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天体写真と観測報告「アンドロメダ銀河(M31)」

 アンドロメダ銀河・M31は、秋によく見えるアンドロメダ座の中にあります。
 以前は「アンドロメダ大星雲」とも呼ばれていました。たしかに、恒星の材料の水素が集まった星雲のようにぼんやりした光の雲のように見えますが、実際は何千億個もの恒星が集まった星の大集団(銀河)です。私たちのいる銀河系のお隣にある銀河で、230万光年ほど離れています。
 夜空の暗いところだと肉眼でもぼんやりとした光が見えて、たぶん「肉眼で見える一番遠い場所」だと思います。

M31・アンドロメダ銀河

2013年11月1日21時15分頃

  • ペンタックス10cm屈折望遠鏡(400mm)+ニコンD7000
  • 1分露出×4枚
  • Photoshopで画像処理

15cm望遠鏡で撮影したM31

2013年11月2日21時25分頃

  • 15cm反射望遠鏡(1800mm)+ニコンD7000
  • 1分露出×4枚
  • Photoshopで画像処理

15cm望遠鏡で撮影した、アンドロメダ銀河の中心部です。斜めに横切る暗黒星雲の帯が写っています。

90cm望遠鏡で撮影したM31

2013年10月28日20時30分頃

  • 90cm反射望遠鏡(4500mm)+ニコンD7000
  • 30秒露出×4枚
  • Photoshopで画像処理

90cm望遠鏡で撮影した、アンドロメダ銀河の中心部です。