、日本の選手やサポーター対する数多くの称賛の声がありました。たいへん誇らしいことです。ベスト8という壁を乗り越えることはできませんでしたが、そこに近づく「新しい景色」は確実に望むことができたように思います。 

国内だけでなく大リーグでも活躍したイチロー氏は、「何事も前向きに行動することが可能性を生む」、そして「『できなくてもしょうがない』は終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら 絶対に達成できません」とも述べています。結果的にうまくいかなかったことを想定しながら行動すると、どうしても自分に甘くなってしまう。全力で取り組む姿勢があってこそ、壁を乗り越えるチャンスも出てくるという真理は、イチロー氏の言葉と実績が物語っています。

うまくいかない時にはどうしてもマイナスになりがちになります。きっとそこには大きな壁が立ちはだかっているのだから当然だと思います。しかし、壁にぶつかった時は終わりではありません。むしろ、壁にぶつかった時こそ、変化を生む大きなチャンスが訪れているのです。いろんな形で挑戦していくことで、必ず変化つまり「新しい景色」が見えてくるでしょう。

新たな一年に対する目標や、自身の志を抱くことは大切なことです。しかし、その実現に向けて歩む過程には必ず壁があります。たとえ達成できなくとも、何とかその壁を乗り越えようとする過程が大切であることを皆さんに伝え、2学期の終業式そして新年を迎えるにあたり、私からの話とします。