

ケレスの直径は、火星と木星の間にある小惑星帯では最大の950kmあって比較的明るく見えますが、地球からの距離は一番近い時でも2.5億kmも離れてるので、星の子館の望遠鏡で見ても他の星と区別がつきません。そこで、時間をずらして同じ星空を撮影することで、太陽の周りを公転する動きを捉えて確認します。
1枚ごとの写真ではわかりませんが、1時間たった2枚を重ねてみると移動している事がわかります。
- 2012年12月24日
- 15cm屈折望遠鏡(焦点距離1800mm)+ニコンD7000

ケレスは、1801年にイタリアで発見された1番目の小惑星です。発見された当時は、火星と木星の間にある惑星と考えられていましたが、他の惑星より小さくパラスやベスタのようなにた天体が見つかることもあって、小惑星と呼ばれるようになりました。
2006年に太陽系にある天体の分類が見直されて、ケレスは冥王星と一緒に「準惑星」というグループに分類されるようになりましたが、小惑星の時代についた「小惑星1番」は変わっていません。
2015年にはNASAの探査機ドーン(リンク先は英語)が接近して、詳しい調査が行われる予定です。
ケレスの直径は、火星と木星の間にある小惑星帯では最大の950kmあって比較的明るく見えますが、地球からの距離は一番近い時でも2.5億kmも離れてるので、星の子館の望遠鏡で見ても他の星と区別がつきません。そこで、時間をずらして同じ星空を撮影することで、太陽の周りを公転する動きを捉えて確認します。
1枚ごとの写真ではわかりませんが、1時間たった2枚を重ねてみると移動している事がわかります。