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天体写真と観測報告「月齢9」

月齢9の月 月齢9の月は、欠け際にコペルニクスという目立つクレーターが見えます。

高解像度版

コペルニクスクレータ 欠け際に見えているのがコペルニクス(直径93km)です。隕石の衝突で地面がめくれ上がったようなしわがたくさん見えます。右側のエラトステネス(直径58km)との間には、鎖のように小さなクレーターが連なって見えます。

  • 2012年8月26日
  • 90cm反射望遠鏡(焦点距離14000mm)+ソニーNEX-5

ティコとロンゴモンタヌス 中央のクレーターはティコ(直径85km)です。満月のころに見ると、ティコから放射状に「光条」と呼ばれるクレーターから飛び出した物質の細い筋が見えます。
 左下の大きなクレーターは、ティコの弟子の名前が付いたロンゴモンタヌス(直径145km)です。

  • 2012年8月26日
  • 90cm反射望遠鏡(焦点距離14000mm)+ソニーNEX-5

プラトー 月齢8にも見えていたプラトー(直径101km)です。同じ場所も1日たつと太陽の光の当たり方が変わって、違った雰囲気に見えます。

  • 2012年8月26日
  • 90cm反射望遠鏡(焦点距離14000mm)+ソニーNEX-5