子育て恐竜「マイアサウラ」の全身化石をはじめ、世界的にも貴重な化石の数々が姫路科学館に集結!期間中は化石の発掘体験・化石クリーニングの見学も実施しました。
基本情報
- 会期:2008年7月26日(土曜日)から9月15日(月祝)
- 場所:1階特別展示室
- 観覧料:有料(大人200円、小中高校生100円)
アマルガサウルスの全身化石(エントランスホール)

エントランスホールでアマルガサウルスの全身化石(群馬県立自然史博物館 蔵)がみなさんをお出迎え。
格闘化石のレプリカ

会場に入ってすぐ、格闘化石のレプリカがあります。
プロトケラトプスとヴェロキラプトルの2頭が争っている最中に砂に埋まるなどして、そのまま化石になったと考えられています。関節の形などもはっきり分かる、貴重な化石です。
タルボサウルスの脚部など


タルボサウルスの脚部化石やトリケラトプスの頭部骨格レプリカ(いずれもミュージアムパーク茨城県自然博物館 蔵)等が並ぶ一角。
タルボサウルスはアジア最大の肉食恐竜で、ティラノサウルスに似た姿をしています。
トリケラトプスは頭部だけで なんと、3メートルもあります!こんなに大きな恐竜たちが地上を歩いていたのですねえ。
ここには、恐竜の食べ物を紹介するコーナーや、気になる恐竜を図鑑で調べるコーナーもあります。
子育て恐竜 マイアサウラの全身化石

今回の目玉、子育て恐竜マイアサウラの全身化石(国立科学博物館 蔵)。親と子どもが一緒に発掘されることが多く、群れを作って子育てをしていたのではないかと考えられています。
体験コーナー


化石発掘体験の様子。「刷毛(はけ)」で砂をはらって、中に埋まっている化石を探します。貴重な化石だから、やさしく そーっとそーっと はらってね!
モンゴルの発掘現場のパネルを使った 解説も楽しみです。
化石のレプリカを使ったフロッタージュ体験もあります。アンモナイトに三葉虫・・・お気に入りの化石を写しとって、お土産にしよう!