播磨地域の博物学者・大上宇市について、姫路科学館所蔵のキノコや植物の標本を通じて紹介します。
香島村篠首(現在のたつの市新宮町)に生まれ、家は貧しく学校にもほとんど行けませんでした。しかし、書物から学び、自分の足で播磨の野山を歩いて、郷土の自然を調べ上げた人物です。
大上宇市と学問との出会いについて、大上宇市が学んだ中国の本草書「本草綱目」などの書物やパネルを展示。
大上宇市は自然の様々な物に興味を持ちましたが、その中の1つ・陸貝について展示。
大上宇市が著した「二千菌譜」と当館所蔵のキノコの標本を展示します。
植物学者の牧野富太郎と大上宇市は「コヤスノキ」という植物を通じて交流がありました。
大上宇市に習って、市内の小学生たちが観察した身近な自然のスケッチやキノコの塗り絵を展示。