
世界遺産登録30周年にあたって30th anniversary of World Heritage registration

令和5年12月に世界遺産・国宝姫路城は世界遺産登録されてから30周年を迎えます。
まずもってこれまでご支援をいただきました関係各位、そして市民の皆さまに心から感謝申し上げます。

姫路城は、美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも類のない優れたもので、17世紀初頭の日本の城郭建築の最盛期に造られた天守群を中心に櫓、門、土塀等の建築物や石垣、堀などの土木建築が良好に保存され、日本独自の城郭の構造を最もよく示しております。

ニューヨークに自由の女神があるように、姫路城は市民の皆さまにとっての心の拠り所及びシンボルであり、シビックプライドの象徴です。
姫路市では令和4年12月11日から令和6年3月にかけて、世界遺産登録30周年を記念した事業を、全市を挙げて展開し、我が国の「宝」である姫路城を、保存だけでなく、観光資源として、姫路城の本質的な価値を高めながら活用することによって、文化振興とともに地域活性化を図っていきたいと考えております。
また、令和3年11月に観光地域づくり法人(登録DMO)に登録された姫路観光コンベンションビューローと連携し、姫路城を核とした観光誘客事業を展開し、令和7年に開催される大阪・関西万博につなげて参ります。
