令和4年12月20日(火曜日)
担当課 姫路文学館 学芸課
担当者 甲斐
電話番号 079-293-8228
「第8回藤原正彦エッセイコンクール」の受賞作が決定しましたのでお知らせします。
姫路文学館では、エッセイストとしても人気の高い藤原正彦姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)が「読書」とともに推奨する「書くこと」の大切さを伝えるため、平成27年度に「藤原正彦エッセイコンクール」を創設しました。本賞は、中学生以上を対象とし、藤原館長の審査により、中学生部門、高校生部門、一般部門の各部門に最優秀賞、優秀賞、佳作各1作を選考するものです。
藤原正彦 姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)
最優秀賞作品にはその概要も付します。
「ウソ」
藤澤 幸示(ふじさわ ゆきじ/兵庫県 姫路市立琴陵中学校1年 兵庫県姫路市在住)
作品概要
ウソを「つきたい」と思ったことは一度もないのにウソを繰り返してしまう「僕」。谷川俊太郎の絵本『うそ』に出会って気づかされた自分の本当の気持ちを綴る。
「忘れられないありがとう」
吉武 歩花(よしたけ ほのか/兵庫県 小林聖心女子学院中学校3年 兵庫県宝塚市在住)
「四万十川の魔法」
虎島 佑奈(とらしま ゆうな/兵庫県 姫路市立広畑中学校2年 兵庫県姫路市在住)
「二枚目の貸出券」
白羽 佑果(しらは ゆうか/兵庫県 小林聖心女子学院高等学校3年 兵庫県芦屋市在住)
作品概要
偶然見つけた小学生当時の図書館の貸出券に、かつて図書館に通いつめた日々を思い出し、新たな本に出会う喜びを取り戻した体験を描く。
「家族の歴史」
藤原 あかり(ふじわら あかり/兵庫県立加古川東高等学校2年 兵庫県加古川市在住)
「あの日と目が合った」
前田 乃愛(まえだ のあ/NHK学園高等学校2年 東京都国分寺市在住)
年齢は発表日(令和4年12月20日)現在
「味噌蔵の魔法使い」
高山 恵利子(たかやま えりこ/68歳 パート 群馬県前橋市在住)
作品概要
寡黙な祖母が、味噌蔵の樽から見事に漬かった大根を引き上げた際に見せた一瞬の笑み。退屈なこの村の見本のように思われた祖母の“魔法”を目の当たりにした幼い日の記憶を綴る。
「あのね」
柴田 えみ子(しばた えみこ/75歳 外部調査員 北海道旭川市在住)
「外国のノート」
鍋島 えり(なべしま えり/35歳 日本語教師 兵庫県淡路市在住)
応募総数 1,928点(中学生部門162点、高校生部門1,134点、一般部門632点)
賞状、藤原正彦館長のサイン入り著書と副賞(以下のとおり)を贈呈します。
最優秀賞 図書カード10,000円分、優秀賞 図書カード5,000円分、佳作 図書カード2,000円分
最優秀賞 図書カード30,000円分、優秀賞 図書カード10,000円分、佳作 図書カード5,000円分
最優秀賞 100,000円、優秀賞 30,000円、佳作 10,000円
入賞作品は、表彰式において配布する作品集(冊子)や、姫路文学館ホームページに掲載します。また、各部門の最優秀作は文化雑誌「バンカル」127号(2023年3月 姫路市文化国際交流財団発行)でも紹介します。
令和5年1月22日(日曜日) 午後1時30分から午後3時00分まで(開場は午後12時30分から)
姫路文学館 講堂(北館3階)
当日先着100名、参加自由、無料
第8回藤原正彦エッセイコンクール表彰式チラシ
姫路市役所観光スポーツ局観光文化部姫路文学館
住所: 〒670-0021 姫路市山野井町84番地
電話番号: 079-293-8228 ファクス番号: 079-298-2533
電話番号のかけ間違いにご注意ください!