姫路市立書写養護学校
SHOSHA SPECIAL NEEDS SCHOOL
(本校)〒671-2203 姫路市書写台三丁目148番地1(分教室)〒670-0061 姫路市西今宿五丁目3番8号高岡病院内 地図
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校長室より(令和5年7月12日)
【願いや思いを持つこと】
校長研修会があり、京都大学の石井英真准 教授の話があり興味深かったので紹介します。 「目的・目標」の設定の仕方によって「評価」 がはっきりすること。「教える」ことではなく、 「学ぶ」こと、つまり、学習者が主体である ことの重要性。「知っていること」「分かって いること」「使えること」の3段階で学びを考え直すと大切なのは、「使えること」という話 でした。直接、特別支援教育に当てはめられ る話ではないと思いつつ、よく考えなおしてみると特別支援教育が実践してきている内容 とかぶる部分が多くあると思いました。 特別支援教育が対象にしている児童生徒は すべて、個別の児童生徒を見ているという点 です。「個別最適化」という言葉を聞かれたことがあると思いますが、授業の在り方を変えるように文部科学省がこれからの時代を生きる世代の子どもたちに伝えないといけないことを ICT の発達に見られる社会の変化を捉えて話をされています。特別支援教育も個別に指導をすることを基本としているのですが、 これを取り違えて、個別の能力を高めることへ導くことが指導であると思って、なかなかできない状況に半ば、自己満足の結果に繋がってしまっているという現状をよく見ます。 「個別最適化」の目標は何でしょうか。その 意味を考えて自分なりの児童生徒に対する願いや思いを持っているかどうかということが 問われるんだと思います。 つまり、本校の場合、目の前の子どもの実態や課題をどうとらえ、どうなって欲しいと願っているか、願いがあるかどうかということが先生方に問われます。教育の本質は「変われる」ことです。「変わること」といった方がいいかもしれませんが、学校で授業を受けました。結果、何を学んだか・・・子どもた ちの様子からすぐにわかるものではありませ ん。しかし、横に発達する子どもたちだから、 経験値として何度も何度も繰り返すことで高まっていくことは事実で、それが、将来を生きてく力に必ずつながっていくのだと信じて います。それは、間違っていてもいいから、 先生方の願いがあるかないかで、子どもに浸透していくものの質が変わります。 ドリルを繰り返すのではなく、ゲーム(試 合)の中で発揮できる力が、障害のある子ど もたちにとってもこれからを左右します。行事等で発揮する力かな。
姫路市立書写養護学校
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