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4園館合同企画「希少生物展-滅びゆく兵庫の生物たち-

姫路動物園、手柄山温室植物園、姫路市立水族館、姫路科学館の4館合同で、兵庫の希少生物の紹介をして、
私たちの身近で起こっている環境の悪化について知っていただく企画です。科学館では昆虫、陸貝の標本展示を行います。

基本情報

  • 会期:1999年9月11日から9月26日
  • 場所:1階特別展示室
  • 観覧料:無料

展示の目的

メダカが絶滅危惧種にランクアップされたというニュースには、多くの人が驚いたことでしょう。いや、メダカなんかたくさんいるという人もあるのですが、いなくなった場所がたくさんあるということなのです。その他にも兵庫県では確実に生息数が減少して希少になっている動植物がたくさん知られています。
 今回は姫路動物園、手柄山温室植物園、姫路市立水族館とともに、これら希少生物の紹介をして、私たちの身近で起こっている環境の悪化について皆様方に向かって警鐘を鳴り響かせたいとの思いで企画しています。科学館では昆虫、陸貝の標本展示を行います。4園館をまわると、すてきな記念品やクイズに正解すると、抽選でコルチカムの球根が貰えます。ぜひ見に来て頂きますようご案内申し上げます。

会場の様子

会場に展示したたくさんの標本

会場では昆虫のグループ(目)ごとに、標本展示を行っています。標本箱の中に希少種の説明と県内での分布状況がわかる地図が入っています。

ギフチョウについての展示

会場の奥に、ギフチョウの解説コーナーがあります。ここではギフチョウが生育できるために何が必要なのかを色々な角度から説明しています。そして、食草である「ヒメカンアオイ」の展示もしています。

オオクワガタについての展示

入り口付近には、話題の「オオクワガタ」を展示、20年前に雄雌のつがいに1万円の値がついた。それが、今年は500万円にもなっていることを報じる新聞記事も掲載しています。

クイズの賞品

クイズの賞品の球根

クイズに正解すると「コルチカム」というイヌサフランの1種で夏水仙や彼岸花のように球根から、いきなり花芽がでて左のようなきれいな花が咲きます。机の上に置いておくだけで咲くんですから、マスコットにもなりますよ。