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    夏季特別展「夏休み子どもミュージアム-鉄・刀・金工-」を開催

    • 公開日:2021年6月10日
    • 更新日:2021年6月12日
    • ID:16886

    資料提供日

    令和3年6月10日(木曜日)

    問い合わせ先

    担当課 姫路市書写の里・美術工芸館
    担当者 岡崎美穂
    電話番号 079-267-0301

    姫路市書写の里・美術工芸館では、令和373日(土曜日)から95日(日曜日)まで夏季特別展「夏休み子どもミュージアム-鉄・刀・金工-」を開催します。

    開催日時

    令和3年7月3日(土曜日)から9月5日(日曜日)まで

    開催場所

    姫路市書写の里・美術工芸館

    展覧会の概要

    播磨地域の金工から、播磨鍋や姫路明珍、矢立をはじめ、日本刀とその材料や制作に関わる職人についても紹介する、夏休みの小中学生に向けた「鉄」「刀」「金工」をテーマにした展覧会です。

    展示構成と内容

    第一章「姫路の金工」

    地元が誇る金工芸から、「姫路明珍(ひめじみょうちん)」の鍛えの技と、「野里鋳物師(のざといもじ)」による幻の播磨鍋、銅細工師の衣笠一門による姫路矢立などを紹介します。あわせて、刀剣を題材とした能舞台「小鍛冶」(能楽師12世江崎欽次朗師監修)の映像を放映します。
    なお当館内各所の常設展示エリアでは、祭り屋台の錺金具や、明治時代に刀鍛冶らが転身して設立した播陽時計、奈良東大寺管長を勤めた姫路出身の僧侶、清水公照が作家らと合作した茶釜などもご覧いただけます。

    第二章「鍛刀の奥義」

    県中部でかつて千草(宍粟市千種町)を中心に良質な鉄が生産されていたこともあり、兵庫県内では古くから刀剣が作られてきました。砂鉄や隕石などの紹介、日本刀の原料である玉鋼を得る「たたら製鉄」の工程を記した絵巻物や日本刀の制作に関わる職人のパネル展示から、鉄という素材とそれを用いた高度な鍛刀技術の奥義を探ります。

    第三章「郷土の名刀」

    室町時代の大名でもあった赤松政則、明石の吉長(よしなが)や、江戸期に活躍した姫路の手柄山一門の氏繁(うじしげ)、正繁(まさしげ)など、兵庫の名刀を中心に、刀剣の美に触れていただきます。加えて、鐔(つば)などの刀装具や、刀身を納める鞘などの外装にも、技術に裏打ちされた機能性と美意識が随所に宿っていることに注目します。

    主な出品作品

    (1)短刀 赤松政則 1489年(室町時代) 個人蔵

    作品名「短刀 赤松政則」

    銘 兵部少輔源朝臣政則作/為長舩千松丸/延徳元年十二月八日
    室町幕府の播磨・美作・備前の守護大名であった赤松政則が延徳元年に鍛刀したことが、茎(なかご)の銘からわかります。茎は、柄(つか)という持ち手の中に納められて普段は見えない部分のことです。
    今の岡山県である美作大原で作られたので、付近で産出する作州鉄が用いられた可能性も考えられるでしょうか。これまで14口が確認されていた赤松政則遺作に含まれておらず、新発見の一口です。一口と書いて、一般的には「ひとふり」もしくは「ひとくち」「いっこう」と読む他に、一腰(ひとこし)など刀の数え方はいろいろあります。

    (2)刀 手柄山正繁 1792年(江戸時代) 個人蔵

    作品名「刀 手柄山正繁」

    銘 奥州白川臣手柄山正繁/寛政四年八月日
    姫路の手柄山の麓に住んで、縁起の良い「手柄」の銘で好まれた一門です。初祖の播州手柄山氏重から数えて三代目が氏繁となって、そこからたどって四代目の氏繁をはじめに名乗った三木朝七は、江戸の白川藩松平家の抱鍛冶となった天明8年(1788)に正繁と名を改めました。現存しませんが、新選組の永倉新八の愛刀を鍛えたことでも知られます。
    ちなみに手柄山中央公園には、昭和48年に現在の姫路しらさぎ刀剣会の尽力で建てられた「播磨國刀匠顕彰碑」があります。

    (3)燗鍋一対(播磨鍋) 芥田家蔵

    作品名「燗鍋一対(播磨鍋)」

    「爰元(ここもと)はやり候かんなへ(燗鍋)三ツ・ひらなへ(平鍋)四ツ、送り給ひ祝着に候、又うは口のかんなへ十・くわ(鍬)五百挺、大坂まて上せ候て給ふべく候。恐々謹言/二月七日 如水 花押/芥田五郎右衛門殿」
    年代は特定できませんが、近頃流行の鍋に加えて、大量の鍬を所望する旨が書かれた、黒田如水(官兵衛)から、野里鋳物師を統率していた芥田家に宛てた注文の書状です。この室町時代に流行した鍋とは、北播磨や但馬方面への交通要所、また随願寺の門前町として栄えた姫路城の北東にあたる野里の名産、播磨鍋のことで、野里鍋とも呼ばれました。

    (4)明珍宗之「海老置物」 当館蔵

    作品名「海老置物」

    平安時代、京都九条で甲冑師をしていた宗介紀ノ太郎が、近衛天皇に鎧(よろい)と轡(くつわ)を献上したところ「音響朗々光リ明白ニシテ玉ノ如ク類稀ナル珍器ナリ」と大いに喜ばれ、賜った姓が「明珍」であると伝えられ、古くから「鍛えの明珍」といわれその名をとどろかせてきました。
    江戸時代最大流派であった甲冑師一門から分派した姫路明珍家は、今春に明珍敬三師が宗敬(むねたか)を襲名され、傘寿を迎えられたご尊父の宗理(むねみち)師らとの家族一丸で、鍛造技術の匠として次代への歩みを進めておられます。宗理師の先代にあたる宗之銘で、甲冑技術を用いて作られた海老は、自在に動かすことができます。

    (5)播州姫路住小林半兵衛尉安宗 雲龍図鐔 江戸時代 個人蔵

    作品名「雲龍図鐔」

    鐔(つば)とは、刀身に手をかけて切れないように、柄(つか)との間に挟む刀装具で、機能だけでなく優れたデザインなどでファンの多い刀装具です。真ん中部分に日本刀の茎(なかご)を通します。左右の穴は櫃(ひつ)といって、左の半円形の穴は、小柄(こづか)という小刀を挟むためにあり、右の州浜形の穴は笄(こうがい)という、耳を掻いたり髷(まげ)などの身だしなみを整えるための道具を通します。播州姫路住小林半兵衛尉安宗は、江戸中期の人物とされます。

    (6)前田幸作師「打刀拵 燻革巻柄黒塗鮫研出鞘」 個人蔵

    作品名「打刀拵 燻革巻柄黒塗鮫研出鞘」

    今年1月25日、姫路市在住で国内随一の腕を誇った鞘師の前田幸作師が惜しくも逝去されました。昭和9年に姫路で生まれ、茶棚や箱物などを作る指物師を経て、鞘師の道に入りました。
    刀を保管するための白鞘は、刀身にあう反りと出し入れのなめらかさ、シンプルだからこそ絶妙な曲線が見せ場です。意匠を凝らす拵(こしらえ)の下地作りにも、アクの少ない朴(ほお)の材を用います。鞘師がプロデュースする外装には、あわせる金具類などにもさまざまな約束事があり、時代考証が求められます。技量と知識とセンスの問われる匠集団が、日本刀制作に関わっているのです。

    会期中のイベント

    予告なく変更・中止の可能性があります。

    (1)開館27年イベント「記念茶会」

    • 内容:清水公照と地元工芸作家【今年は陶芸家の長谷川肇(つとむ):播磨工芸会の草創会員(昭和5-平成25)】の茶道具で7月1日の開館日を記念します。
    • 日時:令和3年7月4日(日曜日) 午前10時00分から午後4時00分まで
    • 協力:茶道裏千家淡交会西播磨青年部の皆さん
    • 会場:庭の茶室「交流庵」
    • 定員:60人(毎時0分から全6席、各10人)
    • 茶席料:300円
    • 備考:当日先着順で希望時間の茶券を販売。

    (2)七夕まつり

    • 内容:夏の風物詩<七夕まつり>を玄関先で行います。短冊に願い事を書いて笹竹につるしましょう。
    • 日時:7月3日(土曜日)から7月8日(木曜日)まで 午前10時00分から午後5時00分まで
    • 会場:当館玄関
    • 参加費:無料
    • 備考:要入館料。

    (3)子どもツアー「金属の工芸品をみよう」

    • 内容:展示室を一緒にまわります。
    • 日時:7月11日(日曜日)、8月14日(土曜日) 午前10時30分から午前11時00分まで、午後1時30分から午後2時00分まで
    • 講師:当館学芸員
    • 参加費:参加は無料ですが入館料が必要。
    • 会場:展示室内
    • 定員:各回10人
    • 対象:4歳から小学生
    • 備考:当日午前10時00分から先着順に、2回分の整理券配布。

    (4)殺陣演舞と忍者修行

    • 内容:プロの殺陣を見学してから、チャンバラと手裏剣投を体験。
    • 日時:7月18日(日曜日) 午前11時00分から、午後1時00分から、午後3時00分から
    • 講師:姫路忍者会の皆さん
    • 参加費:無料
    • 会場:軒下
    • 定員:各10人
    • 備考:7月12日(月曜日)までに往復はがきか応募専用サイトで申し込み。応募多数の時は抽選。申し込み時に希望の時間帯を記入してください。

    (5)お話し会「鉄のふしぎ」と砂鉄集めあそび

    • 内容:鉄の不思議と魅力について多角的に学んで遊びます。
    • 日時:7月25日(日曜日) 午後2時00分から午後3時00分まで
    • 講師:衣川良介さん(鉄のふしぎ博物館館長)
    • 参加費:参加は無料ですが入館料が必要。
    • 会場:2階ラウンジ
    • 定員:30人
    • 備考:7月15日(木曜日)までに往復はがきか応募専用サイトで申し込み。応募多数の時は抽選。申し込み時に希望の時間帯を記入してください。

    (6)「刀剣相談会」

    • 内容:刀剣に関する質問にお答えいただきます。
    • 日時:8月1日(日曜日) 午前10時00分から午後4時00分まで
    • 講師:姫路しらさぎ刀剣会の皆さん
    • 参加費:参加は無料ですが入館料が必要。
    • 会場:2階ラウンジ
    • 定員:順次30人程度
    • 備考:当日午前10時00分から先着順に整理券配布。

    (7)紙芝居

    • 内容:「黒田官兵衛」「わたしはだーれ」などの手作り紙芝居の上演。
    • 日時:7月31日(土曜日)、8月28日(土曜日) 午前10時30分から午前11時00分まで、午後1時30分から午後2時00分まで
    • 講師:グループゆめゆめの皆さん
    • 参加費:参加は無料ですが入館料が必要。
    • 会場:1階休憩コーナー
    • 定員:各先着10人

    (8)姫路はりこ教室

    • 内容:2日かけて姫路はりこの全工程を体験します。
    • 日時:8月7日(土曜日) 午前10時00分から午後3時00分まで、8月8日(日曜日) 午後1時00分から午後3時00分まで
    • 講師:松尾哲さん(姫路はりこ職人)
    • 参加費:1,000円
    • 会場:工芸工房
    • 定員:14人(小学4年生以上)
    • 備考:7月29日(木曜日)までに往復はがきか応募専用サイトで申し込み。応募多数の時は抽選。申し込み時に希望の時間帯を記入してください。

    (9)夏休み木切れ工作教室

    • 内容:杉やヒノキの端材で鉛筆立てやマガジンラック、眼鏡ケースなどを作ろう。
    • 日時:8月21日(土曜日) 午前10時00分から午前11時00分まで、午前11時00分から正午まで、午後1時00分から午後2時00分まで、午後2時00分から午後3時00分まで、午後3時00分から午後4時00分まで
    • 講師:永峰秀作さん(木工作家)
    • 参加費:500円
    • 会場:会議室
    • 定員:各6人(小中学生対象)
    • 備考:8月12日(木曜日)までに往復はがきか応募専用サイトで申し込み。応募多数の時は抽選。申し込み時に希望の時間帯を記入してください。

    (10)姫路こま製作体験教室

    • 内容:木工ろくろの使い方を学びながら、ミズメザクラを削り、姫路こまを作ります。
    • 日時:9月4日(土曜日) 午前10時00分から正午まで、午後1時00分から午後3時00分まで
    • 講師:村岡正樹さん(姫路こま職人)
    • 参加費:3,000円
    • 会場:工芸工房
    • 定員:各1人(18歳以上)
    • 備考:8月26日(木曜日)までに往復はがきか応募専用サイトで申し込み。応募多数の時は抽選。申し込み時に希望の時間帯を記入してください。

    展覧会情報

    • 展覧会名称:夏季特別展「夏休み子どもミュージアム-鉄・刀・金工-」
    • 会期:令和3年(2021年)7月3日(土曜日)から9月5日(日曜日)まで(会期65日、開館56日)
    • 会場:姫路市書写の里・美術工芸館(展示室C、企画展示室、一般展示室)
    • 開館時間:午前10時00分から午後5時00分まで(入館は午後4時30分まで)
    • 入館料:一般310円(250円)、大学・高校生210円(160円)、中学・小学生50円(40円)
      ( )内の料金は20人以上の団体
    • 備考:当館の入館証提示で、姫路市立美術館「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」の入館料が団体割引になります。姫路市立美術館の特別展観覧券半券提示で、当館の入館料が団体割引になります。
    • 休館日:月曜日(8月9日は開館)、8月10日(火曜日)
    • 主催:姫路市書写の里・美術工芸館
    • 刀剣監修:姫路しらさぎ刀剣会
    • 企画:公益財団法人姫路市文化国際交流財団

    姫路市書写の里・美術工芸館

    〒671-2201 姫路市書写1223番地  電話番号:079-267-0301 ファクス:079-267-0304

    添付資料

    展覧会チラシ

    お問い合わせ

    姫路市役所教育委員会事務局姫路市書写の里・美術工芸館

    住所: 〒671-2201 姫路市書写1223番地

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