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    令和2年10月8日緊急市長記者会見内容

    • 公開日:2020年9月8日
    • 更新日:2020年10月8日
    • ID:14292

    会見事項

    1. 新型コロナウイルス感染症患者の発生について

    報告事項

    なし

    市長会見内容

    2020年10月8日臨時市長会見の様子

    新型コロナウイルス感染症患者の発生について

    本日、新たに姫路市内で発生いたしました新型コロナウイルス感染症患者9例のうち、173例目から178例目の患者さんにつきましては、同じマッサージ店に関係する患者さんであることが判明しました。このお店におけるクラスターの発生と考えております。今後、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を行ってまいります。
    それでは、患者の概要や今後の感染防止対策等についてご説明いたします。
    説明の前に、経営上の問題等さまざまな課題がある中、感染拡大防止のために、店名を公表することにご賛同いただきました田中マッサージ店店主様には、心より感謝申し上げます。
    Go Toキャンペンをはじめとした経済活動が再開される中、同店におかれましてもさまざまな感染防止対策を十分に講じられ、お店を運営されておりました。しかしながら、マッサージというどうしてもある程度の接触を避けられない業態であるが故に、この度は不幸にも、お店の中で感染が発生してしまいました。
    店内の消毒や接触者の追跡調査等にご協力をいただくとともに、店名の公表により、同店の利用者を追跡し、感染拡大防止に万全を期してまいりたいと思います。
    今回の店名公表は、社会的にも賛否が別れる重大な決断であると認識しております。公表により同店への図り知れないダメージはもちろんのこと、同業態の皆さまにもさまざまな影響が考えられます。
    苦渋の選択ではありましたが、本市と同店、また同業態のみなさまが一丸となって、「利用者を介した感染拡大の防止」と「同店、同業態が感染防止策を徹底して運営されていること」この2点を強く情報発信することで、この苦難に立ち向かうことを決断いたしました。
    記者の皆さまには、同店や同業態へ、より配慮した記事をお願いいたします。
    それでは、具体的な内容についてご説明いたします。
    患者が発生したお店は、「田中マッサージ院 駅前キャスパ店」です。
    患者の概要です。
    まず173例目ですが、70歳代女性で、168例目(70歳代男性 同店経営者)の同居人です。
    次に174例目から177例目の4名は、50歳代、60歳代の男女で、同店の従業員として168例目の濃厚接触者となります。
    そして178例目ですが、同店を利用された80歳代男性で、職業は医師でございます。
    感染防止対策等についてですが、まず、「マッサージ店」の感染防止対策等につきましては、10月6日に、保健所の指導のもと、店内の消毒をし感染防止対策をとりました。
    また昨日10月7日から本日にかけて従業員19名と同居人等接触履歴が追跡できる方2名の合計21名のPCR検査を実施いたしました。
    173例目から178例目の6名が陽性となり、本日中に残り15名の結果が出る予定です。
    本日、店名を公表し利用者へ情報を周知することで、利用者の履歴を追跡し、感染の封じ込めを図ります。新たに陽性者となりました患者さん等の疫学調査も今後実施していきます。
    次に178例目の関係する医療機関の感染防止対策等ですが、昨日10月7日に、当該医師の関係する医療機関のヒアリングを行い、本日訪問、現地調査を実施し、感染防止対策が講じられていることを確認するとともに、接触者等の聞き取り調査を行いました。
    また、昨日から本日にかけて、当該医療機関の関係者また、当該医療機関を受診されている方等のPCR検査53件を行い、全員陰性の結果となりました。
    今のところ、当該医療機関では、感染の拡大やクラスター化への危険性は低いと判断しております。

    質疑応答(要旨)

    新型コロナウイルス感染症患者の発生について

    記者:
    168例目は経営者ということですが、10月5日の時点で陽性と判明していますが、このマッサージ院は7日まで開業していたということですか。

    保健所長:
    7日に帰国者・接触者外来で関係の方々の検査をしております。それまでの間、短時間ですが、数日の営業があったと確認しております。

    記者:
    経営者が陽性になっているのに、6日も7日も営業していたということですか。それは保健所が認めたのですか。

    保健所長:
    6日に保健所で可能な調査と店内の消毒等を実施しております。その中で、施術場所の隔離ができているということと、店主の方の陽性は確認しておりましたが入院しており、それ以外の方々については大きな症状はないということ等々を鑑みて、この時点では、感染の広がりが確認できておりませんでしたので、保健所から自粛までは求めておりませんでした。

    記者:
    結果的に判断ミスという意味ではないのですか。

    保健所長:
    より正確にもっと時間をかけて聞き取りをすることも考えられましたが、きっちりとした感染対策を取られていたということで判断したところです。

    記者:
    経営者の168例目の方は、マッサージを施すのですか。

    市長:
    そうです。
    民営であり、自主判断も伴いますので、その時点では強制的に営業停止ということはできませんでしたが、店主の方が入院されてしまったので、なかなか統率がとれなかったのではないかと推察します。

    記者:
    利用者で感染したのは1人ですか。

    市長:
    現在のところ利用者の中で陽性者となられた方はお1人です。

    記者:
    残りは従業員ということですか。

    市長:
    そうです。

    記者:
    173例目は同居の親族ですか。

    市長:
    そうです。親族です。

    記者:
    経営者の方は、30日に倦怠感が出ていますが、いつまでマッサージ業務をやられていたのですか。

    市長:
    そこのあたりは、聞き取りがまだ十分できておりませんが。

    記者:
    では、それはまた後で。

    市長:
    はい。

    記者:
    マッサージ店というのは、どういうマッサージですか。

    保健所長:
    正式な施術所ということです。

    記者:
    保険が適用されるところなのですね。

    保健所長:
    全部ではありませんが、場合によっては保険が適用されるところです。

    記者:
    173例目の方は施術はしないのでしょうか。

    市長:
    この方は、同居人と聞いておりまして、マッサージ店の受け付けなどの事務的なお手伝いをされていると聞いております。

    記者:
    店舗の感染症対策についてですが、具体的にどのようなことをされていたのか教えてください。

    保健所長:
    施術者の方が複数いらっしゃいますので、それぞれの区画が区切られており、飛沫が他のところに飛ばないようにされています。それから、当然のことですが、消毒液の準備とマスクの着用もされています。

    記者:
    この院の住所を教えていただけますか。

    市長:
    姫路市西駅前町88 姫路キャスパ1階です。

    記者:
    区画を区切ってやっていたというのは、何かシールドがあったのですか。

    保健所長:
    カーテンのところと完全に区切られているところがあります。

    記者:
    「田中マッサージ院駅前キャスパ店」とあるのですが、本店が他にあるのでしょうか。

    市長:
    そうです。
    本店はありますが、そちらでは特に施術は行っておらず、営業形態としてはこの駅前キャスパ店が中心ということです。

    記者:
    このお店だけと考えてよいのですか。

    市長:
    そうです。
    クラスターはこの店だけと考えています。

    記者:
    178例目の方はいつこの院に通ったのでしょうか。

    市長:
    この方がここへ行かれたのは9月30日ですね。

    記者:
    その時には168例目の経営者が施術したのでしょうか。

    市長:
    そのように聞いております。

    事務局:
    先ほどの質問について回答します。168例目の経営者の方はいつまで出勤されていたのかというご質問でしたが、9月30日まで勤務されていました。

    記者:
    10月1日以降は症状が出ているのでお休みされたのでしょうか。

    市長:
    どういう理由でお休みされていたのかは、わかりません。

    記者:
    このお店自身は、いわゆる自粛で今は店を閉じているのでしょうか。

    市長:
    今は、営業を自粛されております。

    記者:
    いつからいつまででしょうか。

    市長:
    7日の午後からです。

    記者:
    いつまでというのは決まっているのでしょうか。

    市長:
    本感染症について、食中毒等のような自粛要請を一律に決められているわけではございません。
    従業員の方々が陽性となっていらっしゃるので、その他の方々が濃厚接触者と認定されれば、覚知から14日は経過観察になりますが、法的にいつまで営業停止しなければならないということはありません。
    そのあたりは、お店の自主的な考え方にもよると思いますが、少なくとも、クラスターとしてご利用の方々の追跡が終わり、ある一定の、封じ込めができたところで、ご相談ということになると思います。
    私が記者会見で、特にご理解いただきたいのは、民間の施設であって、店名の公表等をするにおいては、多大なる風評被害等も考えられる中で、利用者の方々の顧客名簿をすべて追いかけることが不可能ということで、この期間利用された方は速やかに帰国者・接触者外来等にご相談いただき、クラスター対策として速やかに検査を実施するために店名及び特にリスクの高い期間について記者会見にて公表することになったということです。

    記者:
    利用日が9月25日から10月7日までに利用された方々について呼びかけていますが、9月25日はどういう理由でしょうか。

    市長:
    初発の症状がある方の発症2日前から感染の可能性があるということが、ガイドライン等に示されておりますので、そこを鑑みて25日に設定しました。

    記者:
    168例目の方の資料を見ると9月30日に最初の症状がでていますが、9月28日ではなくて25日なのでしょうか。

    保健所長:
    前回の資料では9月30日になっていますが、細かい聞き取りをしますと、熱などは9月30日ということですが、倦怠感等があったということであり、今回クラスターということを鑑みまして、少し幅広くとって25日の利用者からということといたしました。

    記者:
    174例目の方は9月24日に倦怠感があるのですが、これはよいのでしょうか。

    保健所長:
    174例目の方につきましても、保健所の方で詳しく聞き取りをしましたが、こちらは先ほどの168例目の方と比べると軽症で、今回の発症と感染力という点で問題ないだろうと判断しました。

    記者:
    この倦怠感は、もしかしたらコロナによるものではないかも知れないという判断ですね。

    保健所長:
    そうです。
    私の方で聞き取った結果、判断をさせていただきました。

    記者:
    先ほど顧客名簿が追いかけられないというご発言があったのですが、25日から10月7日までに誰が施術を受けたかという記録を残していないということですか。

    市長:
    実際には、会員の方を施術されるのが普通だと思うのですが、駅前というところで飛び込みでマッサージされる方もいらっしゃると思います。すべての方を記録化されていなかったのかどうかは現在調査中です。

    保健所長:
    施術所に関しましては、保険診療、或いは公費によるマッサージ券等をご利用の方については、当然のことながらしっかりとした記録が残っているのですが、飛び込み等を含めまして、法的にも医療機関と違い、記録を整備する必要がないということになっておりますので、そういう営業形態ということをご理解いただければ。そのため、利用者の中で、はっきりしない方がどうしても含まれるということになります。

    記者:
    178番目の方が入院されているが、今の症状はどのような状態でしょうか。

    市長:
    今日の時点では、マッサージ店の関係者はすべて軽症です。

    記者:
    25日からの期間に利用された方は概算で何人ぐらいになるのですか。

    保健所長:
    店主の方が入院されているということ、また施術者の他の方も入院されているということで詳しい調査ができませんが、相当利用者がいらっしゃるということで、今日こういう形での呼びかけとなりました。概算も掴めていない状況ですが、かなり多数になると考えています。

    記者:
    かなり多数ということは2桁とか3桁とかということでしょうか。

    保健所長:
    3桁くらいはあると考えています。

    市長:
    駅前で営業されていますので、場合によっては、旅行関係者もあり得るということで、公表する方がさらなる拡大を抑制するという意味では重要と考えております。

    記者:
    今のところ利用者でPCR検査をしたのはこの医師1人ということですが、先ほど3桁の可能性はあるとおっしゃいましたが、保険適用をされた方はこんなに少ないお店なのですか。

    保健所長:
    現地に店主の方と一緒に行って調べれば、ある程度、固有名詞が出てくる可能性がありますが、入院されており直接お会いすることもできない状況になっております。保険診療もそれなりの数があると思うのですが、診療報酬明細書等を取り寄せたりするには時間もかかってしまいますので、まず、この呼びかけの中で、施術を受けた利用者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ早めに検査を受けていただきたいということです。

    記者:
    保険診療ではない分も含めて100人に及ぶ可能性があり、駅前に位置しているので、9月25日から10月7日以前にこの店を利用した人は姫路市の保健所に申し出て欲しい。そういうことですね。

    市長:
    そういうことです。

    記者:
    症状がなくてもよいのですか。

    市長:
    心配される方でありましたら、当店をこの期間利用したということであれば、行政検査をすぐにさせていただきます。
    178例目はご本人が医療機関にいらっしゃるので、体調の変化があって検査をして陽性が判明し、その行動歴からこの田中マッサージ院で施術を受けたということが分かりました。顧客名簿から、この方をピンポイントで検査したわけではありません。
    ただ、クラスター追跡を考えている中で、別事案に繋がる場合もあります。178例目に関しては、医療関係者であり、そこに通院されている方、診察を受けられた方もいらっしゃるということなので、その方からさらに二次拡大クラスターになっていないかということを並行して、医療機関の方で調べたということです。
    少なくともそういう点では、まず二次クラスター化を止めることができております。
    田中マッサージ院で施術を受けられて、軽い症状もしくは、無症状の方も気になることがあれば、連絡いただきましたら、すぐに検査をして、このクラスターが拡大しないように最大限の対策をさせていただくということで、緊急の記者会見の運びになりました。

    記者:
    顧客名簿の件を確認しますが、要するにここは顧客名簿を備えているか備えていないとか不備であるとかそういうことではなくて、店主の方が、今入院されてしまっているので市としては触りようがないという理解でよろしいですか。

    市長:
    そうです。
    それをしようと思ったら、従業員の方や店主の方に個人情報のあるファイルを出してもらう必要がありますが、事務をされていた同居人の方も陽性になっております。保険診療等以外の方もいらっしゃるということですので、社会的インパクトも大きいということで、他のマッサージ店の方が不要に心配されないように、スピード感、迅速性をもって、コロナのクラスター対策をするために、このお店をこの期間使われた方は、すぐに連絡をして欲しいということです。
    もちろん、使われた方の個人情報等も保護させていただきますし、何よりも、目的は、ここから大きなクラスターに拡大していかないためのことということですので、報道の皆さまにもご協力をいただきたいということです。

    記者:
    残り12人の検査結果は本日中に出るということですが、出たらすぐに教えていただけるのでしょうか。

    市長:
    もちろんです。
    逐次、陰性であれば陰性というようなことは報告させていただきます。陽性だったとしても、その方を今度さらに追跡していきます。
    おそらく夕方ぐらいまでには、残りの方の陰性・陽性についてはわかってくると思っております。私も本件については、非常に、重要なことと考えておりますので、皆さまと情報を共有していきたいと考えています。

    記者:
    利用されたのは数百人規模という言い方で大丈夫でしょうか。あと、この方たちは市外からの方も結構いると考えていいのでしょうか。

    市長:
    数百人に上るかどうかはわかりません。可能性としては100人ぐらいまでになるかもしれないということです。実際に、どれぐらいの頻度で施術をされていたのかという聞き取りができていないということです。
    市外の方がそこを使われていたのかということに関しては否定できません。
    しかしながら、姫路でも老舗のマッサージ店ですので、そんなに市外の方はいらっしゃらないのではないかとは思いますが、こればかりはGoToトラベル等で観光客の方もたくさん来られている中で、はっきりと言えるようなことでもございません。
    経営をされている方や実際に事務をされている方が一緒に会見に臨んでいただければということですが、クラスターとなって、ほとんどの関係者が入院されている今は、我々が推測しているだけにしかすぎませんが、最悪のことも考えた上で、ご不安な方は、帰国者・接触者外来で検査を申し込んでくださいということです。

    記者:
    利用された100人くらいの方が陽性になっているかもしれないということは不明ということですね。

    市長:
    そうですね。
    通常、感染対策を十分にとられて、マスクや消毒をしながら施術した場合には、それほどたくさんの方が陽性になるとは、医学的には考えにくいのですが、やはり通常施術というのは大体40分から1時間ということで、例えば、相手の方がマスクを外していたり、施術者もマッサージするのに力を入れるためちょっと外したりということがあったかも知れず、濃厚接触になっているかどうかはそれぞれが個室に仕切られている中でのことなので、はっきりしません。
    ですから最悪のことを考えた上での、クラスター追跡のご協力を市民の皆さまに呼びかけているということです。

    記者:
    経営者の方は市内の病院に入院されているのですか。

    市長:
    当初は市内の病院に入院されております。情報がきちっと整理できておりませんが、皆さん、まずは市内の病院の中に入院、もしくは入院調整という形になっております。

    記者:
    利用者のお医者さんですが、この方は市内で医師として医療機関に勤務しているのですね。

    市長:
    そうですね。市内で診療に当たられている先生です。

    記者:
    その医療機関は今は営業はされていないのでしょうか。

    市長:
    その医療機関については、通常通りの診療をされております。
    通常通りの診療をするに当たりまして、スタッフ、それから、その先生が診察された方などの検査をしており、昨日から本日にかけて、53件のPCR検査を行っております。
    同心円の第2円の15件が今日の夕方に最終結果が出るのですが、身近な38人はすべて陰性ということです。また診療のガイドラインも徹底して守られておりますので、通常診療では、たとえ医師が感染していたとしても、診察された方は、濃厚接触者にならないという、厚生労働省のガイドラインに則って、検査も可能性がある方は行っておりますが今のところ出ていないので、クラスター化は防止できているということで、診療は今のところ、別の医師たちがカバーして行っているということです。

    記者:
    174例目から177例目の従業員の方はみなさん施術をされている方ということでしょうか。

    市長:
    そうです。

    記者:
    30日に168例目の方と同じ日に勤務をしていたという勤務実態はわかるのでしょうか。

    保健所長:
    個々の休みまでは把握していませんが、基本的には複数の方が同時に施術をされていたということです。

    記者:
    30日は全員出勤だったのでしょうか。

    保健所長:
    そこまでは把握できておりません。

    市長:
    最後になりますが、当該マッサージ店につきましては、市民の命を守るという観点で、店名の公表、クラスター追跡への積極的な公表を申し出ていただきました。
    同業態の方々も、本当に不安だと思いますが、引き続きリスクの高いところの、しっかりとした感染防御体制をお願いするとともに、市民の皆さまも引き続き、会食や密になるところでの感染リスクを下げていただく努力をしていただきたいと。
    そして何よりも憎むべきは、新型コロナウイルス感染症でございます。
    今回発表させていただいた9名の陽性者の方の1日も早い回復をお祈りいたします。