JAXAから感謝状を頂きました(2021年12月)

JAXA「はやぶさ2プロジェクト」より日本公開天文台協会(JAPOS)あてに、地球スイングバイや小惑星リュグウの観測、そして当「おかえり観測キャンペーン」等で「はやぶさ2」に協力があったとのことで、感謝状を頂きました。
キャンペーンに参加して下さった各施設と個人のみなさん、そして、見守って下さった全国の方々がいてこその感謝状と思います。厚くお礼申し上げます。
「はやぶさ2」の撮影報告
おまたせしました。はやぶさ2撮影報告をまとめました。
観測キャンペーン参加した、海外含めて全国で140か所ほどの場所で「はやぶさ2」を出迎えて、撮影に成功した報告が寄せられています!
撮影に成功した場所は、マークが「はやぶさ2印」に替わります。アイコンをクリックすると、画像や撮影者のHPに飛びます。
観測報告(一時休止中)
観測に成功された方★はやぶさ2観測報告フォーム(外部サイトへ)よりお知らせください。
キャンペーンサイトの人員も限られておりますので、申し訳ありませんが、撮影されたものの同定作業には対応できません。
小惑星「リュウグウ」の撮影報告

みなさんが見上げる夜空には、肉眼では見えませんが、「はやぶさ2」の目的地、小惑星リュウグウがいます。
2020年11月から12月にかけては、秋の星座のペガスス座からみずがめ座にかけて移動していきます。明るさは17等星(肉眼で見える明るさの2万分の1以下)なので、撮影するためには大型の望遠鏡と、アストロアーツ社の「ステラナビゲーター」やJPLのHorizonsなどで、リュウグウの位置を調べる必要があります。
みんなで応援しよう!
肉眼では見えなくても、帰ってくる「はやぶさ2」を応援しましょう!SNSでハッシュタグ「#おかえりはやぶさ2」で呟いてみてください。
取材や撮影された映像について
画像の著作権は撮影者にあります。マスコミ等の取材や映像提供については、観測に参加する施設等に直接お問い合わせください。
「はやぶさ2」の撮影について
「はやぶさ2」は自分で光っているのではなく、太陽の光を反射して光って見えます。想定される明るさ(13等から16等・人間の目で見える限界のさらに500分の1以下)や移動速度(最大18分角・満月の半分くらい/1分間)を考えると、
- 肉眼では見えません
- スマホやコンパクトデジカメでは撮影できません
撮影するには、下記の機材が必要と思われます。
- 口径20cm前後の天体望遠鏡+冷却CCDカメラや高感度のデジタル一眼レフカメラ
- 直焦点のガイド撮影の経験
- 動画は特殊な超高感度のカメラと望遠鏡を組み合わせないと難しいと思われます
参考:2015年の「はやぶさ2地球スイングバイ」観測キャンペンーン
本キャンペーンについて
このキャンペーンは、下記の3団体が共同で実施しています。
- JAXAはやぶさ2プロジェクト:はやぶさ2の現状についての情報提供、観測用データの計算
- 日本惑星協会(TPSJ):主に個人・アマチュアの方の情報のとりまとめ、広報
- 日本公開天文台協会(JAPOS):主に公開天文台や科学館などの施設向けの情報のとりまとめ、広報
★問い合わせフォーム(外部サイトへ)