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天体写真と観測報告「デジタルカメラのテスト撮影・オリオン大星雲」

デジカメで撮影したM42の中心部  最近は1眼レフタイプのデジタルカメラが多く発売されるようになりました。普通の35mmフィルムカメラ用のアダプターがそのまま使えるし、撮影してすぐに見られるので、天体写真にも大変便利です。今回は、冬の代表的な天体「オリオン大星雲」を撮影してみました。
 楕円形の虹みたいなものは、レンズとCCDの保護ガラスが干渉していると思われます。

追記(2010年):いまでは普通に見られる1眼レフタイプのデジタルカメラも、10年前はめずらしいものだったんだ、と思ってお読みください(^^

撮影データ
2001年3月8日 19時
90cm望遠鏡カセグレン直焦点(F14)+Fuji S1Pro(ISO1600相当・30秒露出) Photoshopで画像処理

デジカメで撮影したM42の全体 上の写真の中心に「トラペジウム」と呼ばれる4つ子の星が見えていますが、この写真では、白く露出オーバーになっています。

撮影データ
2001年3月8日 19時
90cm望遠鏡ニュートン直焦点(F5)+Fuji S1Pro(ISO1600相当・30秒露出) Photoshopで画像処理

デジカメで撮影したM42の全体上の写真よりもっと広い範囲が写っています。

撮影データ(左)
2001年3月8日 19時
15cm屈折望遠鏡直焦点(F12)+Fuji S1Pro(ISO400相当・30秒露出) Photoshopで画像処理