姫路市立書写養護学校
SHOSHA SPECIAL NEEDS SCHOOL
(本校)〒671-2203 姫路市書写台三丁目148番地1(分教室)〒670-0061 姫路市西今宿五丁目3番8号高岡病院内 地図
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「敵は本能寺にあり」と言います。本能寺 の変で亡くなったのは、織田信長。本能寺に 火をつけたのは明智光秀と言われています。 そこからかどうか分かりませんが、このこと わざが生まれました。その意味は、「真の狙い は、表面にかかげたものとは別のところにあ る。また、もっともらしい口実をもうけて人 の目をあざむき、ひそかに本当の目的を実現 しようと行動すること」だそうです。いい意 味ではないようです。このことわざとはちょ っと違いますが、「敵は己の中にあり」という 言葉があります。「自分の中にこそうまくいか ない原因がある」ということです。人生は、上 手くいかないことばかりです。しかし、時が 解決してくれたり、もがいているうちに手を 差し伸べてくれたりすることがあります。そ うなれば、ちょっと方向性を変えることがで きます。学校のことを考えてみると、子ども、 保護者、先生方、子どもたちに関わる人たち がいます。一番中心にいるのは、間違いなく 「子ども」です。それを取り巻くように、そ れらの人が協力することで、子どもを守るこ とができます。学校は守るだけではありませ ん。子どもを育てるところです。「育てる」と いうと、誰が、どうすることでしょうか。一 番にその役割を担っているのが「先生」です。 「育てる」って、「教える」ことより難しいで すね。まず、求められるのは、いつも話して いるように「チームワーク」です。お互いを 尊敬して、共通する考えを共有して子どもた ちの指導にあたる必要があるわけです。もう 一つは、常に研鑽を怠らないということです。 研修は、どんな分野のものでも自分を磨くこ とになります。自分を磨いていくから、子ど もは、より質の高い経験や体験をすることが できます。できなかったことが、できるよう に成ったり、分からなかったことがわかるよ うになったり、新しい自分を見つけたりする ことができるようになります。教師の仕事は 「理論」と「実践」と言われています。むし ろ、「実践」に重きを置いて語られることが多 いのではないかと思います。先生方の実践か ら学び、自分で実践して、振り返ることで自 分の体に覚えこませるということです。子ど もの「命を彩る」役割を与えられている教員 は、もっと自覚をもって、主体性をもって日々 の職務にあたらないといけません。「敵は本能 寺にあり」と考えているようでは、子どもの ために教育ができるとは思えません。「敵は自 分の中にある」と考えることが始まりです。
姫路市立書写養護学校
住所: (本校)〒671-2203 姫路市書写台三丁目148番地1(分教室)〒670-0061 姫路市西今宿五丁目3番8号高岡病院内
電話番号: (本校)079-266-0028(分教室)079-297-7600 ファクス番号: (本校)079-266-9506(分教室)079-297-7600
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