姫路科学館>天文台>天体写真

姫路科学館・天体写真と観測報告「網状星雲・NGC6992」

NGC6992(網状星雲) はくちょう座にある超新星残骸NGC6992です。モヤモヤした網のように見えるので「網状星雲」とも呼ばれています。
 星が一生の最期に大爆発を起こし、飛び散った星のガスが今も宇宙の中に広がりつづけています。緑色っぽく見える光は酸素が出す光です。私達が呼吸している酸素も、星が一生をかけて輝く事で作り出され、その星が宇宙の中に飛び散って消えていく事で、次の世代の星や生命が生まれる材料となっているのです。

2006年9月2日 姫路科学館15cm屈折望遠鏡+冷却CCDで撮影